フューリーのレビュー・感想・評価
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リアル
感想を一言でいうと昔のTVドラマ「コンバット」のストーリー性に一層戦争の悲壮感を加え映画「プライベートライアン」のようなリアルさも加わり非常に楽しめました。第2機甲師団の元兵士がアドバイザーだけあって戦闘シーンは迫力満点でした。
Dデー以来、米軍は激戦に次ぐ激戦で戦線が日増しに拡大していた大戦末期のヨーロッパ戦線では補給が間に合わず戦車や車両が足りない戦場も多々あったと書籍で読んだことがあります。
まさにそんな戦況の中での物語を感じました。実車のティー―戦車や多くのM4の車内シーン。武装SSへの憎悪。88砲の脅威・・。
あえて5点にしなかった理由は最後の戦闘シーンにありますが感想は人それぞれだと思いましたので・・。
ストーリー自体は分かりやすいのでカップルでも楽しめる作品です。
とってもリアルで怖かった!
ブラピのジャバンプレミア試写会に行ってきました。戦場のリアル感が伝わって、その場に居るような鬼気迫る緊迫感がり、怖かったです。戦争は本当に非情で善悪が無くなります。常に正常でありたい思う人間は耐えられないでしょう。彼らが平和な世界に戻った時、悪習に染まった日常を、人としてリセットできるかどうかも問題です。人間って複雑な生き物ですから。
とりあえず良かった
戦車は全くわからないので、ティーガーが!とかはならなかつた。
でも、撃たれる描写やいつ死ぬかわからない緊迫感など、リアリティがあって楽しめた。
フューリーに乗るメンバーは、共に戦ってきただけあり、とても良い関係に見えた。
ノーマンが生かされた理由はなんだったのか?
聖書の文言が多く出てきたが、それが分かればもっと理解できたのか?
エンドロールの実際の戦時中の映像は、気味が悪くて鳥肌だった。
戦車とブラッド・ピットを満喫
よくある戦争映画のお約束通り
何かの間違いで配属された新兵が成長するお話を軸に
戦車と、ブラッド・ピットを魅せる映画なのかな。
ウォーダディーは自分の心の弱さや綻びを
無理矢理抑えて戦い続けて「頼れる男」を演じているけれど
ノーマンにそんな自分を重ね見て、生かす為に色々教えていく
もちろん仲間はウォーダディーを弱い人間だなんて思っていない
と言う関係性に見える。
最後の方でウォーダディーが聖書を暗唱するシーンを見て
やっぱりノーマンとよく似てる、自分の弱さを
ノーマンに見たからこそ、かいがいしく面倒を見たんだろうな
と思えた。ウォーダディーの人間くささと戦闘時の非情さとが
かなり魅力的で、ブラッド・ピットの演技とよく合ってる。
女性の視点から見ると、エマのくだりは
5分でロマンスなんか発生しないよ!としか…
実際、制圧した町で生活を共にした兵士と住民女性との
ロマンスはあったかも知れないけど、これは無いわ~
生きる為に身体を提供しても、心まで5分で明け渡さないでしょ
尺の問題でしょうが、モヤモヤ。
戦車の戦闘シーンは見事だったし、ほんと戦車かっこよかった。
それでも、ラストの戦闘は急にリアリティが失せていき
最後には
戦車の中に仲間の至ってキレイなままの死体を確認して
救助されて車に揺られるノーマンと同じ顔をしてしまった
取って付けたような映画的ラストシーンはともかく
戦車とブラッド・ピットを満喫出来たので
私的にはそれなりに満足できる内容だったかな。
観れて良かった
私が行った時間が朝一番だったからか、年齢層が高い気がしましたが、是非若い人に観て欲しいと思いました。
私は戦争を知りません。知らない世代です。映画やドキュメンタリーで観る程度です。惨さも知りません。
しかし、私のような戦争を知らない世代に伝えること、関心を持たせることは本当に必要であると思います。
立場や過去を振り返ることなど、大々的に伝えるのは勇気のいることかもしれませんが、この映画を観て少なくとも私は学ぶことが多々あり観て良かったと思いました。
映画の中でFURY号のベテラン兵士たちは戦争の惨さを言葉と実際の戦地での体験でノーマンという新入り若い兵士に伝えていきます。
ノーマンのみならず、私にまで戦争の惨さがズシンと届いた気がします。今まで観た戦争映画とは一味違う響き方な気がしました。
この映画は戦車がとにかくリアルみたいです。
戦車に惹かれて観ても、出演者の顔ぶれに惹かれて観ても何でもいいので、私のような若い世代にお勧めしたい、と感じました。そして、色々考えるそんな1日を作るのも良いかもしれないと思います。
フューリーと言うより、グリーフとかの方が良くないか?
第二次大戦終盤の、欧州戦線における戦車乗組員の戦いを描いた映画。
この手の戦争モノでは、新兵が、先輩からのシゴキ、戦場の不合理・不条理、出会いと別れを経験して、一端の兵士になって行くというストーリーが定番だったりしますが、この作品もそのラインを外していません。しかも、その新兵が、何らかの手違いで?送られてきた新兵だったりするという事も、有りがちな設定です。
ブラッド・ピットも良いんですが、意外だったのはシャイア・ラブーフ。トランスフォーマー・シリーズで、お気楽な大学生を演じていた人と同一人物とは思えないですね。若くも、戦場の経験を得て、少し達観した兵士を見事に演じていました。トランスフォーマーの時は、イモだと思っていたんですが、失礼しました。
何と言っても、ラストの戦闘シーンが圧巻。曳光弾のシーンは、空砲に曳光弾を混ぜて撃ったんですしょうか。あとから映像処理で付け加えたとは思えないんですけどね。戦場だと知らなければ、不謹慎ではありますが、赤や緑の光が飛び交ってキレイな光のイルミネーションに見えないこともないですね。実際には、死のイルミネーションかも知れませんが。
そのラストの戦闘シーンも(たぶん)含め、戦車を交えた撮影にあたっては、イギリス・ボービントン戦車博物館よりM4中戦車シャーマンの貸出を受けた他、世界で唯一走行可能なドイツ・ティーガー戦車を、やはりボービントン戦車博物館から借り受けて撮影に挑んだそうで、CGではなく本物の戦車での撮影は、偽物ではなく本物の迫力を感じました。劇中、シャーマンがティーガーに、一発でやられてしまうシーンが有るんですが、あれじゃぁね、苦戦すると思いました。ドイツの工業力恐るべしですね。
ネタバレなので、下の方に書いています。
上の方にも、過去の戦争映画との類似点と言うか、戦争映画でありがちな設定を書きましたが、その設定には書いていないことがもうひとつあります。結局、新兵は成長するんですが、一緒のベテラン達は亡くなってしまうんですよね。って言うか、新兵だけが生き残る戦闘が、一番新兵を成長させたりもするんですが、これもそうだと思いました。
キャッチコピーに“本年度アカデミー賞最有力”とあります。最有力かどうかはわかりませんが、アカデミー賞級の作品には思えました。中々渋いです。
「フューリー」の意味が不明。
観る前の最大の関心事は、ブラッド・ピットが最後まで生き延びるのか否か、その一点でした。「ラストサムライ」のようにトム・クルーズだけが生き残っては目も当てられないよな・・・。などということを思いながら、上映に臨みました。観ているうちになんだかコッポラの「地獄の黙示録」を思い出していました。ブラッド・ピットがロバート・デュバル扮するキルゴア中佐に見え、新兵を演じている役者がマーティン・シーン扮するウイラード大尉に見えてきました。そして、ドイツ軍全体がマーロン・ブランド扮するカ―ツ大佐のように思えてきました。全体的には最近よくある糞リアリズムに徹した凡作です。「プライベート・ライアン」や「プラト―ン」が好きな人には好意的に受け入れられるでしょう。私が戦争映画で高く評価している岡本喜八の「肉弾」、マイケル・チミノの「ディア・ハンター」、イーストウッドの硫黄島二部作には遠く及びませんが・・・。
ところでタイトルにもなっている「フューリー(激怒)」とは一体、誰の、何に対する怒りなのでしょう。ナチスドイツに対する怒りなのでしょうか。だとするなら、連合国側が「善」で枢軸国側が「悪」という単純な線引きになってしまいます。戦争とは合法的な殺人です。国家が認めた殺人行為です。冷静に考えてみれば、そんな戦争に善悪などある筈がないのですが・・・。私にはよく判りませんでした。もっと、まともな邦題を考えて欲しかったです。
また、最初に書いたブラッド・ピットの消息ですが、最後に戦車の中で息を引き取ります。私はブラッド・ピットが死に、新参の兵士のみが生き残る、ここを評価して☆3.5にしました。もし、ブラッド・ピットだけが生き延びて、結果、英雄譚にでもなっていたら、☆1の評価を与えるつもりでした。
フューリー
タイガー戦車との3対1の戦闘シーンは手に汗握る場面だったと思いますが、戦車後部に肉薄し、回りこんで砲弾を撃ち込むところなんて、申し訳ないけどガルパンの最後のシーンに似てるな~ってのが正直な感想ですね。タイガー戦車側の照準や射撃の様子などの描写が無く、乗員の様子は音声のみだったのも残念。
斬新だったけど
プライベートライアンやバンドオブブラザーズとかを見てきて、戦車モノは新鮮でしたが、歴史的背景がわかってないと、???となると思います。いきなりSSは皆殺しとか言われてもSSって何?となると思います(SSはヒトラー親衛隊)。また冒頭で日付けが出てくるので、もうすぐ終戦だなとわかるのですが現在、ドイツに侵攻してきて、どの辺りの街に居るのかわかるようにして欲しかったです。
とにかくラストの戦闘シーンはプライベートライアンの最後のシーンみたく、ナチスの圧倒的な人数に対して5人と戦車のみで戦い、最後は味方が来てくれて助かる(一人だけだが)と言った感じです。
途中の街で出会う金髪の女の子はめっちゃ可愛かったです。
(-_-)マニアよだれものだが?
映画の冒頭の戦場のシーンM4シャーマンと恐らく4号戦車?の残骸、中盤の本物のタイガー戦車との死闘、捕虜なんか取らない両軍歩兵の戦い、超リアルな戦場描写。戦争になり接近戦になるとグチャグチャの殺し合いになり、皆殺しなんだと感じました。超リアルです。5台のM4で敵を防ごうと出撃するも途中タイガー戦車とパンツァーファウストで4台が撃破され、ブラピの戦車フューリーだけとなる。それもキャタピラが切れ走行不能。撤退するか、とどまるかで搭乗員と一悶着になるが結局とどまって戦うことに、、、、。途中までよかったのですが、普通ここは撤退でしょ。ここで戦っちゃうのは映画の世界だなと一挙に萎えちゃいました。
超大激戦で最後ノーマン(新任の副操縦士)だけが生き残り、フューリーは破壊される。あり得ねー!
この映画みるとクリントイーストウッドの『戦略大作戦』を思い出します。この映画は戦争映画だけど金塊泥棒の映画でこの映画でもタイガー戦車とM4シャーマンが対決。フューリー同様タイガーの背後をとってやっつける。シャーマンは拡声器見たいのをつけていてマジかっこ良い映画です。戦車長もイカす!それと『ガールアンドパンサー』!!最後 タイガーの背後を取るシーンはフューリー同様興奮!
ブラピ この二本の映画見てるかもね? マニア度0.5点追加で星3つです。
上司、先輩と触れ合う新入社員の一日
戦争映画ではあるものの、反戦的メッセージなどはそこまで重要に描こうとはしていないように思えました。
純粋に少年の成長と戦争アクションだけに重きを置いているんじゃないでしょうか。
宣伝や評価では、擬似親子のような関係性で描かれていると言われていますが、自分はどちらかと言うと「恐い係長に怒られ、意地悪な先輩にいじめられ、文句言いながら仕事覚えていく話」みたいだなと、要するに痛いほどノーマンの気持ちがわかりました(笑)
社畜的に感情移入してしまったので、実際クーンアスには最初物凄くムカつきましたね。
なんかよくわかんないうちに和解してましたけど、多分ノーマン心の中では超嫌ってますよ(笑)
それとは逆にウォーダディー係長の厳しいだけでなく、厳しい裏にもある「こいつには成長してほしい」という思いやりが感じられるシーンはグッと来ましたね。
難を言うならば、ノーマンどんだけ成長早いんだよってとこですかね。人撃つのあんだけ躊躇しといて、次のシークエンスではバンバン人殺してましたからね。
戦場という、やらなければやられるって状況だから仕方ないのかもしれませんが、順応早すぎだろと、お前どんだけ仕事できんだと、スピード出世すんのかと言いたくなりました。入社一日目なのにズルいわーって。
ていうか戦車の事おもいっきり「家」って言ってるし、監督は家族のように描きたかったと思うんで、この例え物凄く偏った見方ですけどね(笑)
いや成長の早さはどっちにしろ関係ないけども。
戦車アクションはけっこう迫力ありました。なんといってもあの要塞感、閉塞感が良いですね。潜水艦映画とか「エアーウルフ」に通じるものがあって個人的には凄く好きです。
ラストの展開とか実際の戦争でこんなことはありえないみたいな場面もありますけど、それは別にって感じです。
だって戦車とその乗組員をカッコ良く描きたいだけじゃん、この映画。
監督がやりたい事だけやってあとは知らんって、潔くていいと思うんですけどね。
だからフューリーの乗組員だけ死に様が綺麗すぎとか、お前生き残んのかよとか言わんといてあげよ(笑)
戦闘シーンは劇場で観る価値があった作品だと思います。
ネタバレ有注意。非常に惜しい作品
戦争映画好きなので公開初日に行ってきました。
結論から言うと非常に勿体ない作品です。
この作品を締めくくる後半部分、対戦車地雷で動けなくなったシャーマンが300人のSS部隊に囲まれるのですが
そこから急にリアリティ感が(自分の中では)落ちてしまいます。
手榴弾を投げ損ねて腹で抱えて爆死するゴルド然り、パンツァーファウストで装甲ごと腹を打ち抜かれて死ぬクーンアス然り、戦車内に手榴弾を2本投げ込まれて死ぬウォーダディ然りです。
どれもそれぞれの兵士の体の半分は肉塊になっていてもおかしくない訳ですが、そうは描かれてませんでした。
作品最初から非情に無惨に残酷に兵士が死んでいきます。
元の副操縦士は戦車内に顔が吹き飛んだ残骸すらあるのです。
戦争は非情で戦闘は残酷でウォーダディもそれをノーマンに説くのですが
他の一般兵はMG42や機銃で顔や足が吹き飛び、砕け散る無残なシーンとの対象でどうしても彼等の死に方が陳腐に見えてしまうのです。
使命感や勇気を持ってしてもどうにもならない、やっぱり戦争は残酷なのだ、それを最後まで描ききって欲しかった。
だからこそ任務や仲間の為に「死に方」を選んでやりきって死んでいった彼等は凄い兵士なのだと思えるのです。
しかし戦闘シーンは圧巻でした。最初の対戦車砲戦、市街戦、ティーガー戦
砲弾が車体をかすめる音、装甲をぶち抜く音、装甲が砲弾を弾きギュウウウウンという反射音
その度に劇場のスピーカーは震え、その振動が体に伝わってその戦場に居るようでした。
シャーマンの白燐弾のシーンとMG42を仲間の肩に担がせて撃つドイツ兵のシーン、ノーマンが最後空挺部隊に見つけられて衛生兵が話しかけるシーンも印象的でした。
観るなら劇場です。劇場で是非戦争の残酷さ、砲弾の音や戦車内の雰囲気(男が五人乗り込む暑苦しい雰囲気) 砲手バイブルの絶頂射撃、ノーマンの成長を是非体験してください。
プライベートライアン以降、第二次世界大戦物を劇場で観る機会は減ってます。
お金を払って損はないと思っています。
懐かしの現代版コンバット?
一部加除訂正
ドイツ軍の負けっぷりが昔ながらのアメリカ戦争映画風で痛い。
単にドイツ軍が負けるからと言えなくもないが(悪の枢軸たる、ドイツ軍、日本軍が負けるのは、何故か心の奥底ではがっかりしてしまう)、正直、かつてのアメリカ戦争映画と同じく、ドイツ軍がふがいなさすぎる。
いくつか列挙すると
・終戦間際と言う時点で、既に見る側に緊迫感が湧いてこない(1945/4じゃ、もう戦勝ムードじゃないの?)。
・ドイツ軍の恐怖を謳いながら、いざ戦闘が始まると、ドイツ軍の弾が当たらない。見ていてまず、何でドイツ軍の弾が当たらないんだと心の中で叫んでしまった。
・平原をのうのうと走行するM4ごとき、茂みに隠れたPAK40対戦車砲なら訳なく撃破できそうな。逆に茂みに隠れるPAK40の拠点になぜM4が正確に照準できるのか?
・新兵が敵を発見しつつ見逃した部分は、まぁ予想された展開。ベテランなら側面に茂みが接近すれば、まずそこを警戒するだろうに不自然。新米の部隊長を消すための演出が見え見え。
・対タイガー戦は、本来ならわざわざタイガー側が進撃せずとも黙って全車撃ち取れそうな気も。バルジ大作戦並みに腹立たしいシーン(バルジも子供心ながらに納得しがたい負けっぷり)。また、歩兵を随伴もさせず、単独で行動するのに違和感(ドイツから見れば迎撃戦なので、待ち伏せしてアウトレンジで撃破するのがセオリーのはず)。
・ラストも、動かない戦車ごときに精強な?SSが弱すぎ、バカすぎ。本来なら、パンツァーファストがあれば、2~3発当てれば沈黙して終わりだろうに。
・戦車は確かに強いかもしれないが、単独だと死角が多くてそれなりの対戦車兵器を持つ歩兵に群がられるとむしろ弱いはず。
・見せ場らしい?新兵と少女とのエピソードは感動すべきところなのだろうが、あざとさが見て取れて、むしろシラけてしまった。
見終えて思ったのは
・ナチス憎しで見るなら「戦場のピアニスト」
・M4対タイガーならやっぱり「戦略大作戦」
・ストーリーと鬼軍曹なら「戦争のはらわた」スタイナー軍曹
・戦場の恐怖、SS憎しなら「プライベートライアン」
本作の場合、映像、音響はすばらしいものを感ずるが、
・演出があざとい、あるいは既視感があって今ひとつ乗れない
・ドイツ軍の負けっぷりがかつてのアメリカ映画
で、個人的には、スケールは大きいが大味な「遠すぎた橋」にやや近いランク。
全く内容を覚えていない「シンレッドライン」よりはマシか。
立派な造りながら、琴線に触れる部分が少なく、淡々と見て終わり。
対戦車地雷のシーンはびっくりさせられたが・・・
申しわけないけど救護所でのブービートラップは少し期待した。
雰囲気として(「プライベートライアン」+「戦争のはらわた」+「戦略大作戦」)÷30 くらい?
ただ、M4シャーマンのクルーの視点としては上手く描かれており、クルーたちの恐怖を体現できる良い映画♪と言えなくもない。
個々の映像は確かにどの戦争映画にも負けないとは思うが・・・・・・・・
あと数回はスクリーンで見たいと考えているが、バカバカしいほどのドイツ軍の負けっぷりにはフォーカスせず、「できた動画」として楽しみたい。
戦闘シーンの部分部分を見ると、SSも善戦している風ではある。
戦争をカッコいいと思って見ちゃいけませぬ・・・とは散々教わってはいるが、コンバット世代、WWⅡ戦記ブームをまともに受けた世代(ハダシのゲンはリアルタイム、神風特攻等の劇画本が子供向けに存在していた時代)としては、ひとつひとつの画はなかなか良いと思えた。
新兵の成長の物語として見るのが本来なのだろうが。
本作が過去作に取って代わられることはないと考える。
本音を言えばやっぱ「タイガー戦車」視点で見たいよねぇ・・・・悲壮感で言えば「Ⅳ号戦車」、「Ⅲ号突撃砲」視点とか。
望めないのは分かっているけど。
ただ、反戦を気取って観る映画ではないのは確か。
戦車を借りたブラピ万歳映画と言えるかも。
ブラピ&パンツァー?
(当方、ガールズ&パンツァーにはついて行けないオジサン世代)
FURY
戦闘シーンはリアルさと迫力があって良い作品だと思います。
ストーリーは最後の十字交差点のシーンが全てを物語っていると思います。随所に聖書のクダリが入り、その関連性が良い作品と思いました。
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