「大雑把にいえば、前半はターミネーター1と2を焼き増し、後半はそこに...」ターミネーター:新起動 ジェニシス 臥龍さんの映画レビュー(感想・評価)
大雑把にいえば、前半はターミネーター1と2を焼き増し、後半はそこに...
大雑把にいえば、前半はターミネーター1と2を焼き増し、後半はそこにプラスいくつか手を加えたという感じですね。これには賛否両論あると思いますが、自分は娯楽映画なので単純に分かりやすく楽しめればいい、という考えで高評価をつけました。
もちろん過去の作品と比べて、映像も音響も素晴らしくなっていますし、3Dには迫力もあります。基本的に自分はそれだけで満足ですね。細かいことを突っついていくと、楽しめなくなってしまいますから。
追加部分のストーリーは過去と未来を行ったり来たりしつつ、そのことによって歴史が書き換えられ、新たな展開が生まれるというものです。なんとなく分かるような分からないような部分もありますが。
個人的には、できればジョン・コナーは最後まで抵抗軍のリーダーでいて欲しかったな、という部分もあり、そこはちょっと残念でした。
それとスカイネットを破壊して、シリーズはこれで最後なのかと思いきや、最後のエンドロール中に出た映像が続編を匂わす感じだったのもちょっと気になるところです。
個人的にはもういいんじゃない?という部分もあるのですが。あんまりだらだら続けても、シリーズの価値が下がる気がするので、きりのいいところでピリオドを打って欲しかったなと思います。