海街diaryのレビュー・感想・評価
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吉田秋生さんの世界だった♪
待望の公開。
早速観に行った。
結論から言うと、
いい♪
吉田秋生さんの世界だった♪
そもそも是枝監督が、
海街diary原作の第1作を読んだときに
「これを他の人に映画化されたくない!」
と思ったそうだから、
監督自身の原作への思い入れとリスペクトは相当なもの。
愚直と言っていいくらい、原作の世界を忠実に描き出そうとしている。
もちろん、
単行本にしてすでに6巻出版され、いまだ継続中の連作だから、
わずか2時間かそこいらで描ける範囲には限りがある。
軸は、第1作「蝉時雨のやむ頃」
つまり、「すず」が鎌倉に引っ越してくるまで。
そしてそれ以降、登場人物の数だけある物語のなかで、
すずの物語を中心に、海猫食堂の幸子さんの話を加え、
その他は基本的にカット。
まあ当然のことで、文句を言う筋合いではない(言ってる人もいるけど)
最初はどこにも自分の居場所がないと感じていた「すず」が
「ここにいてもいいんだよ」と言われて居場所を見つける物語。
縁先の庭の
三姉妹の母が生まれた年に植えた樹齢55年の梅からつくる梅酒が、
いろいろと象徴的。
一見大きな事件は起こらないように見えるかもしれないが、
人は死ぬ、
あるいは死なないまでも、いつかは別れがくる、
姉妹で仲よく喧嘩しながら祖父母以来の家に共同生活しているこの暮らしもいつまで続くか分からない、
という薄氷の上で人生は送られてゆく、
でもそれでも人は、笑おうとしながら、
ともに生きる道を見出してゆく、
そういう物語。
映画化に関して言えば、
長女の「シャチ姉」は、綾瀬はるかさんではちょっと柔らかすぎた気がする。
すずも、「シャチ姉似」のキツい部分が、ちょっと描かれてなかった。
その辺が、ちょいと残念。
でもそれ以外は、まさに原作の世界が眼前に展開してした。
ずっとその世界に浸っていたかった。
きれい
何気ない景色が美しい
きちんと心に伝わる映画
良い作品にふれることは大事
丁寧に作り込まれた映画
鎌倉に住んでいる三姉妹のもとに腹違いの妹が来る話。
まず、結論から述べると非常に面白かったです。物語には大きな見せ場やハラハラする展開はあまりなく、淡々と流れる感じではありますが、それで面白くない!と言うのはお門違いです。
この作品の魅力は丁寧に作り込まれていることだと思います。4姉妹が主人公という言わば群像劇であるので、どれかに焦点が当てられてしまって他の人物の印象が薄くなってしまいがちですが、序盤の会話やふとした仕草で4姉妹の性格がきちんと読み取れるし、それぞれにどっぷりと感情移入できました。
役者陣の演技は素晴らしく、特に広瀬すずの演技が良い!いきなり三姉妹の下に行くことになって複雑な心境の感じとか、一見打ち解けたように見えて、どこかまだ心を開けない絶妙な雰囲気、これ見事だと思います。四姉妹の絶妙な距離感もまた良いですね。
そして音楽が菅野よう子。これがまた良いです。走り出した時の希望に満ちた音楽とか鎌倉の風景ととてもマッチしていて、もうこのキャスティングした時点で勝ちですね。
すずちゃんの成長と共に三姉妹も成長していく感じとか、自分のいるべき場所はどこなのかずっと気にかけていたことが最後の叫びと共に解決するシーンとか、お見事。
ただ、これだけ綺麗に作られているので、ここ少し無理あるな〜とか、夏帆演じる千佳ちゃんの印象が少し薄いな〜とかほんのちょっと浮き彫りになっているような気がしますが、あまり気になる程でもないし、とても素晴らしい映画でした。オススメです!
一年を通しての鎌倉の景色と姉妹愛が見事に映画化されていた 長澤まさ...
見どころ無し
渋谷直角的妄想の四姉妹。 キャスティングの期待通りに可愛いです。男...
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