「自然感が心地よい」SHIFT 恋よりも強いミカタ takamaruさんの映画レビュー(感想・評価)
自然感が心地よい
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主人公の女性が、日本によくいるフィリピンのおばちゃんのようにしか見えなかった。もうすこしなんとかならなかったのかと思いながらも、だからこそリアルなのかとも思った。
特にストーリーがあるわけではないのに、最後まで観れたのは、役者たちの自然感なんだろう。やっている、やらされてるという、ワザとらしさ感が無くなると、それだけでこんなに映画が観れるものになるのか、と驚きだった。
音楽に乗せて見せていくシーン、部署の競争やデートでは、普通だと下手な見せ方なはずだが、不思議とそれも気にならなかった。編集がどうこうと言う気にならないぐらい、ワザとらしさがなかったということか。
ワザとらしく感じたのは、歌のシーンの泣いているインサートぐらいか。
こういう自然な映画を観れて良かった。
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