新宿スワンのレビュー・感想・評価

原作の漫画が好きで、さらに園子温監督が好きで観に行ったのですが、満足な内容でした！
原作と違うところも、あったのですが、うまく原作を超えた展開になっていると思います。
園子温監督作品によくある痛いシーンも満載です！特にボーリング場のシーン。あれは痛いよなあ。
どんなボロボロになっても、すぐにケロっとした顔でまた登場するところに突っ込み入れたくなります。
あと、園子温監督作品といえば、おっぱいを揉むというイメージがあります。僕だけ？今回もあります（笑）しかも、すごいところにいます（笑）

どうなんだろうなあ、、と思っていた龍彦役の綾野剛ですが、意外と役に合ってましたね。
原作のアゲハより、かわいい沢尻エリカは反則ですね！とても良いです！どん底に落ちていく演技がいいです。「ヘルタースケルター」を超える演技とはいえないけど、素晴らしい。

原作を読んでないのでコミックとの比較は出来ませんが番宣を見て期待をした程では無かった。

バイオレンス系なので、見るに耐え兼ねシーンがあって、目を覆いたくなる事何度か…でも内容は好き。
俳優さんはイケメン揃いなんで、目の保養にも良い事。
個人的にはアゲハが秀吉に助けられるシーンがとても綺麗に見えた。
その後の流れを予感させない綺麗さかなぁと。相変わらず沢尻エリカさんの演技は大好きだし、出てる俳優さん、女優さん共にとても良くて素晴らしかった。
夜時間の新宿のTOHOシネマで観たので、映画館を出ても撮影で使われてる場所そのままなのでまだ映画が続いている感覚になり少し余韻に浸りながらの帰宅。
仕事後の遅い時間に新宿で観て正解でした。

映画の限られた時間内で原作のどの辺りまで描くのか興味ありましたが、ヒデヨシが絡む辺りまでを上手く纏めてありました。
原作ありきの映画なので昔からの園子温の描き方を期待してしまうと違和感を感じるでしょうね。綾野剛がタツヒコってどうなのかなあ？と思いましたがぴったりハマりました。
バイオレンスはもっと凄いのかなあと思ってましたが、若い子も見る事を考えるとこれ位が適当でしょう。続編やるんでしょうか？楽しみです。

夢中で見れて、終わった後も友達と感想の言い合いが止まりませんでした。
グロいシーンが多くて、初デートのカップルや子供は見るのをオススメしないけど、その他の人ならすっごく楽しめると思います！

ストーリーもキャストも良くて、なにより綾野剛の演技上手すぎ！！
本物の龍彦でした〜〜！
綾野剛の演技が大好きになりました。

原作読んでます。
脚本はよくもわるくもない。
とにかく好きな役者が勢揃いだったので4点にしましたw
見てる間退屈しませんでしたしね^ ^

なんでこうも男は喧嘩が好きなのか？
天下とるだ　なんだで大騒ぎ！！
でもそれが男だ！いけいけ～～～～！！

以前小栗旬主演の「クローズ・ゼロ」を思い出した。
龍彦の悪ガキ時代の雨の中の喧嘩のシーンはもろ
「クローズゼロだあ！」と興奮してしまった
あの時も山田君出ていてそして　今回の山田君は・・・
おっと　これ以上言うとネタバレになってしまう
喧嘩のシーンもたくさん出てきて　やはりこれは
クローズゼロと重ねて観てました

私は綾野君の大ファンで今回あのライオンヘアーを観た時に
えー大丈夫？と心配だったけれど　観たらそんな不安は
吹っ飛びました
いつもクールな綾野君しか　観ていなかったので
このはっちゃけ綾野に感動し　こういう役もできるんだと
とっても嬉しくなりました
そして　おふざけブサイク顔まで披露してくれて
もう最高でした！！

その他　山田君や伊勢谷君や　素敵なキャスト陣で良かったです

しかし　天下とるためには手段を選ばず　やくざの世界恐ろしや

沢尻さんや山田優さんも素敵でした

園子温監督のエログロを期待して観るとちょっと物足りないのかもしれませんが、エンタメ映画として普通に面白く、とても楽しめました。

水商売のスカウト、暴力シーンなど内容的にはハードな部分もありますが龍彦の愛すべきキャラに救われます。

喜怒哀楽が爆発した、バカで一途で一生懸命な心優しい龍彦！
龍彦と一緒に笑い、涙しました。
事務所で暴れるシーン、頭をガンガンぶつけるシーンでは、迫力ありすぎてもうやめてと眼を覆いたくなるほどでした。

その龍彦を綾野剛さんはいままで観たことのないような表情と熱量で魅せてくれています。

そんな綾野さんを筆頭に、この映画に登場する役者さん達みんなはまり役ですごい！これは役者の映画です。

それぞれの役にはまっていた俳優陣が
素晴らしかった！！
沢尻が主演かと思うくらい良かった
園子温の映画の世界感が好きな人には
物足りないかもしれないけど映画としては最高

とにかく伊勢谷友介がかっこいい！
痛いシーンでは目を背けてしまいたくなるほど引っ張り過ぎだったかなぁ。女の私だから、そう感じたんだと思います。
内容ともかく、役者が良くて楽しい映画でした。

出てる役者がみんな素晴らしい！関役の深水元基って人、いい味だしてるな〜って思ってたら、クローズzeroのリンダマン！
それに時正役の村上淳、ほとんどセリフ無しなのにすごい存在感！
この二人最高でした！

ちょっと盛り込み過ぎかな。
スカウトの話としては、裏側の話とかないし。喧嘩の話だと弱いし。
変顔の映画みたいな仕上がり

漫画を読んでから鑑賞した方がいい映画です。結構はしょってた様に見えました｡
沢尻エリカが出演するには勿体ない使い方だと思います…が､適任とも思いました(^-^)

綾野剛は妙にはまり役だったのではないでしょうか?

予告編バンバン流れてた時から、期待してました。

予想どおり楽しい映画でした。綾野さん、伊勢谷さん、山田さん、役者達も豪華でハマり役でした。

新宿のピンク業界のスカウトの話でしたが、そこにある人間模様。十分に面白く見れました。

今回は、まだきっと紹介程度かもしれませんね。
続編を期待しております（笑）

エリカさん、素敵にエロかったです。

素直に面白かった。
あの世界にピュアさを持ち込むとリアルに感じるって逆説を見た気がした。

しかし一方で、ずっと園子温作品を観ている人間にとっては、是非お話を伺いたいと思う作品ではある。

少し昔までは園子温は単館でないと観ることが出来なかった人だ。『地獄でなぜ悪い』をシネコンで観たときは何とも複雑な気持ちになったもの。それでも『地獄でなぜ悪い』は園テイストに溢れたクレイジー映画でシネコンに対する痛快さすら感じたものである。

そして今作。
もちろん園テイストはふんだんに盛り込まれていた。あの「ダサさ」は園子温だ。あの絶叫も血も園子温だ。

しかし、何かが足りない。クレイジーさが足りない。リミッターが外れたキチガイ世界に外れてしまうのが園子温ではなかったか。

それは「分業」のせいか？
それは「大手配給」のせいか？

役者は熱くて素晴らしい。

園子温「職業映画監督」作品になってしまうのか。いろんな論理をまとめながら作品にするのが「背負うものがある」ということに違いないから、その中の究極の「接点」と観るべきなのか。

今後は園監督の葛藤と、限界への最大値を観ることになるのか。

とりあえず何をやりたかったの？と聞きたいです。
ヤクザものをやりたかったならもっと派手に戦って欲しかったし、人間ドラマみたいにしたいならもっと人生にスポットライトを当てて欲しかった。
あとトーキョートライブみたいな局所的なダサさが多すぎた。あんなに入れられたら、逆にひきます。
おそらく園さんは少し気張り過ぎたんじゃないでしょうか？前の作品の評価が良かったから、多分予算もいっぱい使えた。キャストもいっそう豪華になった。そんな圧力が園子温の良さを潰したんじゃないんでしょうか。
あとヒミズ、愛のむきだし、冷たい熱帯魚、トーキョートライブなどから感じられたゾクゾク感が一切感じられなかった。
とても残念でした。次回作に期待したいです。

詰め込んだ感じがあるが、個人的には良かった。
登場人物の人生の背景やサブキャラの人生背景が表現でき切れてはいないが、何となくのまとまりはあったと思います。
綾野剛の演技は結構好きでした。

原作は見てませんが、最初あっさりスカウトマンになるまでが『う～ん…』とはなったものの話の展開のテンポもよく、ドンドンと引きずり込まれ、最後には歌舞伎町で生きていく物悲しさが心に残りました。とても良い作品でした。
俳優さん達も素晴らしかったのですが、綾野剛→小栗旬、伊勢谷友介→窪塚洋介に見えたのはあたしだけでしょうか？演技が似てるようにみえたのでしょうか？
全体に素晴らしかったのですが、山田優さんに艶のあるセリフまわしをして欲しかったです。見た目はハマっているのに所作を気に入れて欲しかったです。

園子温の過剰性や不完全性に惚れてる身としては、あまりに丸く収まりすぎてて、ホントに監督やったのかと。園子温の無難に面白い映画を観ることになるとはなあ。ある程度予想はしてたことだけど。まあ、もうすぐ公開の『ラブ＆ピース』に期待かな。

男のバカさが良く描けていて、単純に面白いと思った。原作も読んで観たくなった。
まさに単純な考え方だよね。（笑）