わたしたちに許された特別な時間の終わり
劇場公開日 2014年8月16日
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10代から才能があると言われ、音楽での成功を夢見ながらも27歳という若さで自殺したミュージシャンの増田壮太。その活動をカメラに収め続けてきた太田信吾監督が映画化した本作。太田信吾さんの解放区を劇場で見て興味を持ちAmazonプライムで鑑賞。プライベートフィルムも多くフィクションとの境目が曖昧でリアルで生々しい映像に衝撃を受けました。解放区同様に演技なのかリアルなのか太田信吾監督のクズっぷりが随所に光ってます。
笑える
悲しい
難しい
ドキュメンタリー、フィクション、虚々実々入り混じり、自身の立ち位置も覚束なくなってしまう。生と死の境界すら曖昧に。人生それでいいのか?と問い続け、壁の向う側に到達する者もあり、朽ち果ててしまう者もあり。多くの屍を越え、残された者は今日も前に進む。パンフレット、読み応えありました。
個人的には、かなり衝撃的で、人の死に対する考え方やその影響、人との繋がりや心のあり方みたいなものを考えさせられる作品でした。実際のドキュメンタリー部分が数多く使われいるせいか、よりリアルに迫ってくるものがあり、苦しくなってしまい、1回観ただけでは処理しきれない自分がいたのも事実です。そういう作品の中にあって、蔵人君の人の良さに少しホッとさせられました。
泣ける
ドキュメンタリーだということだが、周到に作られたフィクションのようでもある。悲しいぐらい無意味そうな撮影現場でのケンカを、ケンカの発端となった女優に「お前が撮れ!」と言いカメラを持たせる。メチャクチャで切なくなる。
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予告編