ミリオンダラー・アームのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
わかりやすいんだけど
わかりやすいドタバタ。
わかりやすい笑い。
わかりやすい感動。
それでも泣いてしまった。
選手ではなくエージェントのほうを主役にしてあるから、私たちが感情移入しやすいんだろうな。
インドではこの映画どう受け取られるんだろうか。
夢を叶えたサヨナラ満塁ホームラン
野球未開拓のインドで未来のメジャーリーガーを探す。目を付けたのは、インドで盛んなクリケット…!
インド人初のメジャーリーガーを発掘したスポーツ・エージェントの、実話に基づく物語。
何処となく通じてるものがありそうとは言え、全く別のスポーツに注目したのがユニーク。
前代未聞とは、大胆な閃きから思い付く。
嘘か真か、劇中では、クリケットの試合とスーザン・ボイルのオーディション番組を交互に見ながら閃いた。どんな世界にも、スーザン・ボイルは居る…!
それにしてもこのエージェントのJB、崖っぷちとは言え、大胆な閃きやコーチの口説き文句など、やり手なのは確か。
早速、インドへ。
賞金と優勝したらメジャーリーガーの宣伝で、各地を廻る。
インドでニュースになるほど話題になるが、なかなかいい逸材が見つからない。
そりゃ当然。
しかしようやく、期待を持てそうな逸材が。
二人の青年。
一人はコントロールが悪く、もう一人は変わった投げ方ながら、130キロ超え!
遂に来た、サヨナラ満塁ホームラン!
…が、本当に大変だったのはここからだった!
まず、家族の了承。
アメリカのメジャーリーグ選手になる…という嘘みたいな話、信じろって方が無理。
それに、突然の旅立ち。
そこはいつもながらの口の巧みさで説き伏せる。
やって来たアメリカ。
見るもの経験するもの全てが別世界のカルチャー・ギャップ。
英語は話せない。
そして、一番の問題。野球のルールを全く知らない。
素材はいいが、ものになるかはまた別の話。
ゼロどころかマイナスからのスタート。しかも、期限付き。
何とか、ものになっていく。
相変わらず130キロ超えの剛腕。
期待と自信満々に、入団テスト。
ところが…
見知らぬ地でのプレッシャー…。
それを理解してやれなかったJBにも問題あり。
見てると分かる通り、JBはかなり自分勝手。
インド人初のメジャーリーガー誕生も何もかも、全て自分の為。
そもそも、無謀な事だったのか…?
実話が基なので、展開もオチもある程度予想出来る。
まさに直球の王道ストーリー。
ベタ過ぎでもあるが、見易い。
自身の過信に気付き、自分を見つめ直した時…
プレッシャーに押し潰され、夢への挑戦を諦めかけた時…
再び、チャンスが…!
JBにとっても、二人の未来のメジャーリーガーにとっても、
夢を叶えたサヨナラ満塁ホームランが放たれた…!
良質な作品
インド初のメジャーリーガー誕生秘話。エージェントと織り成す人間ドラマがしっかり描かれていました。ディズニー製作らしく悪い人は一人も出てこない良質な作品。エンディングの本人映像も良いですね。一緒に見た彼女と、まったく同じシーンからウルウル泣き出しました。
心温まるサクセスストーリー
心温まるサクセスストーリーという点ではありきたりではあるものの、インド好きの私にとっては、インドの人びとや風土、音楽が随所にちりばめられたこの映画は、特別に胸を打つものがあった!あのインドの3青年はキャラがものすごく良いね!実物のイメージによくも似た俳優さんを起用したものだ!
よくあるインド映画ではありません
落ちぶれたエージェントが一念発起してインド人の剛球投手を発掘し、インド人初のメジャーリーガーを誕生させようという物語。実話みたいです。
よくあるインド映画のようなミュージカル的な要素はなく、人間味あふれたヒューマンドラマです。
感動する場面もあり、いい作品です(^L^)
ディズニー作品は外れが少ないですね。
異文化交流。
実話らしいですが、うまくエンターテイメントに変換してあって面白かった。
ディズニープレゼンツは起承転結がしっかりしてるので、気楽に観れて個人的に好きです。
アメリカ音楽とインド音楽の切り替えも、映像とリンクさせてあって良かった。
B (心温まるディズニー映画♡)
B
・実話だからなおさら感動的!
・主演:ジョン・ハムがめっちゃイケメンw
・主役の成長(自己中→インド人2人の親的存在)が感動的☆
・さすがディズニー(*^^*)
・気分が晴れないときに最適 ☆
→ツイッター: @Joey_movies
フォロー待ってます(*^^*)
インド人のスポ根野球ドラマ
ベースボールの映画作品を作らせるとハリウッドにはかなわない。ベースボールビジネスを産業にしている一方で、野球場をBALLPARKというほど、野球を愛している。野球にかける金と情熱が、他の国とは桁違いだ。
そんな国で、野球を知らない国の若者を連れてきて、大リーガーにしてしまうとは、まさにアメリカンドリームはここにあった。
主人公JBは、ベースボールビジネスと野球を愛する気持ちの間で、葛藤する。それは野球を見せる方と見る方の関係に似ている。お金をもらって野球を見せ、野球か好きだからお金を払って見に行く。一見需要と供給の関係だが、実は、野球を見せる方も、見る方も野球が元来大好きなのだ。だから、ラストは、無欲で拍手喝采だ。なかなか盛り上がる。
しかし、エンドロールが流れ始めると、二人の本物のインド人大リーガーが、画面に出てくる。そうか、実話だから、回していたビデオが残っているんだ!そう思った途端、このビデオを使って、ドキュメンタリーにしたら、もっと面白い作品が出きていたのではないかと思えてきた。野球のリアリティが違うのだ。何だか感動半減。
タイトルがちょっとアレですが、中身は結構いいです。
実話に基づく作品。
10億を超える人口があるインドから、メジャーリーガーの輝く原石を発掘するべく、崖っぷちのスポーツエージェントが奮闘する物語。
インドは、イギリスの植民地であったと言う歴史的経緯もあり、クリケットは盛んに行われていますが、野球は殆ど普及していません。でも、冷静に考えてみると、それもそうですよね。インドのみならず、ヨーロッパも含め、地球規模で普及しているのであれば、オリンピック競技から外されることも無いわけで、ある意味、インドで普及していないというのは当たり前なのかもしれません。
それにしても、JB・バーンスタインが、クリケット中継とBritain's Got Talentをザッピングして、このMillion Dollar Armを思いついたというのは、どうなんでしょ(笑)?ちょっと出来すぎのような気もしますが・・・。ちなみにそのBritain's Got Talentは、スーザン・ボイルの回の様でしたね(と言うことは、2009年)。
この作品で興味深いのは、投資家が中国人(中国系アメリカ人?)で、その投資対象がインド人であると言うこと。このことは、ヨーロッパは言うに及ばず、日本やアメリカはもはや成長地域ではなく、中国・インドが経済成長の中心地であると言う、いまの世界経済の状況を如実に表しているような気がしました。もっとも、2014年になり、中国もバブルが崩壊しかけていて、いつ何時、経済が崩壊するかわからなくなってきていますが、この映画は上記のように2009年の話。まだまだ、中国経済は成長を続けていた頃の話です。
物語終盤、アミトがリンクとディネシュに檄を飛ばすシーンは、何故だか心にジーンと来てしまいました。マジ、少し泣きそうになりました。そんなに凄い事は言っていないんですけどね。
中々良い映画です。流石ディズニー(笑)。
みんな崖っぷち
とても有意義な時間を過ごせた。
はい。ほんとサクセスストーリーに弱いです。めちゃくちゃ感動しちゃいます笑
ひた向きに希望を捨てないインドの2人の青年たちと、仕事に振り回され楽しむことを忘れた主人公、そして様々な場面で彼らを支える多くの人々。
わかってる、わかってるけど胸が熱くなるんです…!!
野球の知識は不要。夢を見られる幸せと、叶える過程の汗と涙。
【賛否両論チェック】
賛:知識は不要。野球を知らなくても充分楽しめる。夢を追いかける全ての人に、希望を与えてくれるストーリーに感動。
否:おう吐物のシーンがあるので、そこだけは敬遠される危険性がある。
野球の知識は全く不要なので、野球を良く知らない人でも安心して観られます。世界には生きることに精一杯で、夢を見ることさえ出来ずに生きている人々が大勢いること、そんな人々がチャンスを掴んだ青年達に寄せる期待、そしてその重圧に押しつぶされそうになりながらも、自分や家族のために必死に努力を続ける青年達の姿が、大きな感動を呼びます。突拍子もないことでも、一歩踏み出したことがきっかけとなって、そこから夢を実現させることが出来るかもしれない。そんなステキな想いを抱かせてくれる作品です。
また同時に、夢の実現には〝楽しむ姿勢”が必要不可欠であることも、教えてくれます。「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、ビジネスライクにあれこれ考えすぎるよりは、結果がどうであれ無心で楽しんだ方が、よりよい道につながっていくこともある。そんな教訓も含まれているお話です。
よほど野球が嫌いという想いでもない限りは、是非観ていただきたい、感動のサクセスストーリーです。
全23件中、1~20件目を表示