FRANK フランクのレビュー・感想・評価
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自分には合わなかった、、
フランクがなんで被り物をしているのか、その謎と素顔が知りたくて頑張って観たけれどどうも話に入り込めず、集中できず…よく分からなかった。
終盤でフランクの素顔がお目見えし、彼の両親から事情を説明されていたがけれど、特に気持ちが動かず。
もうここで観るのをやめてしまった。
バンドメンバーとのいざこざやらが途中にあったり、あるメンバーの衝撃的な事件が起こったりするけれど、特に興味をそそられる事もなく。。
刺さる人には刺さるのかもしれない。
被り物で動いてるのがなんともシュール。 目に見えてバンドが一体にな...
被り物で動いてるのがなんともシュール。
目に見えてバンドが一体になったと思いきや、乱したのはクソな曲。傷つきながらもラストのI Love You All〜♪で本当の素顔のメロディが生まれる。
音楽の才能の差を見せつけられるのが苦しくもある。
ロシアの『テルミン』見たいな音楽
キーボードが二人いて、ドラムが一人いて、ベースが一人いるバンドって、どんな音を目指すのか?
メロディを2台のキーボードで!
ギターとサイドギターが普通いるだろ?
ロシアの『テルミン』見たいな音楽は古すぎる。
流行った曲としては、ベンチャーズとかだが、彼等にも少なくともギターがいた。ベンチャーズの『パーコレーター』って曲をオジキの聞かされた。あまり、感動には程遠い。
昔、昔、深夜にやっていた『イカ●●●●天●』を思い出した。
で、何が言いたいのか?
コメディのお面を被ったお面主人公映画
絵面的にポップなコメディ映画かと思わせて、結構渋めの人間ドラマを突然ぶっ込んでくるコメディ映画のお面を被ったお面主人公の人間ドラマ映画。
狂言回し的主人公のジョンは音楽が好きで自作の曲もたくさん作るものの、アップしても反響無し。そんな彼がたまたまメンバーがトラブルで欠けたバンドの代打を引き受け、ライブハウスに行ってみると、そのバンドはでっかいお面を被った謎のヴォーカル、フランク率いるバンドだった。そこでフランクに気に入られ、正式にメンバーとして迎えられたジョンはアルバム作成のためにメンバーとレコーディングに向かう、というお話。
本当の主人公は謎のお面の男フランク。だけど顔を見せないだけでなく謎だらけ、だけどなんだか物凄い音楽へのこだわりがあって、レコーディングも結局1年(!)以上かかってしまったり、実際のレコーディングを始めるまでも大変な時間をかけてわけわからん事をしていたり、と掴みどころがない。
ここが少し怠い。ただ、ゆっくりと色々なことが進んでいくんだけど、終盤の展開につながることがちょっとずつ散りばめられているので、フランクのキャラを探りつつ見続けてほしい。
中盤以降、ジョンのある行為でバンドの運命は急展開を迎えるんだけど、思いが共有できていない人物が小さなグループに入ることで起こる亀裂がどんどん大きくなってく。
ここは意見の分かれるところだと思うけど、果たしてフランク始めオリジナルメンバーは本当に才能溢れるアーティストなのか、それとも内輪でフランクを信仰している変わり者寄せ集め集団だったのか。
私は途中までは前者だと思って観ていた。でも、もしかしたら後者なのでは?とも思える描写もちらちら見受ける。
そうするとこの映画が、才能の違いをイヤというほど見せつけられた持っていない者ジョンの映画、なのではなく、小さなサークルで楽しんでいた音楽集団が、ちょっとした切っ掛けで大きな舞台に引きずり出されてしまったことで、その舞台には立てないことを悟ってしまったフランクの映画、なのかなとも思った。
彼にとっては、元のメンバーと小さな舞台で好きな音楽をやることの方が幸せだと、きっと思ったと思う。そのメンバーと一緒なら、もう仮面はいらない、というラストだったのかな、と思った。
ポップな感じで大変重い人間ドラマだったけど、見ごたえはあった。
ただ、ちょっと起伏が少ないところがあるかも。
自分はこの映画好きだなあ。 フランクというキャラクターが奇妙なのに...
自分はこの映画好きだなあ。
フランクというキャラクターが奇妙なのに音楽の才能があり多才でなぜか受け入れられてしまうところが面白い。
またバンドの曲も妙だけどもっと聴きたくなる。フランクの歌う声も低くて聴き心地が良くてはまる。即興で歌を作っちゃうのがかっこいい。
そしてジョンの勝手さはウザいしハラハラするけれど最後はとてもいい終わり方をする。結局は嫌いなままで終わったキャラクターもいない。すごいわ。
なんか人間を赤裸々に描いてるなと思ってたらルームの監督さんだって。最後はやさしい気持ちで観終えたのでさすがだった。
(ポエマーで読みにくいので自分用レビュー)
彼らの世界と、大衆という世界は
交われないし、交わる必要はないんだ。
人間は誰しも、認められたい、って思うけど
理解しあえることのない世界に評価されたところで、
なんら価値はない。
それよりも、彼らの世界の中で、
彼らにしか出来ないことを作り続けることが
1番価値があることなんだ。
彼らのような感受性を、心のどこか一部でいいから
持って生きていきたい。
彼らの世界を少しでも理解できる感性があるジョン
みたいな生き方でもいいから。
自分が、大衆という世界にいることに気付かない人にはならないようにと。
映画そのものも、大衆ウケするものじゃないね。
いい男見えず
ファスベンダーと言えば、「X-MEN」のマグニート。超イケメンとは彼の為の言葉。イケメンと言われて多少脳内補正しなきゃいけない役者は沢山いるが、彼は非の打ち所が無い。
その彼が最初から被り物して顔見えず。すごい覚悟だ。その訳が悲しい事は予想出来たが、なんか理解出来ず、モヤモヤしたまま終わった。
一度でいいから、バンドのフルメンバーの演奏した曲が有れば、ラストの曲がもっと生きた気がする。
フランクは病気というか、先天性なものでしょうね。
フランクと凡人
精神的な傷を抱えているからこそ秀でた才能があるという思い込みに切り込んだ、そんな作品。
自分には才能があると思い、フランクに憧れて彼のようになれると思うジョン。野心家などではないが、自分の音楽を認めてもらいたい気持ちから彼の才能に頼って有名になろうと動画をアップするようになる。
きっと、フランクやクララは精神的な問題を抱えていると決めてかかるところからもうすでにジョンは凡人なのだ。お面を被らなくてもフランクの音楽は人の心を動かすのに。(私には音楽の良さはさっぱりわからなかったが)
お面でもいろんな表情があるように見えるのが不思議。
アイルランドでの作曲作りのところや、アメリカで位牌をまくところなど、ところどころイギリスらしい笑いが散りばめられていてそれも楽しめた。
どういった映画なのかイマイチ分からない
この映画はあらゆるところが中途半端すぎてよくわからない。
たとえば、
〇ジョンの会社はどうなったのか
〇フランクのお面が取れて仲間たちはどう思っているのか
〇最後ジョンはメンバー解散になったのか
フランクのお面の謎がわかってもその後が描かれていないため少し残念。想像ということなのだろうか。
バンドをやる目的が違う
有名になることが音楽のゴールだと信じて疑わず、メンバーの了解も得ずに動画をネットにあげ、事を大きくして、結果的にバンドを解散に持ち込んだジョンを好きになれない。
突き抜けて、脱がないで!?
唐突にいや自然に普通にあの被り物で登場してスクリーンに彼が映る度にニヤリと笑ってしまう。
特にコカ・コーラって歌うシーンはかなりの爆笑モノで一番好きな場面。
そんな笑えるコメディ映画かと思いきや後半から物語はシリアス?に感動?の方向性へ。
ステージでのライブ演奏がほぼ無かったのは曲が良かったからこその不満だしファスベンダーは脱がずに最後まで被っていて欲しかった!?
精神疾患男のリハビリバンドライフ?
精神的な問題を抱えているだろうことは何となく気づく。オフビート。バンドメンバーの動機がつかめなかった、歴代キーボードが自殺する謎も。
レビュー
面白い…?!?!何が面白かったのかよく分からなかったが、一気観してしまった。被り物をしてるから、とか、才能に惹かれてるから、など、みんな何かに依存して、個性を光らせる。家を照らすには十分で、外の日光では消えて無くなる。
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