「シュワちゃん!おかえりなさい!!!」ターミネーター:新起動 ジェニシス コータローさんの映画レビュー(感想・評価)
シュワちゃん!おかえりなさい!!!
『ターミネーター』シリーズは2に激ハマりして何度観たかわからないくらいですが、後にDVDまで買ってしまいました。
3はその流れで公開当時生まれて初めて前売りまで買って観に行きましたが、2を超えることはありませんでした。それでも十分楽しんだ記憶があります。
4も嫌いじゃないんですが別物感が漂っていました。なぜならやっぱりアーノルド・シュワルツェネッガー様が出演されてないからです。
やっぱりシュワちゃんの出ない『ターミネーター』なんて…。
という訳で、シュワちゃん復活、1、2のリブートとしての本作。
ついにまさかのジョン・コナーが悪役に!それどころかターミネーターに!最初違和感はありましたが、悪役顔のジェイソン・クラークという持ってこいの配役でこれもアリかと思えました。
そして何よりサラ・コナー役のエミリア・クラークが可愛くって!サラ役は今までリンダ・ハミルトン=強い女性のイメージしか無かったため出てきた瞬間「えっ?」って感じでしたが、そのキュートさにやられたのと途中からその顔もリンダと被ってサラに見えてくるから不思議です。
久々登場、懐かしのT‐1000、イ・ビョンホンがクールに演じて2を彷彿とさせますがどうしてもオリジナルのロバート・パトリックと比べてしまって追い付けてないかなって感じです。あとオブライエン刑事がいい味を出していました。
エンドロール途中の続編匂わせにあざとさを感じますが、やっぱり『ターミネーター』はシュワちゃんありき、シュワちゃんが出てなんぼ!劇中サラから「おじさん」と呼ばれようが、CGにより1作目当時の若かりし頃に比べるとさすがに老けた現在の容姿には後付け設定せざるを得なかろうが、シュワちゃんが復活してくれただけで大満足!!!それにエミリアのおかげで眼福!!!
「古いが…ポンコツではない!」と胸を張って言えるためにシュワちゃんから勇気をもらえた作品でした。