「無難にイイ話」グッド・ライ いちばん優しい嘘 marさんの映画レビュー(感想・評価)
無難にイイ話
幸せに暮らすとは何か?と考えさせられる作品。
死と隣あわせで生きてきた彼らは、
「生かされている」意識が強く、
自分の命が儚いことを知っているように感じた。
平和な日本で育った自分にとっては得難い価値観で、
表面的にしろそれに触れられたのは良かった。
ただ作品としてはキレイすぎる感も否めず。
「難民 → 守るべき → 善」みたいな構図は
ちょっと偏っているのかなとも感じた。
まぁ「良い嘘」をテーマに掲げてる訳なので、
これはほとんど難癖に近いんだけども。
序盤でなかなか壮絶なシーンが続きますが、
全体的におとなしめだから子どもと観てもたぶん大丈夫。
悪くはないんだけど「普通にイイ話」から突き抜けてはいないかな。
コメントする