「ちょいピンクパンサー風、悪くないですよ」チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密 雨はにわか雨さんの映画レビュー(感想・評価)
ちょいピンクパンサー風、悪くないですよ
昔のピンクパンサーみたいな、本人はカッコいいつもりだけどズッコケな捜査官って狙いでしょうか (まあこっちは画商ですが)
そういうのは自分は好きなんで、悪くないですよ
ただ、惜しいとこがいろいろある
ギャグって、伏線の付け方、ちょっとした間、ちょっとした表情、ショットの見せ方、膨らませ方、抑えるとこと大げさに見せるとことか、ほんとにうまくいかないと面白くならないんだよね。特に、抑えた演技で面白味を出すってほんと難しい
役者より演出の問題だよね。コメディー撮ってない監督みたいだからただ脚本通り撮りゃ面白くなるって舐めてんじゃないのって思ったよ。アクションとかなら普通の場面は脚本とおりにそのまま撮れば割と成立しそうだからね
これ見たあと数日は、あー、あのシーンはこういう間でこういう演出ならもっと笑えたのにとか、ずっと考えてました
ユーワンマグレガーが最初に出てくるチーズの場面もそうだし、グウィンネスパルトロウと退役軍人のおじいちゃんのシーンももっと膨らませられそうだし、デップとセクシー姉ちゃんとの最初のシーンももっと膨らませられたし、不死身の用心棒の I don't know, sir. の繰り返しももっとうまい落としがありそうだし… などなど
でもまあこういうの好きなら見てもいいと思いますよ
しかしパルトロウは美人だったなあ w
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