「淡々」百日紅 Miss HOKUSAI クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
淡々
予告でBGMがHRな感じで絵が江戸時代というミスマッチに惹かれ観ましたが、意外にもドラマが少ない。
父北斎(鉄蔵)と母は別居、妹は更に他に預けられていて、それでも自分は父と暮らすお栄。絵師として父の仕事の手伝いはあるものの、父と住むという選択の基準が分からない。
その絵師という仕事でのドラマはあるが、かなりファンタジーで飲み込みづらい。江戸の話自体ファンタジーなのではあるが。
全体的に淡々としているのは、プロットの所為か、拙い声優の所為か。お栄の母の声、美保純が絵以上に年寄りに感じる。
実際お栄は絵師としてかなり有名らしいことを教えられた。エンディングの絵は実際のお栄の絵らしい。検索すると結構出てくるが、女性、特に遊郭や花魁の絵が多い。
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