ソニはご機嫌ななめのレビュー・感想・評価
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【”焦らす女”悪気はないけれど、彼女の周囲の三人の男を翻弄する若き、”可愛いけれど、少し変わっていて、内向的”と男達に言われる”女性と、三人の男達の関係性をコミカルに描いた作品。】
■大学を卒業したばかりのソニ(チョン・ユミ)は、可愛いけれどどこか憎めないキャラクター。
そんな彼女に気を引かれる大学教授のドンヒョン(キム・サンジュン)、
元彼・ムンス(イ・ソンギュン)、
映画監督・ジェハク(チョン・ジェヨン)。
しかし、ソニは彼らと酒を呑んだりしながらも、キスすらしない。
そして、彼女をめぐる面白き、四角関係が始まった・・。
◆感想
・大学教授のドンヒョンも、元カレのムンスも、映画監督・ジェハクもソニの印象を語る言葉はおぼ同じである。
ー 可愛らしい。少し変わっている。内向的。聡明・・。幾つかのシチュエーションで、彼らはソニに対しその様に言葉を掛ける。
だが、ソニは自分に気に入らない事(例えば、大学教授のドンヒョンが書いた推薦場への文句・・。-
<可愛いのだが、自分の気に入らない事があると、相手の男に不満を漏らすソニ。この作品では、嫌みになりがちなソニを、”しょうがないなあ”と思わせるように、映し出している。
クスクスしたのは、ラスト、ソニに会い来た男三人が公園の橋の上で、鉢合わせするシーンである。
ホン・サンス監督って、こういう柔らかな感触のコメディ映画も撮るんだなあ・・、と思った作品である。>
白々しい内容
チョンユミ扮するソニは、アメリカへ留学したくて教授に推薦状を頼みに来た。なんかカメラワークといいぶっきらぼうな台詞の言い回しといい棒読みで上手くない様に見えた。女性なのに昼間っからビール飲んでさ。間も悪いんじゃない。なんか白々しいんだよね。別れたソニに文句を言う元彼もだらしないな。いつの間にかソニを慕う先輩のグチを聞かされたりしてさ、内容もろくなもんじゃないし韓国ドラマも映画もよく観るけどこんなつまらんのは初めてだな。
面白みを理解できなかった
長回しの固定カメラ。多少のズームがあるだけの単調なカメラワーク。こういう映画は、シナリオの面白さを楽しむものなのだろう。しかし、なんでそこまで皆がソニへの好意を抱くのか、よく分からなかった。
自分の悩みや希望を率直に話す女の子が、周囲の男たちの関心を惹くことはよくあること。それ以上の物語には思えなかった。
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