「「テロに屈しない。」じゃあ人命は?」テロ,ライブ Reiさんの映画レビュー(感想・評価)
「テロに屈しない。」じゃあ人命は?
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不祥事でテレビキャスターから降板。
ラジオ番組をやりながらも、テレビへの復帰の野望を抱く主人公。
そんな時、ラジオ番組に爆弾テロの予告電話が入る。
ほとんどがスタジオシーンと中継映像で構成された映画。
主人公と犯人のやり取りなど、狭い空間の中でのストーリー展開が見事。
セリフがない時も役者の感情表現に思わず釘付けになる。
緊張感が漂う中、予想外の展開に引き込まれる映画だ。
「綺麗事では解決しない。」
そんな印象を受けた作品。
テロに屈しない事は大事だが、お偉さんのメンツを守るために人命を犠牲にしているようだった。
(本当にクソだなと思った)
ただ、何が最善なのかもわからない。(無力)
テロに屈しなくても悪い事をしたなら謝罪すべきじゃないかな、、、。うーん、、、。
ラジオ番組に犯人から電話が入ってからは、
ハラハラする一触即発な展開で緊迫感が途切れない。
終盤は主人公も追い詰められ、
結末は予想だにしない展開へ。
「一言の謝るのががそんなに難しいことなのか?」
このセリフがずっと頭に残る。
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