ガンズ&ゴールドのレビュー・感想・評価
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主人公の成長を描くクライムサスペンス
刑務所での性的虐待から守ってくれた極悪犯罪者に付き従うことになった、気弱な青年の物語。
良く出来たクライムサスペンスです。気弱な青年が、兄貴分のような形になった犯罪者に必死についていきます。
主人公の成長、兄貴分との確執、そして恋・・・それらが上手にまとめられています。
兄貴分が単なる極悪犯ではなく、男気に溢れた好感の持てる描かれ方をしているのも良いですね。感情移入がしやすく感じます。
ラスボス扱いのロシアマフィアの描かれ方に弱さを感じたことが残念なところ。あまり派手にすると世界観が損なわれるので難しいところですが、もう少し強いマフィアを描いて欲しかったと思います。
世の中には二種類の人間しかいない!
最初の見どころは、サムに依頼され、ブレンダンを脱獄させるシーン。手際よく遊覧ヘリをハイジャックして刑務所に着陸させたJR(スウェイツ)。金城武似の若造はサムの部下でもあるターシャ(ヴィキャンディル)にうつつを抜かせつつも仕事がいい。
見事脱獄したブレンダンはサムが見つけた獲物である金鉱山を狙うのだ。サムの甥であるジョシュという坊やが殴ってしまいたくなるキャラも設定として面白いし、裏切りがとめどもなく展開するのもいい。
世の中には二種類の人間しかいない!攻撃的なチンパンジーの子孫、愛情たっぷりのボノボの子孫だ!ってところがおもろいテーマ(笑)
面白いけれど…
まぁ観ている間は楽しい。
でも何か印象に残るかというと、特になし。
登場人物はみんな典型的な悪党といった感じで、
分かりやすいのは良いんだけどちょっと物足りない感も否めず。
特にユアン・マクレガーだからこそ、という部分は見出せなかった。
ただ突出した部分が無いなりに、まとまりの良い作品ではあったと思う。クライム・サスペンスが好きな人ならきっと楽しめるはず。
ユアン・マクレガーがワル役ぶりが新鮮。
ユアン・マクレガーが悪党・犯罪者な役を演じている。私の記憶の中では、彼がワルを演じていることが無かった為(私が忘れてるだけかも)、新鮮にも感じた作品でした。
ストーリー内容は、ロマンスな部分もあるが、登場人物全員犯罪者なだけに基ハードボイルド(主人公の若者も好青年だが犯罪者)だ。
金塊を巡り、知略、策略、裏切りから起きるアクション。そしてJRとブレンダンの親子にも似た人間関係は見ごたえアリでした(^ ^)
クライムアクションが好きな人にはオススメです。
それにしても、ユアン・マクレガーもシブい役が似合う様になりましたね。これからの活躍も期待したいですな。
淡々とすすむ
色んな要素を含んでいて、おそらく脚本は面白そうなのかな。
でもなぜだろう?
盛り上がらない。
やっぱり映画的な合図というか、演出は大事なんだなぁ。
ここは見せ場デスヨ。というような合図。
そして、見せ場を盛り上げるための静のシーンというか、捨てシーンというか、メリハリが大事なんだなぁ。
あと、色んな映画の良いシーンの寄せ会わせをとても感じる。これは、オマージュとかではなく、模倣。
だから、どこかで見たことある感が、ずっと感じられて退屈だ。
なんだかとても残念な映画でした。
ユアンマクレガー。
悪役も良かった。
が、ニッと笑うと白い歯が剥き出しになる笑顔は爽やかすぎる。次に悪役やるときは笑顔禁止か、歯を汚すこと。
満足
ユアンが強引で乱暴でかっこいい。
そしていつも通りかわいくもあって大満足。
JRもかわいいし優しいしお利口だし2二人の関係がおもしろい。
テンポよくストーリーが進み、脱獄、カーチェイス、銃撃戦と見ごたえありました。
楽しかった。
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