レゴ ニンジャゴー ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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レゴ ニャジラゴー🐈 ジャッキー師父、それはニンジュツじゃなくてクンフーです…。
レゴブロックを題材にしたアドベンチャー・コメディアニメ『レゴムービー』シリーズの第3作にして、ニンジャの少年ロイドを主人公に据えたスピンオフ作品。
”ニンジャゴーシティ”を我が物にしようと企む悪党ブラックガーマドンと戦う謎のニンジャ軍団。そのメンバーの1人、グリーン・ニンジャのロイドはガーマドンの息子だった。
彼の16歳の誕生日、自分のことを気にかけず性懲りも無く街を襲い始めるガーマドンに、ついにロイドの怒りは爆発してしまう…。
主人公ロイド・ガーマドンの声を演じるのは『ウォーム・ボディーズ』『グランド・イリュージョン』シリーズのデイヴ・フランコ。
ロイドの師匠、ウー先生の声を演じるのは『ラッシュアワー』シリーズや『ベスト・キッド』の、レジェンド俳優ジャッキー・チェン。またジャッキーは、古物屋の店主役として実写でも出演している。
ニンジャ軍団の一員であるレッド・ニンジャ、カイの声を演じるのは『アントマン』『オデッセイ』のマイケル・ペーニャ。
なお、これまでのシリーズ作品でおしごと大王やバットマンの日本語版声優を務めてきた山寺宏一は、本作ではブラックガーマドンの日本語吹き替えを担当している。
7000万ドルの製作費に対し、興行収入は1億2000万ドル程度。興行的には『レゴムービー』シリーズ初の失敗作となってしまった本作。
『LEGOムービー』(2014)が4億7000万ドル、『レゴバットマン』(2017)が3億ドルを稼ぎ出したことと比較すると、本作のコケ方がいかにド派手なものなのかがわかるだろう。
これだけコケたのだからさぞかし駄作なのだろうと思っていたのだが、嬉しいことにその考えは杞憂に過ぎなかった。なんだよ今作も十分面白いじゃん!!
自分のようなレゴ弱者は、そもそもこの『ニンジャゴー』が何なのかよく知らない。
『レゴバットマン』はまだわかります。バットマンは『LEGOムービー』の主要キャラクターだし。でも、この『ニンジャゴー』はさっぱりわかんない。過去の映画作品には登場してないし…。一体この人たち何?
という訳で調べてみました。
「ニンジャゴー」は2011年に発売が開始されたレゴシリーズ。2012年からはテレビアニメ化もされており、それは現在まで続くご長寿番組となっている。へーそうなんだ。
テレビ版の方をチラッとだけ見てみたけど、どうやらこの映画とはストーリー的な繋がりはないみたい。ただ、キャラクターの背景や設定には共通している点も多いようなので、この映画を観るにあたりテレビ版を事前に視聴しておくと、よりこの世界観に入り込めるかも。
本作が興行的に失敗した最大の原因は、レゴとワーナーが「ニンジャゴー」の世間的な知名度の見積りを誤ったことだと思う。
おもちゃの売れ行きが良いのだから映画化したのだろうが、正直一般的にはあまり知られていない。テレビアニメだって子供かよっぽどのレゴマニアしか見ていないだろう。
そこが「バットマン」との大きな違い。バットマンならレゴに興味関心がない人たちにも広く知られている訳で、いちいち「バットマンの正体は実は大金持ちで〜」とか「ジョーカーという悪役がいて〜」とか、そういう説明をせずともスッと映画を始める事が出来る。
だが、「ニンジャゴー」の場合はそうはいかない。広い層に観てもらうためにはニンジャ軍団のメンバーやガーマドン、そしてニンジャの中に眠る”エレメント”、そう言ったことに対する説明が必要になる。
本作はこの辺りの説明やお膳立てを極力排除。ニンジャ軍団はニンジャゴーシティの人々にヒーローとして認知されており、宿敵ガーマドンとも既に何度も手合わせをしている模様。
つまり、この映画はスーパーヒーロー映画にはつきものであるオリジンストーリーをすっ飛ばし、いきなり本題に入っている訳です。
色分けされた6人のニンジャ軍団という設定は日本の「スーパーヒーロー戦隊」、アメリカ的にいうなら「パワーレンジャー」をモデルにしているのだろうが、同じくパワーレンジャーをモデルしていると思われるディズニー制作のスーパーヒーロー映画『ベイマックス』(2014)はチームのオリジンストーリーを丁寧に描いていた。
作劇としてどちらが正しいとか間違っているとか、そういうことを言いたいわけではないが、本作と『ベイマックス』のどちらが飲み込みやすいかと言われるとそれはやはり後者。
本作は6人もメンバーがいる上、レゴのデザイン上それぞれの見た目に大きな違いが無いので、正直言って誰が誰やら全然覚えられない。
ただでさえ飲み込みづらいのに、その上何故かメンバーの1人が実はロボだという謎設定もあり、ますますこのチームのことがよくわからなくなってくる。
ロイドとガーマドン、父と息子の物語にフォーカスしたかったのはわかるのだが、それなら6人もメンバー要らんやろ3人くらいにしとけ、という気がしないでもない。元々の設定が6人なんだからそこは仕方ないのかも知れないけどさぁ、それなら定石通りチームのオリジンストーリーを描いた方が良かったんじゃない?
とまぁ、正直この映画の世界観やキャラクターたちには乗りづらかった。ただ、それは自分がニンジャゴーについて全くの無知だったからだろう。ニンジャゴーのアニメを観ているという人や、ニンジャゴーのレゴで遊んでいるという人ならすんなりと受け入れられるんじゃ無いかな?
映画の内容は、前にも述べた通り普通に面白い!!
『レゴムービー』シリーズ恒例のオフビートなギャグ、刺激的な映像体験、そして感動的なストーリーは本作でも十分に発揮されています。
そして本作一番の見どころは、何といってもジャッキー・チェン!ジャッキーが出てくるということです!
オープニングロゴで遊ぶというのがこのシリーズのお約束ですが、本作ではオープニングが何故か香港映画風。何でニンジャ映画なのに香港風なの?とか思わんことも無いが、そこは一先ず置いておこう。そのオープニングが終わると、まさかのいきなり実写パートがスタート。実写パートがクライマックスだった『LEGOムービー』とは対照的な作りです。
出てくるのはいじめられっ子の少年。その少年がしょんぼりしながら怪しげな古物屋の扉を開けると、そこにいるのは!!出ました我らがジャッキー・チェン!!
いやー、もうね。こういうサプライズ・ジャッキーを用意されるともう無条件で花丸あげたくなっちゃう。これだけでこの映画大合格!💯✨にっこりにこにこ破顔の笑み😊
ジャッキーはニンジャじゃなくてカンフーマスターだろ!いい加減にしろ!!…とか、そういう尻の穴が小さいことを言う奴には怒りの怪鳥蹴り。アチョー!!
…まぁ実際のところ、この映画のアクションは1ミリもニンジュツじゃ無いんだけどね…。完全にカンフーなんだけどね…。
この映画、実はジャッキーは俳優/声優だけでなく、アクションスタントも担当しています。
我らがジャッキー・チェンは子飼いのスタント軍団に作中のアクションを実際に演じさせ、監督はその動きを基にアニメーションを作り上げている。つまりこの映画、レゴアニメの皮を被った純度100%のジャッキー映画なのです!!
ジャッキーが偉いのは、ちゃんとキャラクターがレゴであることを念頭に置いてアクションを演出しているところ。メイキングを見ると、ジャッキーは人間にアクションを演じさせるのと同時に手元にあるレゴを動かし、どうすればアクションシーンが面白くなるのかについて考えを巡らせている。「レゴなんだし、相手の頭にくっついて戦ったら面白いよね!」みたいな感じの、柔軟な発想でアクションを構築していく様は流石ジャッキー!アニメという分野でもその演出家としての才を存分に発揮しています♪
という訳で、子供向けのようで実はジャッキー直撃世代のオッさん向けという、何だかよくわからないアニメ。全然ヒットしなかった訳だが、そもそもヒットさせるつもりがあったのかすら疑問である。
宣伝とかでジャッキー映画だということを全面に押し出していればもっと広まったんじゃないかなぁ。この映画のことを知らないジャッキーファンも結構いるだろうし、そこは勿体無い気がする。
とは言え、今の時代ジャッキーでそこまで客は呼べないか…。そう考えるとちょっと寂しい…。
とはいえ、この映画のジャッキー愛は本物。何たって本作のエンドロールにはジャッキー映画お馴染みのNGシーンがついてるんだから!もうこれ見ただけで落涙しそうになっちゃった…🥹
レゴのことを知らなくても、ジャッキーファンなら絶対に見てほしい一作!!
ニャジラも出るよ🐈🐈🐈可愛いよ🐈⬛🐈⬛🐈⬛
面白かった~👍
ニンジャだけどカンフーとメカアクションと親子問題
テレビアニメは観なくても楽しめます
メカアクションが良かったです
メカはレゴで再現出来る様ですけど、大変でしょうね
カンフーアクションはジャッキーチェンが監修しています
ジャッキーの関係の人のアクションを撮影して参考にしているって手間をかけてますね
実写バートにはジャッキーが登場してます
アレ予告かなって勘違いしそうになりました
ニンジャとカンフーを同じにしとけばアメリカ人は皆喜ぶ
同名TVアニメシリーズの劇場版。
どうやら『LEGOムービー』『レゴバットマン』に続くシリーズ第3弾って位置付けではないようだが、同関連作である。
TVシリーズは見た事ないけど、レゴムービー前2作は見ている。と言うか、かなり好きだ。
ゴキゲンで全く新しいアニメであった『LEGOムービー』。
バットマンをシュールに描いた『レゴバットマン』。
今回も楽しみにしていた。
平和なニンジャゴーシティを狙う悪の帝王、ガーマドン。
立ち向かうは、6人のニンジャ!
レゴならではのユニークな表現。
ニンジャ、戦隊ヒーロー物、ロボット、ガーマドンの鎧武者スタイル、突如ニンジャゴーシティに現れた巨猫、その名は…などの日本要素。
数々のパロディ。
今回も楽しいのは楽しい。
でも、前2作の面白さには遠く及ばなかった。
今回、何だか話がイマイチ面白くなかった。
6人のニンジャの一人、グリーン・ニンジャことロイドとガーマドンは、何と親子!
ガーマドン以外周知の事。よって、ロイドは街の嫌われ者。
悪党の父に複雑な感情を抱きながら、街を守っている。
この設定を活かし、これまで同様一捻りしたストーリー展開になるのかと期待するも、そうでもなく。
予定調和的な父子和解の話に収まってしまっている。
それから、他の方も指摘してる通り終始違和感拭えなかったのが、
本作ってニンジャが題材だよね?
なのに、何なんだろう、この、香港カンフー映画風は…。
往年のカンフー映画風のワーナーのロゴマークや冒頭と最後のジャッキー・チェン、EDのNG集は嬉しいファンサービス。
でもこれじゃあ完全にカンフー映画。ジャッキーが声を担当したニンジャの師匠もウーだし…。
ニンジャもカンフーも、日本も香港や中国も、結局ハリウッドから見れば同じ。
他人の国の歴史や伝統なんてどーだっていい。
レゴアニメにして、カンフーやジャッキーを引っ張り出して、ニンジャにしとけば、アメリカ人は皆喜ぶ。
「ニンジャ」じゃなくて「レンジャー」!
しょっぱなの映像からのけぞってしまった。
「ニンジャ」映画なのになぜ香港映画のような字幕が?ハッ?漢族は関係ないだろうに。
冒頭に登場するジャッキー・チェン、ジャッキーは好きだが、漢族の文化と忍者に接点は一切ない!
あっ、でも吹き替えは安定の石丸博也ね!これは良かった。
その後、ニンジャマスターがチャイナ服を着て登場、彼の名前が「ウー」????
おいおい、それはニンジャマスターではなくカンフーマスターだろう?
なんか敵になった悪役がいかにもな戦国大名風の兜をかぶっているけど、もしかして暗に日本を貶めてるのか?
しかも腕が4本あるぞ。
人間なのか?
でも、主役のロイドの親父らしい。
えっ、ウー先生と兄弟?
カインとアベルかよ!!!
忍者たちの襟のあの文字はなんなんだ?
平仮名とも片仮名とも漢字とも似ても似つかない象形文字のようなものは?
なんだ〜日本色を消すためか〜、おいおい、その割には漢族の簡体字がちゃっかり出てんじゃねえか!
と、観続けていくとドンドンつっこみどころが増えていく映画であった。
かつて韓国でも忍者も侍も元々は朝鮮の文化だと言い張っていた時期があった。
「さむらい」は「サウラビ」になり、「武士」を韓国語読みした『ムサ』という映画まであった。
内容はまんま『七人の侍』であった。
ついにその動きがお隣にも飛び火したのだろうか。
さらに言うならウー先生が着ているチャイナ服自体が元々は漢族の文化ではない。
あれは清朝を建国した満洲族の文化である。
もしや忍者もそれを狙ってるのか?そんな恥ずべき行為はヤメテクレィィィ〜!!!
まあこういうひどさにひたすら目をつぶればレゴがぶっ壊れるシーンなど全体的な映像は楽しめる。
吹き替え版では例の4本腕の悪役ブラックガードマンの声を山寺宏一が務めていたり、主役のロイドの母ちゃんでありかつブラックガードマンの元奥さんのミサコの声を沢城みゆきが務めているので、彼らの芸達者ぶりを堪能できる。
ん〜、これってTVシリーズもあったよね?
まっ、観ることはないな。
笑ってしまうくらいに漢族に媚びを売っている映画であった。
そもそも「忍者」を北京普通話で発音すると「renzhe」になり「レンジャー」に近くなる。
自国のパワーレンジャーででも媚び売っとけ!
あっ、でもパワーレンジャーも元々の発祥は日本だった!
鑑賞中に寝てしまったが『レゴ バットマン ザ・ムービー』ではこんな感想を抱くことはなかったが…
なんでオレこの映画観ちゃったんだろ?
最終兵器が映画の見どころ
レゴシリーズの映画
毎度の事ながら大人でも子供でも楽しめる内容で良かった
最終兵器が一番ツボ
後半は少しだけダレるかもしれないけど
ところどころ小ネタ挟んでくるので飽きずに見れるところも多かった
サメ将軍が出川なのはマジで気づかなかった
30分番組がベスト。
よかった
楽しかったけど、それほど興奮しなかった。前ほど、えげつなさがなかった。途中でちょっと飽きた。
お父さんを倒すための最終最終兵器を探して山に冒険していたのに、途中でお父さんと和解していたため、最終最終兵器必要ないじゃないかと思った。
カンフーと忍者のつながりは
導入と締めにジャッキー・チェンが出てきて、怪しい古道具屋が余りに似合い過ぎて、そこだけで爆笑でした。物語を聞いただけでカンフーの達人には成れ無いとか、ジャッキーが言うと重みがありすぎる。ストーリーは青年の成長ものとして楽しかったです。あえてのチープなカンフー映画のシーンとか、昔の映画への愛情もありました。レゴの巨大ロボが街中を縦横無尽に動く所はテンション上がりました。主人公の力かグリーンというのも、良いですね。ところで気になった所が一つだけ。少年は明日の早朝からカンフーを習う様ですが、カンフー習っても忍者には成れないと思うけど、それは良いのかな?
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