「アクションがすごい。」ミュータント・タートルズ　mg599さんの映画レビュー（感想・評価）

何度目かの映画化と思うが、今回がいちばんしっかりした出来だったのではないか。

4人のカメたちのおいたちも描き、彼らがなぜ強いのかという説明も辻褄が合っている。あえて言えば、そのような説明はなくてもよかったのかもしれない。

ジョナサン・リーベスマンの演出がすさまじい。
これは監督のイメージの問題ではなく、もはや映像にできないものなどない、ということであろう。
スプリンターというでかいネズミと戦闘ロボみたいなものとの対決は、実写であるはずなのだが、この世のものではないのですべてCG。そして、これをよしとする環境が整ってきたということだろう。
雪山のカーチェイスも迫力満点で、かのシーンだけでも観た甲斐はあった。

シリーズ化しそうな終わり方だったが、まだそのニュースは聞こえてこない。