ケープタウンのレビュー・感想・評価
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南アフリカ感がもう少し欲しい
主役の二人はいいんです(^L^)
オーランド・ブルームもかっこいいし特にフォレスト・ウィテカーは外れない俳優なのですが
南アフリカ感がもうちょっと欲しいかな〜。
最後の砂漠のシーンは…イマイチかな。
やっぱりか
海辺で刑事が殺されるシーンはリアルに描かれていて怖かった。アリが殺されたお母さんを見た瞬間、これは犯人を殺すなと感じた。初めからアリは内に秘めた怒りの感情を抑えているような感じだった。最後のシーンの砂漠での追いかけっこはなんかよかった。あの女の分析官かなり優秀やった。
ズールー
ウィテカー。南アフリカ感はほぼ無し、ズールー感もほぼなし。折に触れて人種隔離時代に言及されるけど空転。ナチplusホフマン博士的な設定も空転。黒人の子供で麻薬の人体実験する、もとアパルトヘイト推進派で黒人だけ殺せるケミカルウェポン研究してた白人マッドサイエンティストって。かなりつまらない。ラストの真っ暗な砂漠がちょっと印象的。
主役二人秀逸
堅物ベテランと、破天荒若者の相棒刑事物とたかをくくって見るとガツンと打ちのめされる。
南アの現状は正直分からない。ニュースで流れる事くらい。しかも日本てはあんまし報道しないでしょ。で、映画内ではギャングが残酷過ぎる。だって人を殺すのに躊躇無いんだもの。しかもそれを淡々と描いてる。全編を通して、この派手な出来事を淡々と描いてるのがズシリと来る。それが南アの現状を表してるのたろうか。
ラスト、フォレストウィテカーが復讐に向かう時も、ショットガンぶっぱなす時も、殴打で留めさす時も躊躇なし。
普通の映画なら少しくらい葛藤を示す表現を入れるっしょ。スゴい。
全エピソード救いなし。
いたたまれない。
フォレストウィテカー相変わらずさすがです。オーランドブルーム、やっとキレイめハンサムからの脱却か?今後に期待。
監督、初めましてですが注目します。
ちなみに、クロロフォルムで人は簡単に気絶しないそうですよ。残念。
謎めいた南アフリカ。
フランスにはまだまだ未知の才能が眠っているようである。
ジェローム・サル監督。どうやらスリラーやノワールに才能を発揮する監督のようだ。
ひとりの若い女性が殺害される。撲殺。
現場には、近頃子どもの失踪に関わりのある薬物があった。
アリ(フォレスト・ウィテカー)は黒人。南アフリカにおいて黒人であることはそれだけでなんらかの意味をもつ。
ブライアン(オーランド・ブルーム)は白人でありながら、やはりアパルトヘイトとは無縁でいられない。
捜査をしていくなかで、ある売人組織とぶつかり、さらにそのバックの存在もちらちらし始める。
この捜査の過程で捜査員をひとり失う。
南アフリカという国が抱えるなにものか。それが映画全体を覆っていて、単純なスリラーとして観ることができなかった。
存在を知ったときから何か引っかかっていて、ずっと気になっていた。観てよかった。
秀作である。
南ア
なんだか日本のドラマ相棒のようなものかと思ったらそれよりもはるかに重く暗い映画でした。
初めて刑事ってかっこいいと思いました。
ひとつの事件から様々な糸があって事件を複雑にしていくあたりがとても素晴らしかったです。
最初に見たときは全然面白くないなという印象でしたが、よくあるドラマよりよっぽどのリアルで、現実味のあるような感じがして変に説得力がありました。
それを考えれば最後の砂漠のシーンは個人的にいらないと思いますが...
残酷な社会と報われぬ正義。
パイレーツのオーランドもいいが、やさぐれたオーランド刑事もイイと思う。
ストーリーはどうしようもなく残酷で無念でやりきれないが主人公達の正義に燃える姿がとても凛々しくカッコ良かった!
もう少し報われてもいいんじゃないかな。と思いつつ、そんな報われない現実があるといいたいのが本作のメッセージかと思います。
やりきれないよ。
アフリカは命の大特売日なんですね。
南アフリカ ケープタウン 命の安い国で刑事も悪もんも死にまくり。
この映画の終わりもスカッとはいかないのはわかっていたが、、、、。どんよりですね。
ストーリーと映像には釘ずけになったが、よくよく考えると単純でよくある話。
製薬会社が悪い薬を作って人々を殺す事を企てると言った話。バイオハザードしかり。ナイロビの蜂しかり。サイドエフェクトしかり。
最近の悪者は製薬会社多いですよね。
一昔前だと組織的な悪者といえば 政府とか軍需産業だったりと思いますが、、、、。最近データ改ざんした製薬会社さんありましたがやはり一般市民にはダークに見られるんですかね。
救いのない結末。当たり前の日々のありがたさを痛感。
【賛否両論チェック】
賛:ギャングが町を牛耳る様子や、黒人差別の過程など、南アフリカが抱える問題を赤裸々に描く。残酷な展開も、見方を変えれば現実的。
否:手を切り落とされたりなど、描写はかなりグロい。
刑事が2人出てくるというと、“相棒モノ”を想像しがちですが、この2人は基本単独行動で、一緒に行動することはほとんどありません。2人がそれぞれの捜査で、お互いに真実を知るという構図です。展開はある程度予想は出来てしまいますが、実際にはそれを上回る残酷な結末が待ち受けています。最初は冷静に捜査を進めていたアリが、次第に理性を失っていく様も見事に体現されていて、哀しさを際立たせます。
また、情勢不安や麻薬の横行、人種差別など、南アフリカの厳しい現実も如実に描かれていて、自分達が日々を当たり前に過ごしていることのありがたさも、改めて痛感させられます。
描写はかなりグロいので、その辺は心してご覧下さい。
渋いサスペンス映画です
フランス推理小説大賞を受賞した『ZULU』が原作の渋いサスペンス映画です。舞台が南アフリカと言う事で、かつてのアパルトヘイトの残滓が見え隠れします。明るい内容ではないですねぇ。最後も、スッキリとはしませんでしたしね。
オーランド・ブルームが、ヤサグレたブライアン・エプキン刑事を演じています。イメケンは、どんな役を演じても様になりますねぇ。
他方、アパルトヘイトの嫌な記憶を心の奥底に閉じ込め、民族融和の精神で仕事に打ち込むエプキン刑事の上司、アリ・ソケーラ警部をフォレスト・ウィテカーが演じています。エプキンには女性の影が付きまとうのに対し、ソケーラにはその欠片も見えません。いや、女性を目の当たりにして不思議な行動を示すのですが、その原因は、映画の中で確かめてください。
それにしても、結末は『そう来ますか』と言うか、『そういう結末も有るよね』と言う結末。この手のサスペンスは、ハッピーエンドじゃないよね。渋いサスペンス映画にふさわしい、結末だと思いました。
いい作品です。
心が痛くなる痛快サスペンス
南アフリカのケープタウンが舞台のクライムサスペンス映画。
息もつけないサスペンス・アクションと記載されてますが、緊張感はあるもののアクションは少なめです。
南アフリカといえばアパルトヘイトがあった国。
黒人刑事アリ・ソケーラ(フォレスト・ウィテカー)もその被害者であり、そのトラウマを抱えたまま生きている姿はとても心が痛くなりました。
登場人物それぞれに個性があり、見てて飽きない作品でした。
R15+指定作品ということで、
過激な暴力シーンや、女性の裸体シーンが影響してるのでしょうね。
暴力シーンは中々キツイです。
隣に座ってた叔母さんも思わず声を出してました。
心が重かった。
この映画、
緊張感に息もつけないサスペンスアクション
とあるので、ごく普通に刑事もののサスペンスを想像していた。
しかし、、、、、
そんな生易しいものではなかった。
この試写会、なかのZEROホールというかなり大きなホールでの上映。
参加者もかなりの人数いたと思う。
ぱっと見た感じ、おばちゃまが多いように感じたけど、、、
これ、おばちゃまにはちょっと、きつかったんじゃないかな〜。
R指定が15歳になっているけど、、、
私的には18歳のほうがいいのではないかと思う残虐さ。
といってもサイコ的な感じではなく、、、、。
もちろんこれは映画だけど、
南アフリカというあまりにも日本と違う文化を目の当たりにした気がした。
見終わって、とっても心が重かった。
私は旅行が大好きで、
いろいろな所に行って違う文化やその文化の中に生きる人々との交流を楽しみにしている。
もちろん、理解しがたい文化なんかもあるけど、そういうことを知ることが楽しい。
しかし、、、
この映画で見る文化は私の想像を遥かに超えるものだった。
この映画、とても正直に言うと、大ヒットはしないと思う。
見たくない人がたくさんいると思われるから。
私も出来ることならこんな重い気持ちになりたくなかった。
でもきっと必然だったんだと思う。
他国の文化を知ることは、すべてが楽しいことばかりではない。
そういう現実を叩き込まれた気がした。
でもだからこそ、見てよかったと思う。
試写会があたらければ見ることがなかった映画だと思うので、当選してよかったと思う。
もちろん、これは映画なんだけどね、、、。
でも、この映画のメッセージはきっとそういうことを伝えたかったんじゃないかと思う。
本当にメッセージ性の強い映画だった。
治安悪すぎ
南アフリカのケープタウンが舞台の刑事アクション。ビーチで遊んでいる人に職質すると銃やナイフで襲ってくるので誰もかれもが人殺しだと思っていないといつ殺されても不思議じゃなさそう。ケープタウンの治安の悪さが尋常じゃない。
そんな物騒な街で個性がバラバラな刑事たちが友情で結ばれているのがとても感動的なのだが、あっさり仲間が殺されるのが切なかった。
犯罪者どもがどいつもこいつも人相が非常に悪く、本当に性格も悪くて近づきたくないことこの上なかった。
クライマックスはおじいちゃんと怪我人が延々砂漠を歩くという地味に過酷な表現で度肝を抜かれた。
やたらと脱ぎっぷりのいい映画でもあった。素晴らしかった。
ただ、摂取すると凶暴になって最終的に殺し合いになるドラッグはちょっと漫画っぽくて、安っぽい感じがした。
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