滝を見にいくのレビュー・感想・評価
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鑑賞者に突っ込んで貰いたくて作った映画?
・来た道を戻るのが鉄則。
・知識が無いのなら、自然の物を食べては駄目。
・国立公園内で焚き火は駄目。
・水の確保が最初
・こんな場所に甘柿がある訳無い。
・月明りでもこんな明るくならない。
・11月の妙高高原はかなり寒い
・国立公園内の動物を殺して食べるな んてもっての他。
・妙高高原にバスで3万は高い。
まだまだ、おかしな所は沢山あるが、倫理観と生死関わるので、以上大まかに指摘する。
この程度のシチュエーションコメディなら、設定を変えて、都内の公園から出られなくなったとか言った話にすれば良いと思うが。素人使うのは良いが素人まるだし。演技の良し悪しではない。売れない舞台俳優が沢山いるはずだ。もっとも、演出家も映画は素人の様だが。
夢をサイドストーリーにするのは学芸会以下。
2018年に軽井沢でバスの横転事故があったのを覚えていると思うが、同じ地域であること、この後に起きた出来事と考えるとバス会社の反省が生かされていない。御冥福をお祈りします。
みんなそれぞれ可愛さがある笑
おばちゃんが遭難したら、本当にこんな感じになるだろうなと思った。
おばちゃんだからこその、結束力で見事に乗り切る感じがと見ていてとても面白かった。
若者だったらこうはいかないなと思った。
山の景色も綺麗。
ジュンジュン派です笑
これが男5人だったら全く違う展開になるんだろうなぁってずっと思ってしまう。
女性だからこその協調性が、まさかサバイバルに適してるとは。
意外とサバイバル萌え感もあるし山ってなめちゃいかんて思いました。
バジェットや本編時間だけみれば小さな映画かも知れませんが、様々なものが見えてくる不思議な映画でした。
最後は少し泣けました。
ジュンジュンが娘へのお土産を思い出した時、急に母親の顔になるのがとても寂しく感じ、この2日間が彼女(達)にとっていかに幸福な時間だったかを物語ってたと思います。
40超えたら、女はみんな同い年じゃ、ボケ
映画「滝を見にいく」(沖田修一監督)から。
「主要キャスト全員をオーディションで選出し、
演技経験のない一般人を含む7人の女性たちが、
おばちゃんたちを個性豊かに演じる」という紹介に、
期待と不安が入り交じって、観始めた。
山の中で迷子になった設定にしては、緊張感なく楽しめた。
特に、台詞もアドリブ?と思えるような、自然な言い回しが、
妙に新鮮で、私のメモに多く残った。
例えば「まっ、いろいろありますよ」とか
「そんときは、そんときでしょ」
「もうどうでもいいから、早く帰りたい」
「もう、私、疲れていて、よくわかんない」
「いいじゃない、なんとかなるわよ」「どうにかなるわ、きっと」
遭難するかもしれないという不安の中で繰り返される、
おばちゃんたちの、他人事のような投げやりな台詞。
男同士なら、きっと多くの解決策を出しあうのになぁ、と
やや呆れながら、実は羨ましながら、メモを取った。
これが「映画」になるのだから、面白いものだなぁ。
最後に、何気ない会話やケンカで、面白かったものを2つ紹介。
・「有名な秘湯らしいですよ」「なんかそれ、おかしくない?」
・「いちいち、つっかかってくるの、やめてもらえません?」
「何、その言い方。だいいち、あんた年下でしょ?」
「40超えたら、女はみんな同い年じゃ、ボケ」
素敵な映画
沖田修一監督の映画が大好きで観られるものは全て観ているので、今回は今までの作品と比べて(というか普通の映画としても)上映時間がとても短く、観る前は沖田監督特有の間とか空気感がなくなってしまうんじゃないかと不安だったけど、杞憂だった。
最初は仲良くなかったおばさんどうしが最終的にはあだ名で呼びあったり縄跳びしたりコイバナしたり、そんな姿をみてるだけで最高にニヤニヤクスクスできる映画だった。
冒頭のシーンと同じセリフが後半で出てきて同じ場所に戻ってきたことに気づいたシーンはうまいなぁ〜と思った。
だから生き残る。
これはまさに、オバちゃんたちの「イントゥ・ザ・ウッズ」。
しかしのどかだ。平和だ。オバちゃんは強い。めげない。
こんなツアーがあるのかと思うほど少人数のバスツアーは、
見事なまでにオバちゃんばかり。慣れないガイドの道案内が
山中で幻の大滝見学目前で忽然と途絶え、オバちゃんたちは
山道で取り残される。初めこそ不安剥き出しで右往左往する
オバちゃんたちだが、次第に打ち解けてついに夜を迎える…
あるわけないだろ(爆)と思う設定のファンタジーとリアルが
中高年俳優を包み込んで、突然のサバイバル劇へと導かれる。
どう見てもこの人は素人だよね?と思うオバちゃんの雑談や、
本当に困った時に普通の人はどんな顔をするのかが手に取る
ように描かれており、こんな親近感はめったに味わえない。
バスツアーの「オバちゃんあるある」ネタも満載。
人生は何が起こるか分からないもの、ふと参加したツアーで
とんだ災難に見舞われることも無きにしも非ず。そんな時
心強いのがこういう女の団結力!である。止めても死なない
生命力とモトをとってやる欲の深さがオバちゃんのモットー、
だからオンナって強いんだ。が見てとれる。オジちゃんたちは
こんな山中団体戦で生き残れるだろうか。ムリだろうなぁー。
ちなみにタイトルに嘘はございません。
(誰も死なないからね、こっちは。魔女は大勢出てくるけど^^;)
滝見にいこか
沖田修一監督、やっぱり好きだなぁと改めて感じた作品。登場人物の描き方が秀逸。
出てる俳優さんで知ってるのは、だめガイド役の黒田さんだけ。(南極料理人でもいい味出してた。今回もとほほ顔が最高。本当蹴り飛ばしたくなる…笑)
メイン俳優さんたちは身近にいそうな感じで全く知らなかったのに、こんなに楽しめるとは思わなかった。それぞれ個性がうまく引き出されてて、演出がすごくいい。
山で遭難して緊急事態なのに、
呑気なやり取りがほんと笑えた。
あなた、只者じゃないわね…!のところが一番面白かったかも。わたしも言いたい!笑
草と草でいっせーのせ!で引っ張りあって遊んだり、大縄はじめたり、おばさんになっても、中身は少女と変わんないな!笑
大人になる部分もあるんだろうけど、変わらないところはあるんですね。
人生いろいろだけど、困難をみんなで乗り越えるおばさまたちが頼もしくて可笑しくって。
くすっと笑えて、ちょっと元気になれる映画でした☺︎
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