「ビートニク前夜」キル・ユア・ダーリン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ビートニク前夜
ラドクリフ君がギンズバーグの若い頃って容姿に説得力あり過ぎな存在感、もっとビックリしたのはバロウズを演じたベン・フォスターにエンドロールまで気付かなかった、特徴的な声など実に様になっていた。
ビート・ジェネレーションを代表する三人の青臭い青春時代の中心にいたのは最も有名にもならず才能すらない男、なんとなくニール・キャサディ的な立ち位置を感じてみたり、至って普通に生きた一般人なわけで。
歳も考えずに若者と一緒になってヤンチャな行動に混ざるウィリアム・バロウズの破天荒なスタイルがイメージ通りな人物でもある。
豪華なキャスト陣とそれぞれが的役の中、ジャック・ケルアックだけは似付かない不満が残る。
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