海街diaryのレビュー・感想・評価
全514件中、21~40件目を表示
それぞれにちゃんと見せ場があるいい脚本だと思った。 この映画で広瀬すずの演技をはじめて見たが、 しっかりしたもんだと思った。 個人的には泣ける場面が2か所あった。
動画配信で映画「海街diary」を見た。
劇場公開日:2015年6月13日
2015年製作/126分/G/日本
配給:東宝、ギャガ
綾瀬はるか
長澤まさみ
夏帆
広瀬すず
大竹しのぶ
堤真一
加瀬亮
風吹ジュン
リリー・フランキー
鈴木亮平
坂口健太郎
キムラ緑子
樹木希林
・リボルバー・リリー(2023年8月11日)
・レジェンド&バタフライ(2023年1月)
・はい、泳げません(2022年)
最近の出演作品の興業成績と評価がイマイチ厳しい綾瀬はるかだが、
「海街diary」は大ヒットした作品だろう。
鎌倉に暮らす香田家3姉妹(綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆)のもとに、15年前に家を出ていった父の訃報が届く。
葬儀に出席するため山形へ赴いた3人は、そこで異母妹となる14歳の少女すず(広瀬すず)と対面した。
4姉妹は一緒に鎌倉で暮らすことになる。
この4姉妹の生活を淡々と描く。
この映画には坂口健太郎から金を巻き上げる男意外、悪い人は登場しない。
みんないい人だ。
3姉妹の母親(大竹しのぶ)、
大叔母(樹木希林)
姉(綾瀬はるか)の不倫相手(堤真一)
海猫食堂の人たち(風吹ジュン、リリー・フランキー)
それぞれにちゃんと見せ場があるいい脚本だと思った。
この映画で広瀬すずの演技をはじめて見たが、
しっかりしたもんだと思った。
個人的には泣ける場面が2か所あった。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
こういうの好き
キャストが攻めてる 長澤綾瀬の2トップ時代があっただけに当人らも意...
キャストが攻めてる
長澤綾瀬の2トップ時代があっただけに当人らも意識してるだろうし
そこに綾瀬はもうチヤホヤされる役じゃなくしっかりとした大人の女性をあて、更に若手の可愛い子を入れてくるなんて、現場の空気結構しんどかったんじゃないのってそっちが何故か気になった
でもやっぱ長澤も綾瀬も夏帆もさすがで演じるのが上手い
是枝の凄さって適役を見つけられるのもすごいんじゃないかと思う
どっかちゃんとしてない登場人物らに自分を重ねたり共感できたりする所が見入ってしまうのかも
盛り上がりはないけどのんびりと観られた
日常
監督のしっかりとした視線が物語を宝物のように輝かせた。
テレビの録画‼️❓
不自然過ぎる程自然な演技の封印
昭和的雰囲気
綾瀬はるかの あの一言
自然と不自然を行き来する演技・物語
観たかった映画だが、なぜか気が乗らずに5年以上もズルズル先延ばしにしてしまった作品。
主演女優4人とも好きな方たち。
話のテーマは「家族のリアル」と思う。
家庭の環境は違えども、誰が観ても共感する部分や考えさせられるところがあるはず。
嫌なところがありつつ、やっぱり家族としての繋がりがあって、愛し愛されることを望んでいる。
冒頭の「あれ」という言葉に始まり、登場人物の言動やクセを使いながら、家族のつながりがうまく表現されている。
血のつながりだけじゃなく、共に過ごした時間の中で似てくるのが家族と思う。
少し抜けた母を助けようとしっかりものを演じる長女、そんな長女に対抗するように感情的に行動する次女、そんな2人のバランスを取るように楽しく振る舞う三女。
そして、そこへ仲間入りするも心の内は明かせず後ろめたさを感じる四女。
みんなが、それぞれに胸の内に思いを抱えつつ、互いのことを考えている。
そういう心情が演技に織り交ぜられていて、「こういうところが家族だよな」と、ある種のあるあるを目の当たりにできる。
「家族ってこういうもんだよね」という理想的、物語的な「自然」と、「家族なのにそんなことないだろ」というぱっと見では反論してしまう「不自然」
ただ、それらが混ざったものが「家族のリアル」なんだと観た後に思う。
家族について、幸せについて、自分の中にある思いをふと気づかせてくれる作品。
4姉妹の日常を静かに淡々と描いていく
サッカー経験がないというのが信じられない
私は女子サッカーのファンであるので、すずちゃんがサッカーやるシーンを見て思った「どっかのユースに入っていたのかな」って。そしたらサッカー経験ゼロだという。素晴らしい運動神経だ。もし本当にユースに入っていたら今頃日本代表だったに違いない。女子サッカー人気は今の100倍はあっただろう。
さて、映画のレビュー。この映画は20分で終わってしまっている。そこのところが一番良いシーンでその後はずっと蛇足のように感じた。それでもこの20分だけでも見る価値があるので3.5点とした。この20分、私は泣いてしまった。たったの20分でこれだけの感動を生み出せたのは役者の力もあるだろう、演出の影響力もあるだろう・・しかし何と言ってもその写真の美しさにあったと思う。この映画はフィルム写真で撮られていて写真がとても美しい。特に主人公たちの住む家の中の風景がとても美しい。このような美術的な美しさが深層心理に与える影響、感動につながる影響というものは計り知れないものがあると思う。そのフィルムの力によって最短で最高の感動シーンにたった20分でたどり着けた。
だから映画監督には映画をフィルムで撮ってほしい。それから写真ファンにも写真をフィルムで撮って欲しい。味わいが違うし。それに、写真は証拠性が命。AI画像が簡単に作れる現在、デジタル写真に証拠性はなくなりましたから。
美しい4姉妹
2015年。監督:是枝裕和。原作:吉田秋生。
6年前にこの映画を見たときには、この映画はいったい何を言おうとしているのか、
とても不思議でした。
見る私が未熟だったと今、思います。
家族(妻やこども)を捨てて別の女性と暮らす・・・
夫が自分を捨てたから、妻の自分も他所の男性のところへ出奔する、
こどもを捨てて・・・
そうすると残された家族は苦労しますね。
父親にも母親にも捨てられた姉妹がいます。
長女・幸(綾瀬はるか)次女・佳乃(長澤まさみ)三女・千佳(夏帆)
今は成人して自活している3人は日々元気に過ごしていますが・・・。
この映画はとても葬儀と法事の多い映画です。
美人3人姉妹の喪服姿が3回も見れるのです。
始まってすぐに15年以上生き別れの父親の葬儀が山形であります。
父親は異母妹すず(広瀬すず)を残していました。
すずは母親を既に亡くし、この度は父親まで亡くして孤児になります。
帰りの汽車に乗る直前に、幸は言います。
「すずちゃん、良かったら鎌倉に来ない?一緒に暮らそう」
すずは自分たちの父親を看病して看取った・・・幸にはすずへの感謝があったのでしょう。
山形ですずは他人に生活の面倒をみて貰うことになる。
幸には不憫でならなかったのでしょう。
鎌倉の古い大きな家。
本当に古い・・・これは修繕費が嵩みそう、柱は朽ちて倒れてこないんだろうか?
心配になります。
でも幸は庭の梅の木になった梅で祖母の代からの梅酒を絶やさず作っています。
幸の生き方が見事です。
父親と母親(大竹しのぶ)に捨てられた妹たちを、キチンと育て上げようとしている。
そして引き取ったすずも責任持って育てるつもりです。
まったりした時間の流れる映画です。
特に劇的なことも起こりません。
でも家族がバラバラに成ったことによる傷を修復した幸は、異母妹すずとともに、
新しい家族と絆を見つけたのでしょう。
綾瀬はるかの地味めでしっかり者の看護師さん。
長澤まさみの伸びやかな手足と奔放な性格。
喪服でも黒ソックスと、どこかパンクな夏帆。
そしてデビュー作とは思えないほど落ち着いた広瀬すず。
透明感が際立ちますね。
四人姉妹役の女優たちが全員主演クラスに成長。
是枝裕和監督の眼力は確かですね。
なんか良い空気
観ていると落ち着いた気持ちになれる。 自然の流れの中で、家族に生じ...
三姉妹も樹木希林さんも素晴らしい
全514件中、21~40件目を表示













