「え?…は?って感じ」劇場版 零 ゼロ かにかままるこさんの映画レビュー(感想・評価)
え?…は?って感じ
内容
今日でも明日でもない24時ジャスト。
女子同士キスすると呪われるって話です。
片方は死に、
片方は死んだ相方の霊に悩まされ苦しむとの噂は女子の心を鷲掴み。
ある日を境に不登校となったカリスマ女学生に恋をした女学生たちの狂わされた運命を描いてる、、はず。笑
脚本
役者の役割が薄い。
この役どころっている?って人多すぎ。笑
あと、もはやカメラ(ゲームの攻撃アイテム)も別に頑張って出さなくていい。笑
なので、持ち主の子役も要らなかったのでは、、
「私の呪いを解いて」がキーワードやと思いながら観てましたが散々繰り返したワードやのに結局呪いってなんやったん?って感じです。
犯人は霊ではなく、助けを求めた霊に呼び寄せられた女学生を何かの勘違いで殺しまくるシスターです。
なので、ホラー映画でなく、ただの「シスター勘違い殺人事件」です。
呪いの解き方って、この手の話で一番の盛り上がりを見せる場面ですが全てたまたまです。笑主人公が「発見する」「気づく」とか、そんなきっかけなんてないです。
主人公、たまたま遭遇したシスターの弟に殴られて気絶。物語の元凶となっている貯水槽にたまたま連れていかれ、落とされ、たまたま過去を思い出し、自分の身代わりに死んだ双子の相方を思い、たまたま後悔。
物語の転調的なものが描かれてないから
本当にダラダラした映画。メリハリがない。
見所はまさに零。AKBの学園ドラマか。って思いました。
そもそもの元凶は大シスター。
当時ここの学生だった彼女は、過去に親友と心中未遂(当時、心中が流行ってた)。
大シスターは自分だけビビって死ねず、相方のみ死亡。その罪悪感を「相方の霊が私を苦しめた」と誤魔化し(これが噂の元ネタ)、シスターとなってからは当時の幼い主人公姉妹を同じ境遇に合わせる(1人殺し、1人生かす)というクズっぷりです。
ただでさえ内容つまらなかったのに胸くそ悪い。ロクな先生(シスター)いない笑
オマケに真実にたどり着いたのはオカルト好きのゴスロリおばさんが物語終盤、自己満足で暴いただけ、ってゆーホント辻褄合わせ。伏線回収テキトー過ぎて失笑しました。
ピンチのときおらんやったのにあのゴスロリ。
一体どっから出てきた?笑
キーパーソンかと思いきやマジでただのゴスロリでした。
はぁ、、なんだか愚痴り倒してすっきりしました。。←愚痴る為に映画観たのか。笑