湖の見知らぬ男

劇場公開日:2025年3月22日

湖の見知らぬ男

解説・あらすじ

「キング・オブ・エスケープ」などで知られるフランスの鬼才アラン・ギロディ監督の長編第4作で、ゲイ男性が集まる場で起きた殺人事件の行方を描き、第66回カンヌ国際映画祭のある視点部門で監督賞を獲得した官能ミステリー。

男たちが出会いを求めて集まる湖のほとり。フランクは魅惑的な青年ミシェルと出会い、瞬く間にひかれていく。そんな中、偶然にも殺人現場を目撃してしまったフランクは、ミシェルが犯人ではないかと疑いながらも、自分の欲望をおさえることができず……。

日本では第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭や、アンスティチュ・フランセの第17回カイエ・デュ・シネマ週間で上映された後、2025年3月に劇場公開。

2013年製作/97分/フランス
原題または英題:L'inconnu du lac
配給:サニーフィルム
劇場公開日:2025年3月22日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)

出品

ある視点部門
出品作品 アラン・ギロディ
ある視点部門 最優秀監督賞 アラン・ギロディ
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11

(C)2013 Les Films du WorsoArte / France Cinema / M141 Productions / Films de Force Majeure

映画レビュー

4.5 Europe's Tsai Ming Liang

2025年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

This erotic mystery, set on a secluded gay hook-up beach by a tranquil lake, unfolds as a dreamlike escape from reality. The landscape mirrors the protagonist's euphoric detachment from the mundane, immersing viewers in his journey of liberation. The film delves into the dynamics of homosexual envy, presenting these tensions as a hyper-realized reflection of societal norms within the clothed world. Director Guiraudie skillfully strips away societal conventions to reveal what lies beneath the fabric of everyday life.

Warning: The film features extensive male nudity, with genitalia visible in nearly every shot.

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Dan Knighton

3.0 ノンケのつくった出し過ぎ映画

2025年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 4件)
ふくすけ

4.0 こわかった

2025年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

見終わってみると普通にこわかった。
本当の真っ暗闇って普段の生活でなかなか無いし
心底こわいなと感じた。

ミゼリコルディアでもそうだったけど、
最後までどうなるかわからなくて見ちゃう。
風の音がいい効果音になっていてゾクゾクした。
木漏れ日や湖を照らす光の色が美しかった。

丸出しブラブラ、交わりも過剰なのは
私は最初から慣れてしまって普通に見れた。
モザイクありだったらそこに目がいってしまい気になっただろうけど笑
映画館は男性同士のカップルだらけでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ひかりすぎ

5.0 なにも見えない日没時

2025年5月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

恐るべし監督アラン・ギロディー。
このラストに、思い出してもゾワゾワする。
(『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』とか、なんなんだろう?と思える位、恐怖描写の演出が違う。
怖がらせるためにありきたりなお化け屋敷を撮るか、
人のなかにある殺意と恐怖と不安をみつめるか。)

美しい湖と森は、観客までものどかで気持ちいい自然が広がるが、ゲイ達には違う意味でも気持ちいいハッテン場と化している。
観客は続くゲイセックス描写やフルチンに飽き飽きするが、登場人物たちが大自然の中での自己解放と飽くなき快楽追求をするためには必要なメタファーだったのだろう。
そんな頃、いよいよ堪忍袋の緒が切れる殺人鬼。
潜む日没、聞こえなくなる声。
暗闇でなにも見えない。
目を凝らしても、見えない。

(本作は話題になりながらも上映される機会がほぼ無く、
横浜日仏学院での特別上映時に観たかったが都合がつけず。
海外版DVDの購入をしなければ観られないかと落胆していたが、やっと観られました。
映画館・横浜シネマリン様、アラン・ギロディー監督特集3作上映をありがとうございました。)

コメントする (0件)
共感した! 3件)
なかじwithみゆ