海街diaryのレビュー・感想・評価
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エンタテインメントではないです 大好き
オレ ◎
また観る/勧める
一般受け、好き嫌いはある
映画通なら言いそう
アカデミー作品賞ノミネート可能性 80%
いろいろあるんだけど、何も起きませんって感じ。エンタテインメントではないです。エッセイかな。ビッグコミックオリジナルの漫画で言えば、「あじさいの唄」かな?
すごく、いい感じ。大好き。
4人ともきれいだから、だけではないです。
長澤さん、これまで外れ映画ばかりだったけれど、ようやく佳作に出演できましたね。おめでとう。
監督によって、雰囲気ってあるんだね〜。「そして父になる」と広い意味で同じ味わい。
リリーフランキーと風吹ジュンというレギュラーに影響されて、そう感じるのかな?
簡単に切れる縁にいつまでも依存しないことにする
長じるに連れて周囲を包みこむ力も身につく
人生を落ち着いて過ごしているように見えて、抱える問題も大きかったりする
それを癒してくれるひとに年齢や血縁は関係ない
必要なのは思い遣り
いいダシが出てる、滋味深い作品
観る前は「きれいな風景ときれいな女優さんを映している映画」ぐらいの印象しかもっていませんでした。
この美人4姉妹を観ているだけでも眼福だけど、鎌倉の豊かな生活の中で紡がれた経糸・緯糸がとてもきれいな人間模様をみせてくれ、2時間と少しのあいだ、じわじわと心が暖かくなるしあわせな時間でした。
キャスト含め画面に映っているモノすべてが美しく、まるでジブリ作品の実写化のような印象さえ受けました。
エバーグリーン、とはまさにこの作品のためにある表現でしょう。
「すず」役の広瀬すずが、わずかな思春期の間にみせるのであろう鮮やかなきらめきが端々から垣間見え、大器を予感。
そして、これまであまり彼女の作品を観ることがなかったのですが、やはり綾瀬はるかという女優さんは、まるで慈母のような微笑みをたたえ、みているだけで心を鷲づかみにされるような、綺麗というだけでは足りない凄みを感じさせられました。
そしてこの作品を創造して下さった是枝監督には、ただただ感謝、としか申し上げられません。こんなにも良作を生み出して頂き、ありがとうございます。
いわゆる映画らしいストーリーのアップダウンやドンパチを求める方にはこの作品の滋味深さは理解できないかもしれません。
淡々と描かれる日常の中に、じつは丁寧に下拵えをされたダシが効いているような、味わいと奥行きがこの作品からは伝わってくるよう。
10年後、いやむしろそれ以降にもう一度観直したとき、自分がこの作品に対しどんな風に感じるのか、今から楽しみです。
そして家族になる…
ヒューマンドラマを描いた作品として、最高の1本。
温かくて、幸せな日常。
その中で、「いつかこの幸せが壊れてしまうんじゃないか?」という緊張感。
このバランスが最高!
そして、広瀬すずの危うさを少し不安に感じ出した頃に登場する、大竹しのぶと樹木希林!
このタイミングが最高!
テーマとしてある“生命”の見せ方も素晴らしい。
生の始まりである「ベッドシーン」から始まり、死を示す「お葬式シーン」を経て、命の誕生を表す「海のシーン」で終わる。
もう最高!
家族とは何なのか?ということを教えてくれる。
是枝監督の“そして父になる”でも描いていたけど。
あと、広瀬すずが最高!
扇風機シーンは何度でも見直したい!!
やっぱり邦画っていいなぁ
なんてことないストーリーだけど、でもまた観たくなるとても魅力的な作品。鎌倉の一軒家での4姉妹の生活という設定、鎌倉のよさが伝わる映像、魅力的な役者の自然な演技。今年の夏もまた、観たい。
もっとスパイスを
セリフの内容が漫画的でちょっと違和感がありましたが、それでも役者達の自然な演技で、心地いい土地で仲良く過ごしている雰囲気を感じることがでしました。
親に関することで重いテーマがあると思ってましたが、基本予告に出てくる内容以上のことは無く、平和な話でした。
不幸な生い立ちというスパイスがもうちょっと強めに効いてれば、それを乗り越えることでもっと幸せな感じが表現できたのかと思います。
広瀬すずの演技はいいっすね。ふざけてる顔とか愛らしいです。
日本映画も、いい作品がある。
周囲で評判を聞いていて。やっと見れました。
どこをとっても、いいです。鎌倉の家、風景、海、食堂。家族はいつまでも同じではいられない。いつかは別れが来る。そして、また家族が増える。大きな事件もないけど、観終わった後は、背伸びして、風の匂いを感じたくなりました。
私自身は洋画派なんですけどね。観てよかったです。
広瀬すずを愛でる会
一言で言えば「広瀬すずを愛でる会」です。
舞台となる綾瀬はるかや長澤まさみ、夏帆から構成される鎌倉の家が居心地が良さそうで素敵。
カレーライスや梅酒、どんぶりご飯などの家庭料理からも家族の温かさを感じます。
海街diary
自分も鎌倉に住み四人姉妹なので興味がわき久しぶりに日本映画を見に行きました。
事実は漫画よりも稀なりで、自分は姉妹の三番目ですが、そのうち上一人と下一人がそれぞれ別の腹違いです。
原作者は、読んでいないのですが「バナナフィッシュ」という題名の漫画も描かれている方のようなので、おそらくはサリンジャー的なピュアな方なのでしょう。
是枝監督の作品も他を見たことはないのですが「誰も知らない」という映画の評判からしてピュアな方ではないかと思います。
ですから子供には罪がないという大前提のもとに描かれた美しいストーリーが美しい海の街の四季を背景に描かれていました。
現実には私たち姉妹の間には壮絶な妬みや恨みがありますが表面は波風立たないように凪の日の鎌倉の海のように隠しています。
そういう心模様は描かれていないなと思いました。
大人たちが舞台から早々に退場し若い娘たちだけで暮らすならばこのような幸せもあるかもしれません。
父母や周りの大人たちが四姉妹の美しい心を壊さなくて良かった、
自分も美しい自然に溶け込むような日常を送る大人でありたいと思う映画でした。
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