劇場公開日 2015年7月10日

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「シリーズ初見」ターミネーター:新起動 ジェニシス S.S.コロンビアさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シリーズ初見

2015年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ターミネーターシリーズを見た事が無かったので、期待半分、不安半分で見に行きましたが、普通に楽しかったです。

まずシュワちゃんが良かったです。
あの年齢になっても己の肉体でT-800に説得力を持たせるのは凄いと思ったし、半分ロボット、半分人間のような作り笑い、定期的に発する「論理的には」「合体」という言葉にも笑いました。
「合体」も最初は、何のこっちゃ?って感じだったんですが、後々明らかになる事実の伏線だったんですね。

あとアクションシーンもさすがの出来ですね。
カイル・リースが過去に送られ、そこで待ち受けていたイ・ビョンホン演じるT-1000との格闘、そして秘密基地の仕掛けを生かしてのT-1000の最後も、個人的には溜飲が下がる名シーンでした。

これは好みの問題なんですが、「いくらなんでもT-3000(スカイネット)は万能すぎじゃないか?」というのは個人的には少し不満でした。

カイル・リースやサラ・コナーに感情移入して見ている側からすれば、こちらが色々な策を練って決死の覚悟で実行しても相手は常に先回りしていて、おまけに倒しても倒しても復活してくるというね。
その割に、最後スカイネットに侵入する際にはあまりに無防備というのも何だかなあという感じで。
エンディングも含めて、もう少し観客側にカタルシスを与える手法もあったんじゃないのかなと思います。

ある意味『アベンジャーズ』が、ヒーロー達の無敵さにだけ焦点を当て敵はその噛ませ犬役に徹して演出しているのとは対照的。
(ウルトロンとスカイネットを足して2で割ったら丁度良い感じになるんじゃないかしらん)

全体としては年齢問わず、そして私のような初見の人間でも十分楽しめる作品だと思いますし、そういう点では『ターミネーター』に課せられた役割を果たした一本といえるのではないでしょうか。

S.S.コロンビア