エージェント・ウルトラのレビュー・感想・評価
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結構好き系
もう一捻り工夫がほしい
彼は死なない。
冴えないコンビニ店員が、突如鍛えられた能力に目覚める、というプロットはロバート・ラドラムの「ボーン・アイデンティティー」の亜流のようである。
倒叙式の構成で、「スパイ大作戦」よろしく、僕の世代なら「太陽にほえろ!」のように、冒頭で後の展開をすばやく見せていく。ただし逆回転で。
ということは、ハンク(ジェシー・アイゼンバーグ)は死なないわけで、それだけ緊迫感は薄れる。
これは狙いなのかもしれないが、ジェシー・アイゼンバーグもそうだが、敵がトファー・グレイスで、印象としてコメディの色を帯びている気がするのだ。
トファー・グレイスだと残酷になりきれないだろうし、そもそも失敗しそうである。
ニマ・ヌリザデ監督はアクションのワンカットもあったりして、見応えある演出をしていたと思う。スローモーションが少し多いが。
絶対死なない主人公のアクションとしては、まずは及第点かな。
爽快感が今ひとつ
展開に飽きてしまった!
主人公が、最強?エージェントに覚醒し、この男が世に出したら、どうなるのかと思いつつ、ストーリーの行方を観ていたわけだが、最後になって、やっと舞台が外国に移って終了してしまった。
私としては、この部分をクライマックスとして観たかったのだが・・、
早い話、ありがちのCIAどうしの内輪もめが、長過ぎた。
せっかくのアクションシーンも似たような展開ぶり。
これでは、普通に観て飽きるだろう。
シリーズものや、大作ものなら、覚醒するまでのストーリーを濃厚にし、本作のような展開もありなのだが、そこまでの映画ではない。
展開ぶりのスピーディーさ、エンタメ性が求められる所ではないかと思う。
ジェシー・アイゼンバーグといえば、なんといっても、マシンガントーク!!本作では、あまり拝見できなかったのも残念であった。
改めて見たらすごくよかった
大好きな『ロング・キス・グッドナイト』みたいな話かと思って見ていたのだがあんまりワクワクせず、見ているうちに眠くなってウトウトしてしまった。
襲ってくるCIAがバカっぽくて嫌だったし、アクションがリアルでかっこよかっただけに話に乗れなくて残念だった。
主人公がボンクラなのは好きなのだが、闘っていても自分がわけがわかってなくて、誰かを守るわけでもなく、話にヒネリが全然なくて深みもなかった。軽い映画なのだろうけど、1月で一番楽しみにしていただけにガッカリした。
『ロング・キス・グッドナイト』の主人公が子供がいる主婦と違って、独身フリーターでは人生の厚みが全然違っており、そこもポイントだったのかもしれない。
(追記)
どうしても気になって眠くない状態でもう一度見て来た。すると、ものすごく面白かった。星3だったのを4に改めました。お話がヒネリが足りないと初見では感じたのだが、充分面白いお話だった。これ以上ひねってもわざとらしくなってしょうがないのではないだろうか。
特にアクションが素晴らしかった。リアルでかっこよかった。警察署で悠然と歩きながらマシンガンを乱射するのは一度でいいからやってみたい。
彼女がエージェントであったことを知った上で見返すと、旅行がダメになって怒っていることなどが矛盾していると思ったのだが、リアルな彼女としての演技だったのだろうか。
CIAのボスの行動も、女性職員に作戦をばらして、彼女が助けた事を咎める意味が分からなかった。そう仕向けたのでないなら、なぜばらしたのだろう。彼女と張り合っていた事務上がりの職員が殺されたのはすっきりした。CIAの職員はエージェントでなくても素手ゴロをしなければならないところが面白かった。
眠かったせいで深みに気づかなかったようで、改めて見たらボンクラとして生きていることに対する不甲斐なさのようなものがひしひしと伝わった。ケミカル・ブラザースの『Snow』という曲は仕事しながらよく聴いていて好きな曲で、ナチュラフボーンキラーズのように警察に取り囲まれながらプロポーズする場面で掛かって感動した。好きな音楽を無邪気に掛けているような感じがいい。
この映画のジェシー・アイゼンバーグはちょっとお猿さんに似ていたので、それで猿の漫画を描いていたのかな。
思ってたのとは違ってた
あらら
ジョイントとボングでスタートする本作、観客もキメて観たら楽しめると。まあその程度です。とにかく殺人、殺人。政府機関CIAはそんな組織ですか?出てくる人物が全て殺人者。タメもなくテンポもアクションのキレもいまいちです。昼のロードショーで見る位が丁度いいでしょう。今話題の記憶喪失ネタ(ののちゃん、某大臣)と併せて失笑させていただきました。エンドロールのアニメが一番の見所です。
う~ん、これは……
始まってからしばらく観ていたのですが(まあ当然ですね笑)、どうにも引き込まれない。その状態で、ぐだぐだの主人公とその彼女の生活がしばらく続くので、あくびが止まらず心も離れ……。主人公のキャラクターもそうだが、演じるジェシーアイゼンバーグ、こんなに魅力なかったっけ?(^-^;
主人公をつけねらうことになるCIAのほうはなにかいきなり事がはじまっていて序盤からもうサクサクと動きだす。主人公は記憶を失っているようだがCIAの人間だったことがすぐ判明する。そしてその記憶喪失にCIAが関わっていることも判明。主人公の発作も街から出ないようにそう仕組まれているのだとも容易にわかる。
予告やストーリー紹介である程度のことは客側がわかっているとしても、劇中まさかはじめから重要なこのあたりがはいはいという感じでバタバタ明かされる and 明かすにしてもそのやりかたが下手くそ、なのでストーリーとしてガッカリ。観客へのなぞも引きもあったもんじゃない。
それに、物語のキッカケとして大変重要な「主人公をなぜ殺そうとするのか」その動機がどうにも弱い、というか説明不足。このあたりはもう少しきちっとやってほしかった。他のウルトラ計画被験者の実態(暴れて犯罪を犯しているとか)をみせて、こーなるから始末するんだとか。その始末にラファを出せば、主人公殺しの際にもラファが敵としてもっと輝いたと思うのだが……。
肝心のアクションも×。まったくキレがない。いや、役者さんたちは動いているのだろうけれど、それをうまく撮れていない。これは罪だなぁ。
主人公マイクの殺人方法もイコライザーのマッコールさんと同じくそこらにあるものを凶器にするというもの。目新しいものがなし(スプーンじゃ褒めないよ)。そしてマッコールさんを超絶劣化させたような闘いぶりに、こちらはげんなり。
なんだろう、設定としては大変魅力があるので劇場へ足を運んだのだが大変後悔した。最後も大変しらけた。パディントンみりゃよかったよ。
唯一よかったのはクリステンスチュワートが可愛かったところ。
ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートは好きなのになぁ…
ラブアクションちょいコメディー
ジェス無双炸裂!
これぞまさにツウのかゆいところに手が届く一本。
ジェスらしさも満開で、トワイライト嬢も良かった。
「ゾンビランド」を思い出させる演出も◎
そして作りの荒いアニメパートも◎
「イコライザー」もびっくりのホームセンターアクションもたまらない!
十二分に満足なんだけれど、ただただ「キングスマン」が強過ぎるんだよね。
予算規模で比べてはいけないことは、分かっているのだが。
加えて凄い本作が創意工夫に満ち溢れているのも確かなのだが。
大手を振って女子とデートに使えない、といったら言いのだろうか?
(いや、「キングスマン」も大概だけれどね笑)
まさに「キック・アス」と「スーパー!」の関係のような作品。
自分はどちらも大好きです!
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