エージェント・ウルトラのレビュー・感想・評価
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吃驚するくらいのハッピーエンドが最高だった。
そこに至るまでのストーリーやアクションはなかなかにケレンが効いている。テンポもいい。うだつのあがらない主人公が、実はCIAの実験で生まれたとんでもない戦闘能力の持ち主で…なんてオタクの妄想じみた世界観を堂々と垂れ流す清々しさといったら!
情けない役がやたらとハマるジェーシー・アイゼンバーグ。今作の主人公マイク役でもとてもいい仕事をしている。冴えないにーちゃんが無自覚なまま能力を爆発させて無双しまくる快感。投げたフライパンで弾道を曲げて死角の敵を倒す。たとえばそんなスゴ技をキメながら、肩を竦めておどけるあの感じ。
当然、オタクの妄想につきものの超絶かわいい彼女だってちゃんといる。かわいいけどちょっとワケ有りのヒロイン、フィービー役にはクリステン・スチュワート。あのキレイな顔がボコボコにされたりしてて、この監督もなかなか容赦ない。それでも女神は女神。甘えた男の妄想だと笑わば笑え。
ホームセンターの売り物やらその場にあるものを使って近接戦闘を組み立てるあたりは、デンゼル・ワシントンの『イレーサー』なんかと同趣向。ただし、ノリは極めて軽薄。スチール製のチリトリで首チョンパとか、悪趣味すぎて愛がとまらない。とにかく、ぼくの好物がいっぱい詰まってる。
ただ惜しむらくは、敵がしょぼい。ぜんぜん巨悪な感じがしない。主人公を殺しにくる戦闘員も「ウルトラ計画」の被害者らしいんだけど、そのあたりの悲壮感はもっと欲しかった。しつこく追ってくる役のラファだけでも、洗脳前の幸せそうな姿を見せるとかしていれば、あの最期の台詞で泣けたと思う。
せっかく実際にあったCIAの洗脳実験を題材にしたのなら、実録風の非人間的な実験映像をチラ見せするとか、やりようはあったはずだ。あんな小物のスタンドプレーだけじゃ、どうしたって食い足りない。あえてCIAにこだわらず、『キングスマン』のヴァレンタインみたいなイカれた敵を創造する手もあったろう。
とはいえ、そんな不満も、あの最高にバカっぽくて、最高にハッピーなラストの前には些細な問題でしかない。あのタイミング。間が悪いばかりだったマイクが、ついに最高の瞬間をつかみとる。思わず映像の中のマイクとハイタッチをキメたくなるような、文句なしのハッピーエンディング。完璧にやられた。
ジェシーアイゼンバーグはひ弱感が漂うよね
細かいことはさておいて。
日本版の宣伝のお触れはなんかちぃと違和感がありますがw
ヤク中のうだつの上がらない青年が
覚醒したら超ド級のエージェントなのでした話
略してヤクちゅうえー
的なニュアンスでww
かどうかは微妙ですが、
90分弱でトントントンとスピードよく進む展開にアクションは心地よいものがありました。
最愛の彼女もだんだんと可愛く見えてきましたしぃ。
ぼんやり流し見できますわん。
予告編に期待しすぎた
他の方も仰っているように予告編ほどの面白い内容ではないと思いますが決して全くつまらない映画ではありません。
アクションシーンはなかなか楽しめましたしストーリーの面は疑問に思う点やわからない点もありましたがそこまで突き詰めなくても楽しめる作品なのでよかったです。
誰か教えて
ほんと、理解力ないのばれて恥ずかしいんですけど、なんで主人公が殺されることをあのお偉いさんは密告したんですか?別に主人公を助けてほしいわけじゃなかったみたいですけど...。
ココ最近のスパイ要素な映画でNo. 1
J・アイゼンバーグとK・スチュワートのカップルに好感が持て二人とも巧い役者でスクリーンが映える。
アクションや残酷描写などやり過ぎず派手過ぎずバランスが良くて主人公の駄目っぷりに愛嬌があって天然な感じも良い。
エンディングのアニメもセンスがあって最近のスパイ映画は特に「キングスマン」は見習え!?
ボロボロに傷だらけの姿で最後に跪いて指輪を差し出すシーンはその事だけ考えていたのかと良い意味でため息まじりに涙腺が緩んだ。
ジェシー
アイゼンバーグはアメリカ代表するナード。可もなく不可もなくキックアスな感じ。クリステンスチュワートがパニックルームの子役だと初めて気づく。大好きなジョンレグイザモも久しぶりに見た気が。相変わらずちゃんとプッシャー役。
マクガイバー系ではない
原題はAmerican Ultraで、邦題のほうがまだわかりやすい
スパイものは大好物なので一応見ることにしているが
本作は「これ好き」という設定をてんこ盛りにしただけの作品で脚本が粗雑
その場にあるもので戦うのは冒険野郎マクガイバー、バーンノーティスでお馴染みで、スパイものだと鉄板ネタだが
アイディアやその場の機転で解決するんじゃなくて、そのまま殴りつけたり切りつけたりしたらスパイものじゃないんじゃないか?
この路線ならロン毛の貧弱野郎よりジェイソン・ステイサムの「ワイルドカード」のほうがよっぽど面白かった
洗脳試験で強化するなら認識能力拡大などで、「リミットレス」のようにその人物の見ている世界を表現しなければ意味がないだろう。
洗脳で強化されたのが戦闘能力で、その殆どが身体機能によるところなのが腑に落ちない。
凄腕の元エージェントなら過去の話を持ってきても良かったが、「あなたは最高傑作よ」みたいなセリフで直接的に表現されているだけで、幼稚な表現だ
猿の宇宙飛行士アポロ?割と尺食っているんだからもっとストーリーにかかわらせても良かっただろう
キャラクターがいまいち、脚本もいまいち
スパイ映画としては評価に値しない。
致命的なのがコメディ映画のはずなのに笑えない。
予告編で笑えるところ全部流している。
ヒロインがかわいいのでギリギリ最後まで見れる
本作では日本の配給会社は割と頑張ったほうだと思う
客層をみきわめて売れそうなタイトルにかえて
売れそうなプロモーションもやってた。
問題は売る中身がなかったことか・・・
よく配給がつきましたねぇ(笑)
予告編に騙されることが多いとです(笑)
最近も「人生の約束」はがっかりでしたが、
今回も見事にやられました。
後から知ったんですが、
本国でも大ゴケらしいですな。
ドラッグストアで働く、
どうにもうだつの上がらない男が、
元CIAの凄腕エージェントで殺し屋という設定に期待した、
自分がバカでした。
人物背景も、その秘密も、理由も置き去りのまま、
無理やりなストーリーが続いていく、
もっとも苦手なパターンです(笑)
ネタバレするから書けませんが、
覚醒の仕方も訳がわかりません。
刺客をスプーンで殺すのもどうかと...。
主人公はソーシャル・ネットワーク から
作品に恵まれない、
ジェシー・アイゼンバーグ。
そんな切なさはありますが、役作りができてない。
アクションも素人並で、ダメな役者の典型です。
パンチの出し方くらい、研究してもらいたかったなぁ。
もはや戦隊ショーの方がクオリティ高いですね。
それにバッサバッサとやられる殺し屋たちに苦笑。
ツジツマが何も合わず、
伏線もはられず、ギャグも寒い。
かといってB級に振り切れていない。
監督は2本目らしいけど、
何がやりたいのか伝わってきませんでした。
まぁ、よく配給がつきましたね。
好きな人は好きなのかなぁ...。
そんな映画が劇場で観れたのだから、
まぁ貴重な体験ができたということで(笑)
予想以上におもしろい
観たかった映画と映画の間の
時間つぶしに観たので
全く期待してなかったのですが、
かなり当たりでした!
ジェシー・アイゼンバーグ扮するマイク・ハウセン、
普段はただのドラッグ中毒の
頼りない青年なのですが、
実はCIAが極秘で行っていた
ナントカ計画のために訓練された
エージェントだったのです。
(本人は訓練以前の記憶なし)
計画が立ち消えになり彼は抹殺されかけますが、
彼を死なせたくないラセターの合言葉(?)により
彼の能力は覚醒。
次々に襲い来る敵を、
恋人のフィービーと撃退していく…
というストーリー。
気が弱いヘタレのくせに、
スプーンで頸動脈を切ったり、
ちりとりで首をぶっ刺したり、
なかなかグロい殺し方をするマイク。
本人が「自分はサイボーグかも?」と思うほど。
最初の殺人の後に内股で「どうしよう!」とフィービーに泣きすがったり、
何度も言いますが基本ヘタレです。
フィービーへのプロポーズも、
何度もチャンスを逃します。
しか結果彼は「成功作」として認められ、
実はCIAで自分の観察役だったフィービーと共に
また新たな敵に立ち向かっていきます。
起承転結がはっきりしているし、
分かりやすいストーリーなのに
お金かけられてる感じが好きです。
ホームセンターでの乱闘シーンすごい楽しい。
エンディングは、マイクが漫画に描いている世界が
そのままアニメーションになってて、
それもおもしろかった。
サントラあったら欲しいな。
娯楽作品としては十分ではないかと。
やたらに人が死んだり、
CIA側の黒幕が実は個人的な暴走だったりとか、
設定に無理のある部分が多かったけれど、
全体的なテンポも良くて、肩の力抜いて見るにはいいかも。
ただ、ラストのアニメは、どうでしょう。
「手抜いた?」ってイメージが残った。
意外と面白かった。
あまり期待はしていなかったけれど、思いのほか楽しめた。
主人公のとぼけた雰囲気と戦闘シーンの対比が良かったけれど、
ばかばかしいシーンとシリアスなシーンのメリハリがもうちょっとはっきりしていても良かったかなと。
戦闘シーンのスピード感は評価。
主人公のオタクっぽい演技がうまいなあとか思いながら、
どっかで見たことあると思っていたら、
ジェシー・アイゼンバーグって、ソーシャル・ネットワークでザッカーバーグ役立った人だった。
妙に納得。
ウルトラ計画。
予告当初からずっと観たかった作品で、楽しみにしてたんだけど
思った以上にバカバカしさがなくロマンティックなのでビックリ。
ダメ男と純情女の焼き直しかと思うくらいハマっている主人公達、
ユルッとした雰囲気作りはお手の物でもこれが凄腕エージェント
となるとずいぶんムリがあるように思える。前半からキレが悪い。
木と車の例えにあるように最後まで二人はラブラブモード、プロ
ポーズも全開頑張って失敗に終わるというお墨付きのダメさ加減
だけどかなりハードなアクションをこなす二人の熱演は楽しめる。
スプーンやフライパンを使った技が披露されるあたりなどもっと
劇的に作れたような気がするし、あ~何か勿体ない^^;と思わせる
くだりが沢山ありすぎて、う~ん…となるけど、そもそも冒頭から
レグイザモが出てくるのでこれをB級と気付けばそこそこ楽しめる。
これでレックス・ルーサーをどう演じるのか気になるところだけど、
化けやすい顔のアイゼンバーグにはウルトラ演技を発揮してほしい。
(せっかく頑張ったのに電気ビリビリは可哀想よねぇ^^;笑えたけど)
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