「悪くはない」ターミネーター:新起動 ジェニシス ザキューさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはない
3番出汁、4番出汁と大分無理を重ねてきたシリーズに、「まだイケる!」とどこかのエライ人が判断したのでしょう。
最近のハリウッドエンタメ映画界は、よほどネタに困っているのか、こんなのばかりですね。
と言うか、如何に80年代のエンタメ作品が優れていたのかの証拠なのか…はたまた、かつて子供の時に熱狂した作品をまた再演してくれ!という大人たちが増えているのか…?
それはともかく、この新ターミネーター、意外と悪くない…少なくとも、全てにおいてスケールダウン感に思えたT3や、これ作る意味あるの?なT4よりかは、大分楽しめた。
まあ、言ってしまえばT1とT2をミックスした二次創作物…と割り切れば、こういうのもたまにはイイか、と。
もっとも、映像はアップデートされてはいても、かつての興奮やハラハラドキドキはもはや皆無ですね。
ここまでアイコン化されてしまっては、もう高望みは無理なのかもしれません。
でも、この間観たマッドマックスとか、猿の惑星なんかは見事なアップデートをしてくれたし、作りようではまだまだワンチャンあるのかも…?
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