LUCY ルーシーのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
まずこの映画には生命という大きなテーマがあり、その中でも生命の始まりやその本質について語られています。このことは、映画内部でご丁寧にも冒頭から終盤に至るまで長々としつこめに説明されていることから見て取れます。
その上でこの映画はあるひとつの問いを投げかけているわけであります。すなわち、生命が内包する知識(あるいは遺伝子と言っていいかも)の行き着く先はいったいどこなのか、という問いです。
押井守監督作品のひとつであるGhost in the shell/攻殻機動隊では哲学的にこれを説明しようと試みたわけです。草薙素子は人形使いとリンクし、均一なるマトリクスの裂け目の向こうへ旅立ちました。
我童子のときは語ることも童子のごとく...(以下略)
さて、生命の本質は遺伝情報を後世に伝えることにあるとする...というのが一般的な考え方でしょう。
で、あるならば、究極の生命体とも言える、無限の知識を持った生命でさえも後世にその情報を伝えるべき、あるいは伝えようとふるまうはずなのです。
Lucyは無限の知識を獲得しました。彼女のなすべきことというのはその知識を後世に伝えること。
Lucyには時間がありません。無限の知識を表現するにはヒトの肉体ではもはやヘッダが足りていない。無限の知識というのは何でも知っているということ。時空さえも乗り越え、宇宙をも包み込む得体のしれないものです。
最後のシーンで携帯電話に"私はどこにでもいる"とメッセージを遺したのはそういうことです。
難しいSF。 一言そういう感想。 終わり方 私はどこにでもいる っ...
チャレンジング
タイトルなし(ネタバレ)
覚醒した主人公が悪の組織とバトルする話だと思ったら全然違った…
ルーシーが最初からあまりにも強すぎて面白味がない。
刑事さんほんとに手伝うこと何もなくて笑う。
100%まで覚醒したら神になるということ?
まぁその辺はあくまでも想像の世界だし映画だし否定することではないけどやっぱり違和感ある。
とにかくコレじゃない感がすごい。
けど脳は10%しか使われてないっていうただの都市伝説でここまでスケールの大きい想像ができるのはすごいと思う。
生半可な気持ちで見ちゃいけないってこと
劇場で観賞して以来6年ぶり2度目。
当時は正直、?????状態だったが、
なぜかここ最近この映画を思い出す機会がよくあり、今なら何か分かるかもしれないと思い観賞。その通りだった。前回とは印象が全く違う。
これは概念、感覚、常識、科学、意識を超えていく物語。
まず、この映画に批判的な人たちのよくある批判だが、
「科学的根拠がない」
当たり前。“科学的に認められている”と聞くと無条件で納得する人間はやたら多いが、それは現状調べることが可能であった範囲の研究で、研究に適合した結果であるということに過ぎない。学問上の常識が覆ることは歴史の知るところ。
「意味がわからなかった」
調べるか詳しい人に聞くなり勉強をしてくれ。
「結末がよくわからない」
調べるか詳しい人に聞くなり勉強をしてくれ。
「映画の作りとしてよくなかった」
私もそう思う。それが原因でこの映画は単純なエンタメ映画なのか深淵な哲学脳科学映画なのかの狭間で実に中途半端に仕上がっている。
だからあえて言っておきたい。哲学や脳科学などの学術的な知見がある程度備わっていて、映画としての完成度に目を瞑れる人以外、見ない方がいい。
この映画は実に示唆的だ。
もし内容に納得できないところがあるならば、自らの頭が固くなっていること、固定観念に囚われていることを一度疑うべきなのかもしれない。それはもちろんこの映画の内容が正しいという意味ではない。しかし一つの帰結としては受け入れられて然るべきだ。
などと言っている私自身この映画が分かったわけではない。
いや、正確にはこの映画は我々が分かるものではない。
リュックベッソンは分からないものを分からないものとして最大限分かりやすく表現することには成功したように思う。
“全然何も分からない”ということが“分かった”感覚がベッソンの狙いだったのではなかろうか。
科学の理想を描いたSF作品
もしかしてと思わせるニュアンス
違う方向に進んでいたら、もっと面白くなっていた気がします。
奇想天外
人間の脳は10パーセント程度使われているだけ。
人間より使っているのはイルカで20%で正確なソナーでコミュニケーションが取れる。
偶然新しい薬物の運び屋になってしまったルーシー。お腹の中に埋め込まれた薬物の袋が破けてしまい、超人的な能力を発揮する。人間が100%脳を使ったらどうなるか。物質や時間までも制御できると言う奇想天外な話です。
ルーシーの体は消えてしまったけどどこにでもいると言う結末。脳をもっと活用できれば良いなぁ。いちど見て忘れてしまっていた。
ようやく観れた
脳が100%機能したら他者も思いのままになるっていうのは理由がわからない。
自分の脳なのに?
でもまあ紫外線が見える人もいるっていうし、霊を見られる人もいるっていうから、脳は未知の領域ということでなんでもありなんでしょう。
非常に哲学的な感じで俺は面白かったな。
細胞が自らの走馬灯を見ている様だと感じられる部分や、一即一切一切即一風の終わり方なんかも刺激を受けた。
考え方としてトランセンデンスと似てる気もした。
出発点がテクノロジーか細胞かという違いはあるにせよ。
スカヨハは焦点の合わない目線の無表情がよく似合う。
映像に関しては、これだけたくさんの映画や映像作品が作られているなかでは、既視感があるのはやむを得ないか。
1時間半という短い時間だけど、その分テンポよく話が進んで結構面白か...
1時間半という短い時間だけど、その分テンポよく話が進んで結構面白かった。
…んだけど、ラストには大いに不満。いやもうLUCYあれ完全に化け物じゃん。
人間が脳を100%使うことができるようになったら姿が見えないけど至る所に居るって、つまり"神になる"とかそういうこと言ってるのかな?
面白かった!あまりこういうパニック映画(?)は観ないので、きっと助かるんだろうなとは思っていても、どういう展開が起こるのかが読めないからずーっとドキドキしていた。
実際竜巻で火柱が立ったら、そのまま進むの?
大規模火災とかになったりするの?とストーリーとは別の疑問も生まれた。
あと、他人を操ることができるとか瞬間移動や時空移動が出来るようになるっていうのがイマイチ納得できない。
それは人間の能力じゃなくて、空間とか時間軸とかの話でしょ?
「全てを支配しているのは時間」っていうのなら、人間の能力はそれを超えることはできないんじゃないのか?
物理とか習ったことないからよくわからんけど。
あと、覚醒後のLUCYが主人公なのになかなかの悪党っぷりでw
悪vs悪みたいだった。
細かいことは抜きにして、ヨハンソンの破茶滅茶っぷりを楽しもう!
イルカは20パーセントらしい
うーん、
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