「.」ターミネーター:新起動 ジェニシス 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅にて鑑賞。TVシリーズやWEB公開のスピンオフ作を挟んだシリーズ(映画化作)第五弾、原題"Terminator Genisys"。“サラ・コナー”のE.クラーク、頑張ってるが荷が重かったのか、演技にやや無理有り。“ジョン・コナー”のJ.クラークに魅力が乏しく、見劣りする。判った様な判らない様な設定が散見出来、はぐらかされた感が残る。アップデートして再登場するのは、必然性や意味が理解出来ず、明らかに蛇足。更に一旦、流れ始めるエンドロール途中にも続きがワンカット有り、色んな意味で諄い。50/100点。
・本作はトリロジーの初作と予定されているが、A.シュワルツェネッガーは次作がシリーズ最後になると噂されている。
・『ターミネーター3('03)』以来の出演となるA.シュワルツェネッガーは、一日平均三時間、(撮影時から)12年前と同じ身長・体重になるよう肉体改造に半年を掛けた。亦、彼のクレジットは“Terminator”ではなく、“Guardian”となっており、パラマウント・ピクチャーズ初の出演作となる。
・J.キャメロンは正式に本作を支持した。
・当初、“ジョン・コナー”役はT.ハーディにオファーされた。亦、『ターミネーター4('09)』から同役のC.ベールにもオファーがあったと云う。
・E.ブラント、E.クラーク、B.ラーソン、M.ロビーは“サラ・コナー”役にオファーされていた。この内、E.ブラントは最終選考迄、残っていた。
・シリーズ中、何度か触れられるが、初めてタイムマシーンが画面に登場した。
・鑑賞日:2016年1月21日(木)