「珍しい映画。」悼む人 年間100本を劇場で観るシネオさんの映画レビュー(感想・評価)
珍しい映画。
感動する話でもないし、
死とも向き合ってるわけでもない。
主人公のやりたいことも、
主張はなく中途半端。
上っ面な言葉を並べられても、
心は動くわけもなく。
とにかくストーリーの組み立ては、
めちゃくちゃ。脚本もシズらない。
おのおののエピソードも
軸が弱いので絡んでいかず、
終始バラバラで宙に浮いたまま。
あまり出会えない、
珍しい映画でした。
不覚にも、
20年ぶりに劇場で落ちてしまった。
ただ一つ良かったのは、
逆に直木賞の原作本に
興味が湧いたことです。
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