バクマン。のレビュー・感想・評価
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きわめて日本的な漫画創造の現場
興味深く鑑賞した。るろ剣の佐藤健、神木隆之介コンビによる少年漫画家誕生秘話。ただし、設定がなんの変哲もないノーマルな現役高校生であり、同人誌系の作家的な漫画志向の人物や志向性はほぼゼロで、映画としてはよくできていると唸ったものの、脚本や企画は、なにを目指しているのかわからなかった。いわば、講談社少年ジャンプ編集部プロデュースによる、週刊少年ジャンプ新人賞の裏側といった趣きか。日々大量生産される出版物がどのようにして生み出されているのかいまいち不明なままだった。
原作があるのか知らないが、藤子不二雄もどきをやろうとして初期段階でつまづいている。人気投票で一位をとって終わりとは。プロだった叔父さんにできなかった夢を甥である自分たちが叶える。漫画は孤独な作業だから友情がなにより大切。編集部自体も競争社会。博打打ちばかりだということ。
二時間の上映時間内で何度も漫画の企画、ストーリー構成、作画、編集会議、読者投票による悲喜こもごもを見せるので、全体としてはラフな流れになっている気がする。ただ、映像はとてもよくできていると思った。美術も最高、売れている役者ばかり使い撮影もいい。しかし、オチもなくカタルシスもなく、虚しさのみ残る。三日間寝てなくて病気で倒れて皆で頑張る。おそらくは、原作に問題があるのだろうとは思うが、話が何処へ行くのか期待して最後まで見ただけにすこし失望した。山田孝之さん目線で、ちゃんと描いて欲しかった。
ジャンプ漫画の説得力がない。
うーん、結局はこの世界に入っていけなかった。
やりたい事はわかるのだけど…
まずは、なんと言っても漫画の説得力。最初にサイコーが描く亜豆の絵(原作者の小畑健が描いている)がすごいのに、原稿になった途端にひどい絵になる。さすがに全ての原稿を小畑健に描いてもらう訳にはいかないだろうし、つけペンが難しいという事も言っているのだけど、この漫画ではジャンプの連載勝ち取れないだろうと思ってしまった。
連載になってからも邪道でスタートしたはずなのに、最後は結構王道バトルに見えていたのには違和感。打ち切りになるのでワザとなんだろうか?
他の漫画家も同様、ラッコは原作に似ていたからいいけど、
福田、中井の漫画がスゴイとは思えない。
あと、編集者の服部があまりにも機能していない。主人公達をナビゲートするのが編集者の役割だろうに、わからないけど君達自身で考えてね。とあまりにも投げっぱなし。
ラストもちばてつやとトキワ荘の逸話を基にしたと言っていたが、今のジャンプでアシスタントなしで2人で連載が出来る訳がない。余計な登場人物が増えるし、他の連載作家が助けに来る為にはこうしたいというのはわかるのだけれど、やっぱり説得力がない絵空事に見えてしまう。
あとは握手。連載を勝ち取るまでは握手をお預けにしておくというのだけど、最後にスラムダンクのオマージュをもってくるのは余計だなーと思った。その前のパロディ的にスラムダンクの話をしているのはアリだけど、ラスト握手(ハイタッチ?)は要素が2つ重なって、素直に感動と捉えられなかった。
スラムダンク的なエピローグもなんだかなー。オリジナル的な部分が少ないなー。そこはもっと勝負に出て欲しい。
不満ばかり書いたけど、画の魅せ方は面白い。プロジェクションマッピングやエンドロール等、漫画を映画化する事は上手だと思った。
映像が最高!
ジャンプを見てきた世代にはたまらない作品でした!テンポもよく、とっても面白かったです。私も漫画を描いたことがあるので色んなシーンで共感でき、プロの漫画家の大変さが伝わりました。エンドロールはまたぜひスロー再生して観たいのできっとDVDもレンタルしてまた観たいと思います。
ハイテンション・ムービー!
漫画家のお話なのに ハイスピードでテンションが高く時間があっという間に過ぎていきました。
佐藤君と神木君が演じる主人公2人のやり取りが とても面白かったです
原作は読んでいなにのですが、いいところを抜粋してテンポよく
作ったように思えました。原作を読んでみたくなりました。
私は佐藤君の大ファンです。彼は相変わらずいい仕事してますね。
神木君もグッドでした。
その他のキャストも良かったし。
いやあ!楽しかった!!
清々しい高校生ふたり☆
おー♪
面白かった〜〜♪
漫画で人気がある作品は作り方さえ良ければやっぱり面白いのね♫
高校生の純粋な夢に向かってる姿って、なんかイイね!
清々しいし応援したくなる!
映像も斬新で音楽も良かった!
楽しめました!
まさに友情努力勝利
原作が好きだったので全く期待はしてなかったのですが、神木くん贔屓で見ました。予想外に良くて、映画として中途半端に全部やるよりはあの脚本で良かった、と思います。しかし恋愛部分は薄いかなと思いましたが、あれ以上詰めるのも難しいかなとも。神木くんが鉛筆?をぶんぶんするのが可愛いです。新妻エイジが結構ダークでしたね、、、
音楽が映画のサントラっぽくなくて、私としては好きな雰囲気ではありましたが賛否両論あるだろうなと思いました。
あとは皆さんが言う通り、エンドクレジットが最高でした。ニヤニヤ止まらず、漫画好きにはたまらないですね。そこでも評価が上がった気がします(笑)
漫画家って過酷な職業だなぁ
原作はよく知らずに見たのですが、恋や友情やライバルとの戦いを描いた青春映画としても、漫画家の悲喜こもごもを描いた漫画家ハウツー的な映画としても、基本的には楽しめました。
まあ原作ファンならいろいろと原作との違いが気になるのでしょうが、何も知らない私としては、漫画家の過酷で厳しい現実に恐れ戦きつつも、それでも夢を追いかける者達の熱い漫画家魂に、十分感情移入させられた作品でしたよ。
しかし漫画家って本当に過酷な職業なんですねぇ。
まあ選ばれた者だけがなれる人気商売はどの職業もそうなんでしょうけど、漫画家になるまでも過酷、そこで続けるのも過酷、何の保証もないのに薄給で人気が落ちれば即ポイ捨てされる過酷な職業、それでも夢を追って漫画家なりたい人が後を立たない、いやはや凄い職業です。
これ見ちゃうと、漫画を読む時の心構えも何か変わってきちゃいそうですね。(とは言いつつも大人になってからはほとんど漫画は読まなくなってしまいましたが)
多少気になったところでは、まあ2時間にまとめるには仕方ないところではあるのでしょうが、秋人に関するエピソードが皆無に等しかったので、コンビ物ではありながらも最高=佐藤健の映画になってしまったのが若干気にはなりました。
神木ではなく佐藤健が童貞キャラと言うのもちょっと違和感あったかも(そこは監督さんの狙いなんでしたっけ?)
でも「友情・努力・勝利」なまさしくジャンプの理念を描いたような内容は、クサイけどとても良かったです!
これもライバル役の染谷将太の怪演と、クドカンの哀愁があってこそでしょうか。
ヒロインの小松菜奈の漫画的雰囲気も良かったですねぇ。
子供の頃に熱狂したジャンプ、久々に買ってみようかな(それが策略なんでしょうが(笑))
ぶったまげました。
自分は原作を全巻読んでから見に来ました。
全20巻あるのでけっこう設定変えながら内容はしょりながらいいところで終わりました。
映像はプロジェクションマッピング使ったりとかいろんなメディアで取り上げられてますがこの作品の良いところは登場人物がほとんど原作に忠実なところですかね。
しかもただ似てる人集めただけじゃなくて演じられている方々みなさん上手なんですよ。
だから原作ファンもこの映画がバクマン初めてでもどっちでも楽しめると思います。
あと映画内で流れる音楽もとても合っていてすごく臨場感あってよかったです。
最後にエンディング最高でした(笑)
“王道”の舞台裏。爽やかで熱い“王道”青春ドラマ!!
【賛否両論チェック】
賛:CGを駆使した細かな演出や、演者さん達のケレン味たっぷりの演技が、観ていて純粋に楽しい。競争の社会で生き抜く厳しさを痛感させられながらも、自分達の夢に向かって突き進んでいく姿が、非常にカッコイイ。
否:どうしても漫画を描くシーンの繰り返しになるので、興味や関心がないと観るのは辛いか。
まさに“努力”“友情”“勝利”といった、主人公達が描こうとしている世界観が、そのまま作品の雰囲気ににじみ出ている様子が、とっても痛快です。「週刊少年ジャンプ」という最高峰の舞台に飛び込み、その厳しい現実に苦しみながらも、その中で夢を叶えようと戦い続ける最高と秋人が、すごくカッコイイです。
また、本作のもう1つの見どころが、その個性的な表現の数々。描いた絵が動き出したり、ペンを走らせる音がそのままBGMになったりと、観ているだけで楽しい気分にさせてくれます。そして、佐藤健さんと神木隆之介さんを始め、脇を固める個性派俳優の皆さんが、一癖も二癖もあるキャラクター達を、見事に体現されています。
沢山笑って、ホロリと泣ける。舞台は“邪道”かもしれませんが、ストーリーはまさに“王道”の作品に仕上がっています。
ちなみにこの作品、エンディングにも遊び心が満載の仕掛けがありますので、そちらにも是非ご注目を(笑)。
良かった
ストーリーも演出も良かった。 演技の点では一部過剰かなと思わなくもないが、 漫画を描いているシーンなんて本来地味過ぎて画にならないから、漫画の原稿ができていく演出やペンで書く音を使った音の演出など飽きさせないようになっている。
エンドロールが漫画の背表紙になっていたのも凝っていた。
何の世界も厳しいものです
漫画を描くのは非常に時間がかかるもの とは知っていましたが、それをよく表されています。
何よりも原作。それが良くないと絵が良くても・・・・
高校生コンビのサクセスストーリーですが、少ししつこい感じは否めないかな。
それと、ちょっと演出が懲りすぎ。逆効果。
アツイーーー!!!!
原作を読んだことなかったからなのかもしれないですが、とても映画として面白い作品になってた。
プロジェクションマッピングとかを使っていてとても引き込まれる映像になっていた。
まあ何よりもやっぱりアツイ!!!何かに打ち込んで努力するってやっぱりいいなーって思いました☆
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