劇場公開日 2025年4月18日

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カップルズのレビュー・感想・評価

全37件中、1~20件目を表示

4.090年代の沸騰する台湾と、青年たちの狂騒を描く

2025年4月26日
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鑑賞方法:試写会

エドワード・ヤンの作品はどれも、キャラ同士が織りなすナチュラルな空気感と、パズルのピースをはめるような緻密な構成が面白い。特に90年代を舞台にした『カップルズ』は、60年代が舞台の『クーリンチェ』の青少年キャストの何人かが再起用されていることもあり、両者を見比べるとタイムスリップしているような感覚が身を貫く。物語としては別物だが、俯瞰した視座で時代を見つめ、若者の青春と焦燥を刻もうとする点は変わらない。加えて、急速に変わりゆく街、人、価値観を活写し、親世代の疲れた表情とそれに対する子世代の目線をも痛烈に浮き彫りにする。この群像劇の一端を担うのは台湾人だけではない。外国人までもが夜光虫のごとく引き寄せられ、経済的成功を掴もうとする。その狂騒と混乱の先にニュートラルな視点を持った新入りのルンルンは何を見るのか。本作は若者たちの試練と成長の物語だ。夜の賑やかな喧騒の中で花咲くラストが忘れがたい。

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牛津厚信

4.0欲望のゲームと麻雀の類似性に注目すると、映画の面白さが増す

2025年4月22日
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鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

知的

原題は「麻雀」だが、エドワード・ヤン監督はもちろん麻雀を題材に映画を作ったわけではない。1996年、活況に沸く台北。外資とともに一獲千金を狙う外国人も流れ込む喧噪の街で、他者を出し抜いてでも金を稼ぎ、成り上がって勝者になることを望む人々を、麻雀のプレイヤーに見立てるシニカルな視点がヤン監督にこの題を選ばせたのではないか。

言葉巧みに人を操ろうとするリーダー格のレッドフィッシュ(サッカーの久保建英選手にちょい似)、若きジゴロのホンコン、インチキ占い師のトゥースペイストに、新入りのルンルンを合わせた4人組。彼らはこの欲望のゲームにおける集合的プレイヤーとして、ある程度成功した他の登場人物らと駆け引きし、時には詐欺の手口で、また時には売春婦候補の女性の斡旋で、荒稼ぎしようともくろむ。美容院オーナーが駐車したベンツに当て逃げしておき、「車で災いが起きる」との予言が当たったと信じ込ませるのは、たとえるなら自分の欲しい牌を事前に山に仕込んでおき、配牌とツモ牌の“でっち上げた奇跡”で上がって高い点数をせしめる「積み込み」のイカサマだろうか。

卓を囲むプレイヤーたちで持ち点をやり取りする麻雀が、誰かが点数を得ると同じ点数を他者が失うゼロサムゲームであることも、ヤン監督の見立てに活かされている。若き4人組の“仕事”は、新たな価値を創り出す生産的な労働ではなく、持てる者からあの手この手で金を奪い取ろうとする不正なたくらみだ。欲望にまかせて他者から金を奪うだけのゼロサムゲームでは、誰かが勝てば必ずほかの誰かが負ける。このゲームで真の勝者になるためには、他者を蹴落として勝ち続けなければならない。勝ち抜くことを最優先するなら、その過程で大切なもの(家族、仲間、あるいは愛)を失うのも必然だろう。

この映画におけるカップルの多くは流動的だが、例外が2組だけある。1組目の男は欲望のゲームに虚しさを覚え、ゲームから降り、永遠の愛と安らぎを得た。ラストのもう1組のカップルも、ゲームから降りて愛を成就させたように見える。しかしシーンが暗転してエンドクレジットが始まっても、祝福するような明るい音楽は流れず、街の喧騒が残るのみ。2人が街にとどまるなら、やがて欲望の闇に取り込まれてしまうのでは。そんな不穏さを残し、映画は終わる。

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高森郁哉

3.5「牯嶺街少年殺人事件」の少年たちが成長して再結集

2025年4月18日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

驚く

約30年前に作られた映画とは思えないほど、本作で描かれる内容やテーマはより現代の社会性とリンクし、作品の鮮度が増しているのではないかと改めて驚かされます。

エドワード・ヤン監督は、欲望を追い求めることに夢中となった先に望んでいた成功や希望があるのか、喜劇と悲劇を表裏一体にし、社会への静かな怒りと共に挑発的に描きます。さらに、この物語の根底に据えられているのは、人々が心と魂を捨てなければ生きていけない街で、“愛は存在できるのか?”ということ。それは現代の都市社会においても普遍的なテーマではないでしょうか。

ヤン監督の傑作「牯嶺街少年殺人事件」(1991)で、主人公の少年たちを演じていたチャン・チェン、クー・ユールン、ワン・チーザンが成長し、青年ギャング団役で再結集していますので、同作を先に見ておくとより深く本作を味わえると思います。

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和田隆

3.5とても面白く見た。ちょっと相米慎二を彷彿とさせる。

2025年10月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

カワイイ

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mac-in

3.0思ったよりわかりやすかった

2025年9月29日
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ツネ

4.01990年代の台北。 若い男子たち、お金も愛も何でも手に入るかのよ...

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

知的

驚く

1990年代の台北。
若い男子たち、お金も愛も何でも手に入るかのように、自信満々に過ごし。
親世代の事業に加え、西洋からも多くの人や資金が流入して。
多くの人と接するにつれ、心が揺らぎ。

成りあがる人、破綻する人、復讐に燃える人 etc.
富や欲望と、幸福や信頼は、決して比例するものではないなと。

原題は "麻將" だとか。
騙し騙され…も、賭博のようなゼロサムゲームなのかもしれませんね。

30年ほど前の台北の景色は、今よりゴチャっとして見えました。
有名な店舗…点心や書店とかがみえたのは、ワクワクします。

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woodstock

4.01990年代半ば、あの頃の台北の空気

2025年8月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

ドキドキ

カワイイ

4Kレストア版で再観賞。多様な国籍の人々が集い、空前の経済的繁栄を誇る1990年代半ばの台北。身を寄せ合うように4人でつるんで金儲けと女遊びと享楽に狂奔するドロップアウトした若者たちの前に、イギリス人の恋人を追いかけてきた美しいフランス人女性が現れる。リーダーは彼女を利用して一儲けを企み、新入りの若者は彼女に惹かれていく。そしてそれが彼らの間に亀裂を生み、やがて全ての歯車が狂っていく彼ら4人それぞれの逡巡や破滅や希望を、彼らを取り巻く多彩な人々を交えて描いた青春群像劇である。

うーん、懐かしい。それでいて今でもちっとも古びていない。90年代半ばの台北という大都会の風景や空気がそのままに切り取られている。そしてそこで刹那的に生きる若者たちの青春が崩壊していく様を残酷なまでに描き出したストーリーが素晴らしい。若いエリート社会人たちが主人公だった前作『エドワード・ヤンの恋愛時代』よりも年下のアウトサイダーな若者たちの世界を描き出しつつ、そんな若者たちまでもが金に取り憑かれ誰もが勝者になろうと血眼になっている高度資本主義社会に対するクールで鋭い批判の目が向けられていることに今なら気づく。そんな台湾版バブル経済は1997年のアジア通貨危機によって終わりを告げるのだが、この映画が公開された時点では当然ながらエドワード・ヤンも含めてまだ誰もそんなことを知る由もないわけで。その一方で、現在と変わりない光景の映画の中でも、今なら携帯電話やインターネットが存在するからこういう展開にはならないよなと思っちゃう部分が散見されるところにはちょっと時代を感じたりもした。だが同時に「都会の孤独」という作品の背後にある問題は時代を問わず洋の東西を問わず永遠のテーマだろう。

それにしてもヒロイン役のフランス女優ヴィルジニー・ルドワイヤンは今見るとというか今見てもすごい美少女。最初に観た1996年にはそこまで思わなかったのが自分でも不思議だ。台湾の金持ちの娘役のアイビー・チェンも美少女だと思ったが、この映画の後まもなく女優を辞めて米国に留学し、写真家になって日本映画にもスチールとして多数参加したらしい(幼少の頃、日本に住んでいたそうだ)。そして主人公4人のうち3人までがヤンの前々作『牯嶺街少年殺人事件』の出演俳優で、うち1人が今でも国際派スターとして活躍するチャン・チェンである。

『恋愛時代』に比べるとさすがにちょっとだけ落ちるが、それでも非常に面白かった。そしてとても懐かしい。

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バラージ

うまいなぁ

2025年6月29日
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鑑賞方法:映画館

 1990年代の台湾を舞台に邪な思いを抱く若者たちが行き交う群像劇です。

 名匠エドワード・ヤンにこんな事を申し上げるのは生意気だし、プロなのだから当たり前と言われるかもしれませんが、少し長回しの場面での人の動きとそれを追うカメラの動きが「良く計算されてるなぁ、うまいなぁ」と感心致しました。また、邦題「カップルズ」の原題が「マージャン」なのが愉快な事この上なし。

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La Strada

4.5暗く輝く映像美の中で描き出される、モラトリアムで「麻將」な世界

2025年6月29日
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えあ

4.0ワンシーンワンカットで描く「心の弱さ」

2025年6月20日
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居場所もなく希望もない若者たち。彼らのあまりに刹那的な生き方には全く共感できない。しかし、両親やパートナーと、うまく関係を築くことができない彼らの弱さが明らかになるにつれ、クソ坊主たちに感情移入していった。

そう思わせる展開と、心情を突き離すような「ワンシーンワンカット」を多用して描き切るエドワード・ヤンの手腕が、やはり素晴らしい。

ホンコンが「牯嶺街少年殺人事件」のあの男の子だったと、映画を見た後に知った。いい役者だ。しかも「
青春18×2」のプロデューサー。台湾映画界の大物になってたんだ。

圧倒的なストーリーの面白さがある映画じゃない。しかし、誰しもが抱える弱さに心揺さぶられ、ほんの少しの希望がいつまでも心に残る映画だ。

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No Life, No Movie

4.5スクリーンに映ったカップルたち

2025年6月19日
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鑑賞方法:映画館

何度も見た作品ではあるけれど、スクリーンで見るとやはり違う感覚がある。
若い頃に憧れを覚えたあの時代の台湾、今見るとやはり違う感慨があるけれど、無軌道な少年少女たちの青春に胸を打たれる。
『クーリンチェ』、『恐怖分子』の悲劇的な結末から、ある種の軽やかな救いを見出せる『恋愛時代』と本作、そして『ヤンヤン』へと。最初から完成した映画作家のように見えたエドワード・ヤンの変化が垣間見えて面白い。

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yama

4.5エドワード・ヤンに酔う(多義的)

2025年6月13日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

時代、都市、人間を複雑さを保ちながら描ききるエドワード・ヤンの才能に酔い(be fascinated)、緻密な計算に基づいて作られた画面に酔う(get sickness)。
どの作品でも「あの時代に生きてみたかった」と強く思わせるエドワード・ヤンという人物の存在(と不在)に酔う。

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NEI

4.0うまくいえない

2025年6月9日
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エドワードヤンの映画のよさはうまく言葉にできない。しみじみ良かった。

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hyvaayota26

4.0交差

2025年5月24日
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友達同士で女、または男を交換するという行為に驚いたが、その「変な交換」は、私たちが日常的に行なっている「普通の交換」に気づかせてくれた。

お金、もの、言葉、思い、
私たちは色んなものを他者と交換している。

交換はしている。
でもその交換は正当ではないのかも、
タクシーのお金をぼったくられる。
通訳は正しく言葉を訳さない。
好きなのに嫌いと伝える。

皆んな、何気なく交換できてると思ってる。
でもよく見たら、手元に残ったものは嘘っぱちだったり、
間違えたものを渡していたことにきづいたり、
ちゃんと交換することって難しいのかも、

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24歳®︎

4.090年代の台湾の空気感

2025年5月24日
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鑑賞方法:映画館

鑑賞から時間が経ってしまったので簡単な記録。

96年公開の映画だから急速に経済成長する当時の台北の空気感をひしひしと感じる作品で、ギラギラしてるけどすごく空虚でちょっと悲しい…
でも爽やかな余韻を感じられて良かった。

登場人物がみんな碌でもないので、初めは少し戸惑いつつも、脆さが見え隠れして憎みきれない。
全然気づかなかったんだけど、ホンコン役の子、若かりしチャン・チェンなんだね。

エドワード・ヤン作品は気になりつつもずっと見逃していたので、映画館で観られて良かった。機会があったら他の作品も観たい。

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るか吉

5.0都会に飲み込まれずに生きる難しさ

2025年5月16日
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鑑賞方法:映画館

都会では破壊と再生のサイクルすべてが換金される。

より大きく歯車を動かすことができれば、大きな富を得ることができるが、
個人の肉体や精神はそれに追いつかず、飲み込まれ、バラバラになっていく。

本作の4人の青年も、同じ場所に住んで、一心同体の兄弟のようにふるまうが、
都会に飲み込まれないように、なんとか自分を保つために
一時的にゲーム(麻雀)のように疑似的な共同体を形成しているだけで、
結局はほとんどが押しつぶされ、離れていく運命にあるという皮肉か。

全体に引き気味のフレーム、移動の少ない画面構成、長めのカットから
冷静な観察者目線を感じた。

後半、苦しい辛い描写が多い中で、
周囲環境に違和感を感じて早々に抜け出した二人に希望を与えられるラストに救われた。

都会の住人の友人、家族、恋人、さまざな性別の人間関係における、
友情、愛情、欲望、絶望、希望など複雑に交錯する感情を描いた
すばらしい映画だと思った。

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HK

3.0オシャレ

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

エドワード・ヤン監督の映画は初見かもしれない。内容はともかく映像や台湾の佇まいがオシャレ。原題は「麻雀」なのね。ウォン・カーウィの映画っぽかった。

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hanataro2

3.5古きよきものをみて新しき価値観をおもう

2025年5月8日
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鑑賞方法:映画館

こういう刹那的で退廃的で空虚な世界観がかっこいい時代もたしかにあったなあ、とあの時代と自分の若さをなつかしみながらみた。
これがスタイリッシュでかっこいい時代もあった、でも今みるとたしかに受け入れがたいところもある。時代というよりは、私自身がとしをとってほんの少しおとなになったのかもしれないな、などと感傷的になりました。

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kikisava

3.0リベンジ鑑賞

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

難しい

1996年の公開時にオシャレ系映画で話題になってましたが、見逃していたので、やっとリベンジ鑑賞できました。30年前の台湾がカオスでエネルギーに溢れていて男達は無茶苦茶でした。女性をシェアするのとキスが不吉だと言ってるのは、何か意味あるんですかね?カメラのセンスは、ウォン・カーウォイにも通じてるかな?あと、エンドロールに「林海象先生」があって驚きでした。確かにあの時代のマニアにはホットな方でした。

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ミカ

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年4月29日
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りゃんひさ