海街diaryのレビュー・感想・評価
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吉田作品なのか是枝作品なのか。。。
高校生のときにどっぷりハマったカルフォルニア物語、BANANA FISH!
アメリカ=かっこいい!ってなってたあの頃をちょっぴり思い出しながら、見終わっての感想はあのとき感じた世界観、空気感を感じられないまま「是枝さん」作品の一つを鑑賞したという感じ。
「ラヴァーズキッス」や「櫻の園」よりはよかったけど。。。
このキャストで素敵な映画じゃなかったらまずいですよね。
もちろん素敵な映画で素敵な四姉妹。
なかでも「すずさん」が飛び抜けてて、眩しいくらいピカピカしてます。
家族とは姉妹とは。「こういうものだよね」っと今作もしっかり提示してて、しっかり未来を想像させてくれました。
血の繫がりの凄さを感じることができました。
男なんだけど、この「姉妹感」いいなーって憧れを抱きます。
素敵な四姉妹の未来を応援しながら。
でも、吉田さん作品の実写って難しいですね。吉田作品ファンとしては
ちょっぴり残念。なんて言っていいかわからないけど、吉田さんが「海街diary」って題名を付ける感性を実写版でも感じたかった。
最高でした!
何もおきないのにこの満足感。
水のような映画
面白い面白くないとか関係ない上質邦画
原作未読ですが、キャスト初表の時に漫画と比べて三女が腹違いちゃうん!?って思ったほど3女の描写が雑に感じ、綾瀬&長澤奇跡の共演に楽しみにしてた作品です。
長女と次女のキャストが逆って書いてる投稿も多かったですが、実際綾瀬さんが年上だし次女キャスティングだからこその長澤さんの魅力をサービスカット満載で、超GOOOOOOODでしたよ!
主役ばかりやって頃より二番手で自由に演じて主役を凌駕するって楽しさ覚えたのかな〜私的にこの世代最強女優さんだと確信〜笑
そのプレッシャーの中、綾瀬さんも凛とした長女を演じ、堤さんや大竹さんとのシーンで見せる表情など良かった。
一番難しい三女の夏帆さんは、漫画のキャラをどう演じるか難しそうでしたが、カマドウマと竹輪カレーのシーンは最高でした。
そして、四女のすずちゃん・・・末恐ろしい女優さんの出現を予感させるナチュラルさが良かったです。
能年さんがモタモタしてる間に全部彼女にもっていかれるかもね^^;
脇を固める名優さん達のオーラーを消した演技も見事!DVD買って疲れた時に深夜ただ流しておきたいって感じの作品でした〜☆4.5
PS:貴一さんとキョンキョンが、どこかに映ってるんじゃないかと思いました〜笑
また鎌倉を訪れたくなりました。
原作既読。日本のいいとこ取りをしたかのような映像美。今はなかなかな...
原作既読。日本のいいとこ取りをしたかのような映像美。今はなかなかなさそうだけど、でも懐かしい感じがする。古い家だけどそこを大切に丁寧な暮らしぶりで守る長女。奔放でざっくばらんだけど本質をついたこともたまにいう次女。個性的だけど場の調整役もかってでる三女。そしてしっかりものだけど子どもらしさを素直に表に出せないでいる、四女、すず。キャストも魅力的だった。押し付けがましくないけど、いろいろ考えさせられるところがあるストーリー。見ていて心が浄化される感じがした。
日本の映画、あまり見ないけど、これはよかったな。
優しく、幸せな気持ちになれます。
『そして父になる』の是枝裕和監督の最新作。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出展作品。
綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずと、これだけの美女が4姉妹を演じています。しかも、単に美女を揃えただけだとアイドル映画にもなりがちですが、そこは是枝裕和監督の腕が素晴らしく(原作も良いのだと思いますが、原作を読んだことはありません)、しっかりとした4姉妹それぞれの人となりと、生活を描いた作品になっています。
四人が四人とも演技に定評がある女優たち。皆さん、良い演技しています。ただ、時間の制約と物語のストーリー上仕方ないのかもしれませんが、三女の千佳を演じた夏帆がちょっと活きていなかったかなぁ。そこが残念。
すずは、中学生という設定で、サッカークラブに加わります。当然サッカーシーンがあるんですが、あれは、広瀬すず本人?画面にちょっと映っただけなので何とも言えませんが、それほど下手には見えませんでした。撮影技術が上手いということなんですかね?今回の撮影に際して、広瀬すずには台本を渡さず、都度都度セリフを口頭で伝えるという形式を取ったそうです。それが、すずの少し戸惑っているような、自然な感情を作り上げたんでしょうね。
綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずの四姉妹も素晴らしいですが、脇を演じた風吹ジュン、そして、大竹しのぶもやっぱりいいです。きっちりと存在感を示し、且つ、作品内容も締めていました。ここふたり、やっぱり凄いな。
それに比べ(苦笑)、男性陣の影が薄い気がしました。まぁ、“お父さんが他所に女を作って出て行った”と言う話の背景もあるので、その影響なのかもしれませんが。演技自体は、皆さん定評のある方たちなので良い演技なんですけど、物語の構成に影響を与えるような重要なポジションでは無かったのかな。そんな男性陣の中で、前田旺志郎はいい味出していました。何か、青春って感じです(笑)。
一つ残念に感じたのは、映画という性質上仕方ないのかもしれませんが「えっ?その話、もっと掘らないの?」と思う所があり、話の深堀りが少し足りなく感じた所。でも今回は、四姉妹が一つになっていく世界観を描いたので、あれで良かったのかな。
久しぶりに日本映画でいいものを観た
もっと贅沢をいいたくなる
「海街diary」の映画化として期待されるレベルはキチンとクリアしてきています。
キャスト、特に女性キャストについては「すず」役に広瀬すずを得た奇跡によって、脇役含めてもこれ以上あり得ないくらいの水準になってますし、ストーリーについても必要なエピソードを過不足無く盛り込んだそつの無い構成と言って良いかと。
配慮された絵作りで丁寧に撮られている、優等生的に良く出来た映画と言って良いかとおもいます。
ただそれだけに贅沢をいいたくなってしまう映画ですね。
全編を通して鮮烈な印象を与えるのは、実は映画オリジナルのとても丁寧に撮られた美しいシーンですし、やはり是枝監督はマンガとは違う映画というものの力をよく分かっているのでしょう。
だからこそ、出来るならばこれほど原作に忠実であることにこだわらず、もっと自由にこまやかに撮ったものを見てみたかった、と贅沢をいいたくなってしまいます。
原作ファンなのに…だからこそ、やはり原作ファンだという是枝監督による新たな「海街diary」が見てみたかったと思います。
良い映画でした
『家族とは何か?』を問いかけます。
6月13日に公開された当該作品は、ベストセラーを誇る吉田秋生の
コミック(マンガ大賞2013)を、実写化した映画です。
さすがに、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されただけあり、
洋画と異なる「日本独特の映像」と「ゆっくりとした時間の流れ」を堪能できました。
日本映画もいいですね。。。
当該作品は、『家族とは何か?』を問いかけています。
過去に負った心の傷により、人生の選択や価値観が異なってきます。
女に走り家族を捨てた父親、そして子供を捨てた母親、
子供達の心の傷が、自分の存在価値を否定したり、
結婚を躊躇したりします。
心の傷を癒すには、前に進むしかありませんが、
ひとりでは、なかなか難しいものです。
その様な時、家族を頼っていいのです。
一番身近な家族が支えてくれるのです。
たとえ異母姉妹だって、家族なんだから。。。
こんな事を当該作品は、伝えたかったのでしょう。
ご家族・兄弟・姉妹で、観に行くと、より一層感激すると思います。
お薦めの作品です。
Michi
[追伸]
私は、個人的には、長澤まさみ(28)が大好きです。
この映画には、『世界の中心で、愛をさけぶ』の
テレビ・ドラマ主演の綾瀬はるか(30)と映画で主役を演じた長澤まさみ(28)
(ふたりとも、丸坊主にしましたね。)
の両人が出演しております。
2004年は、長澤まさみが多くの賞を受賞し、綾瀬はるかを凌駕しましたが、
残念ながら、10余年経つと、綾瀬と長澤の力量は、明白に逆転してしまいました。。。
長澤まさみは、頑張りすぎて、自然な演技が出来ていないのです。。。
綾瀬はるかは、流石です。
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