「一人じゃないから・・・五人と一体でしたね!」ベイマックス 幸之助さんの映画レビュー(感想・評価)
一人じゃないから・・・五人と一体でしたね!
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拍子抜けでした。
CMのせいで肩透かしでした。
正確には吃驚というべきか。
ジュブナイルで瞳の中でレインボーする、少年が立ち上がるヒューマンドラマかと思いきや、戦隊ヒーローものだったでござる!
話自体は面白かったです。
確かにヒロは兄の死を乗り越えて立ち上がるけど、戦隊ヒーロー物だったでござる!
徹底して日本的な舞台に凝って作っていたのはとても良かったです。
ただ最後。
ベイマックスが自分を犠牲にヒロを助け、そしてディズニーらしく最後の最後は希望を残していましたが、ベイマックスが自分で自分の手にコアチップ?を残していたので、ちょっとそうじゃないだろうと思いました。
異次元をさまよう教授の娘が生きていたわけですから、当然(といったら難ですが)ロボットであるベイマックスも死なないことになりえます。
助かったヒロがきちんと大学で学び社会に出て、自分の意志と足で異次元に残ることになったベイマックスを助けに行くほうが、より未来を見据え切り開くという話になるのではないか、と思ってしまいました。
つまり、物足りなかったです。
追記。
気になって調べてみると、
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原案は6人の日本人スーパーヒーローを主人公としたマーベルコミックのアメコミ作品『ビッグ・ヒーロー・シックス』。
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そりゃ戦隊物の訳ですね……。
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