「真剣勝負だから、面白いんだろうな。NPBでは見られない。」ドラフト・デイ 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
真剣勝負だから、面白いんだろうな。NPBでは見られない。
NFLのドラフト会議の熱い一日を描いた作品。
日本のプロ野球のドラフトとは異なる所が多いですね。①完全ウェーバー制、②指名権のトレード、③指名時間10分と言うところが重要なポイント。特に、②が、この時間内でも指名権トレードが可能なため、物語で重要な位置を占めますね。
それと、日本のプロ野球でもごくごく一部で真似事はしていますが、GMと監督と言うのは完全に分業されていると言うのも、アメリカのプロスポーツの面白いところですね。物語上、サニーとペンが対立するような時もありますが、結局のところ、監督もGMの部下と言うこと。なので、実は戦っているのは監督ではなくて、GMなのかと思います。
それと、ドラフト、トレードに際して、サラリーキャップを気にしているところも面白いです。アメリカは、サラリーキャップ制がありますからねぇ。それを超えてしまうようであれば、誰かをトレードに出すか、あるいは諦めるか、そう言う話になりますからね。
舞台がNFLと言うことは、アメリカのスポーツはやっぱりアメフトなんですね。MLBやNBLじゃないんですね。そして、この自体も大きなビジネスになっているようです。ドラフト自体がダイナミックで、物凄く物語になるとは。凄いな。
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