「『後悔している暇はない』」シャドー・オブ・ナイト マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『後悔している暇はない』
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子供をアクションに巻き込むべきではない。それだけは画竜点睛を欠く演出だと思う。インドネシアをハリウッドばりにしてもらいたいので、レビューは高評価するが、子供対する扱いが間違っているので、それは減点する。物凄く残念な映画だ。
香港映画に対するオマージュがあるようで、スタントマンを効果的かつ大事に使って、カットを出来るだけ入れずにうまく撮っているのは分かる。
一つ前に見た映画でも申したが、タランティーノをリスペクトしていると確信を持っている。しかし、子供を巻き込むのはやはり『浪花節』のようでもあり、姑息だと感じた。再度申すが。
子供に暴力を使わせる演出は道徳的にも宗教的にも絶対にタブーである。
子供がとる防衛本能はやはり別の表現があったと思う。矛盾がない脚本だけに本当に本当に残念な映画である。
主人公の名前が『イトウ』って事は日本人なのだろう。この俳優さんは多分日本人じゃない。こう言った映画に出てもらいたいものだ。
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