「とにかく震えた」バクマン。 とものりさんの映画レビュー(感想・評価)
とにかく震えた
とにかく震えた
この一言に尽きる
最近見た邦画の中では断トツの一番
その中でも特に素晴らしいと感じたのは音、そして音楽
マンガを描くときのペンの擦る音、定規で線を引くときの音、どれも素晴らしい。
音で緊張感や臨場感を感じさせ、そこに音楽が加わるので画もより入ってくる。
ここまで音に感動した映画は初めてかもしれない。
それとCGとVFXも素晴らしい
オープニングのジャンプの歴史を説明するシーンや秋人と最高が新妻エイジとマンガの世界で勝負するシーンは圧巻である。
細部まで細かく丁寧に作られている。
観客を退屈させないエンドロールも素晴らしい。
そういった中でキャストの特徴であったり大根監督の色が消えていないのが尚更評価出来る。
主人公2人も良いが、その脇を固める俳優陣が素晴らしい
編集担当の山田孝之やお金に目が無い漫画家の新井浩文など
原作マンガも素晴らしいが、映画もそれに劣らないほどの名作である
もっとこの映画は評価されるべき作品だと思う。
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