「ボロ泣きした」ベイマックス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
ボロ泣きした
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主人公がロボットや発明の天才で、非常にいけ好かないタイプだった。天才すぎて、大学に入学するための発明が大学で学ぶ必要がないほどのものだった。天才は天才で勝手にやっていてくれという気分になる。あいつはバカとかダサい人間を見下すタイプとしか思えない。特にイライラしたのは、教授が恨みを晴らそうと頑張っているのに「そんなことしても死んだ娘は喜ばない、自分も兄を亡くしたので分かる」と的外れな説教を始めたところだ。いい加減にしろと思った。
また、彼が落ち込んで引きこもっていると、周囲の人は非常に気にかけて励ます。どんだけ世界の中心なんだと思った。
しかし、そんな彼がベイマックスと異空間で別れる場面にはボロ泣きしてしまった。ベイマックスは徹底してクールなロボットでよかった。
ナノテクノロジーみたいな万能ロボットはいろいろとバランスを崩す。博士は京劇みたいなお面を被ってはしゃいでいるようにしか見えない。なんで娘を危険な実験につかうかな。話は大して面白くなかった。
将来、子供と一緒に見れるかどうか気にしながら見ていたけど、嫌な子供が活躍する話だったのであんまり見たくないと思った。
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