海を感じる時のレビュー・感想・評価
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睡魔を感じる時
原作は作者が18歳の大学生の時に発表、新人賞も受賞した。
主人公である女子高生の愛や性が赤裸々に綴られ、その内容もさることながら、若い才能も認められたのだろう。
しかし、本作に限った事ではないが、幾ら原作が素晴らしくとも映画も傑作にはならない典型的例。
多分、駄作ではないと思う。繊細なタッチで登場人物たちの心情を描いている。
でも、ねぇ…、
あまりにも淡々として、演者もボソボソと喋るので、とにかく退屈!
見る前にしっかり睡眠取って、お目々バッチリさせとかないと開始5分で寝の世界へ誘われる。
後、皆無と言っていいほど説明的な描写も台詞も無いので、イマイチ状況が把握出来ない。
それでも見てたら何となく分かってきたけど、別に面白くなってきた訳ではなく。
要は、先輩と体の関係を持った女子高生が居て、先輩は自分の事好きじゃないかもしれないけどそれでもいいから先輩と一緒に居たくて、ある日その関係が母親にバレ、先輩に本当の想いを告げる…みたいな。
繊細なタッチで愛を求めるドラマには仕上げているけど、こりゃただの女子高生の不純な関係の官能映画じゃん…。
主演は、市川由衣と池松壮亮。
大胆なヌードや濃厚な濡れ場など熱演を披露しているが、どうしても違和感が拭えない。
二人共、全然高校生に見えない! 撮影時二人共、20代半ば~後半。
百歩譲ってそれはいいとしても、劇中では市川が後輩で池松が先輩だが、実際は市川が年上で池松が年下というカオス!
まあ、市川由衣のヌードや濡れ場や魅力や実力を見れただけでも良しとしよう。
採点は全て彼女に。
愛しいクズ
池松君みたさ&市川ちゃんのおっぱいみたさという
すっごい不純な気持ちで見てみたけどよかった。
池松くんも市川ちゃんも両方くずなんやけど
市川ちゃんの気持ちめっちゃわかるわ~~~~って思ってしまう。
女性目線の映画だからかな。
池松くん演じるくず先輩、くずはくずやけど
ある意味優しいくずというか…素直くず?なんだ素直くずって笑
最初に僕はこういうやつって何度も言葉で言ってるし
自分に近づかないように拒否するのは優しさだと思う。
(拒否せずずるずるいく男性がほとんどだと思うから)
好きになったっていうてたけどあれは愛なのかなあ、、
最後の海のシーンもよかった。
次はいい恋しろよ!と言いたくなる。(どこの立ち位置で言ってるかは不明)
恋
原作読んでません
どうしても好みで評価が割れる作品だとおもいます。
私はこの手の純文学作品に感情移入できないタイプなので、やはり今回も登場人物それぞれへの共感は薄かったです。
純文学作品に対して、ほとんど知識はないですが、
村上春樹とか好きな人にはいいのかな?と思いました。
原作の話し言葉を採用したと思うんですが、
やはり小説では気にならない言葉使も実写で役者が喋ると、なんとも言えない違和感が拭いきれず。。。集中できない。。。
そしてですね、邦画にとっても多い事なんですけど、
なんでここまで台詞が聞き取れないんでしょうか?洋が何言ってるのか全然分からなくてヘッドホンへ切り替えましたよ。
それでもよく分からないところがあった。
これ劇場で見た人は大丈夫だったのかな???
ともあれ市川由衣の脱ぎっぷりには本当に拍手!
濡れ場のシーンは緊張感とウエット感がありとても良かったですよ!
すべての登場人物に共感
主題歌: 「泣くかもしれない」
作詞作曲: 下田逸郎
歌: MOTEL(須藤もん&対馬照)
誰にでも愛される女になればなるほど
ダメになってく 私がいて
誰からも嫌われる女になればなるほど
強くなってく 私もいる
あなたどっちが欲しいのか
はっきりしてくれなきゃ
たまらないって呟いて 私
泣くかもしれない
この世になびいて この世に馴染んでいくことを
やらせで出来る 私がいて
あの世に呼ばれて あの世に出かけていくことを
自然に出来る 私もいる
あなたどっちが好きなのか
態度で示さなくちゃ
助けてよって呟いて 私
泣くかもしれない
私を見抜いて体の芯まで抱きしめて
やすらぎくれる あなたがいて
とことん普通の男のポーズで逃げていき
むなしさくれる あなたもいる
私どっちもいらないと
今夜は決めなくちゃ
愛してるって呟いて 私
泣くかもしれない
ひとり 泣くかもしれない
私 泣くかもしれない
↑この曲本当に好き!!なんていい歌詞なんだろうと思う。
もう解散してしまったそうだけど、活動中は路上ライブで道行くOLを泣かせていたとか。
いや泣くわ。夕方路上でこれ聴いたら泣くわ。
最近観た作品の中で、「登場人物に共感したランキング」を作ったらこれがダントツで第一位。
すべての登場人物に共感できるポイントがあった。
主要な登場人物以外、これでもかっていうほど人が出てこない。
恵美子と洋の共通の友達らしき人間も出てこないし、2人が一緒にいるシーンもほぼ無人。
きっといたんだよ。人は。でも見えてなかった。
恋は盲目ですね。視野が狭くなりますもんね。わかりますわかります。
池松壮亮は、MOZU以来比較的ずっと好きなので、今回も素晴らしかったと言い切る。DANGEN.
高校時代、「~だけれど」っていう喋り方、絶対ないだろ!とか思いながら、池松壮亮がやるとなんとなく納得させられる気がするから不思議。
市川由衣は初めて観たけど、常に不貞腐れているようなあの独特な表情が良かった。
恵美子は、洋と一緒にいるときといないときの性格の差が激しくて、まるで別人。
きっとそういうところも、これを観た女性たちの共感を呼んだんじゃないかなと思う。
「常に不貞腐れている女優ランキング」を作ったら今までは仲里依紗と上野樹里がトップ2だった(そしてどっちも全然好きじゃない)けど、今日からは市川由衣推しでいきます。
最後に、恵美子の友達が呻くように呟いた伝説的な台詞を書き残しておくから噛み締めればいいよ。
大切にしてもらうってどういうことなのよ
大切にするとかしてもらうって、わかんないよ
大切にするって、目に見えないものじゃない
結婚とか、形じゃないでしょ
言葉でもないでしょ
感覚だってあてにならない
よかった
理解し難い
何が言いたい?
後輩に面白い映画ですよと勧められて
DVDをレンタルして観ましたが
30分ほど見た所で爆睡、気が付いたら終わってました
仕方がないので、再度見直しましたが
単なる女ストーカーが男を忘れられずに・・・つうお話?
ファンの方なら一見の価値あるとは思いますが
そうでない方は、別に・・・
恵美子が最後までひろしに自分の気持ちを理解してもらえず、ひろしから...
最後がちょっと
本は読んでいないが、原作はもっと良い作品なのだと思う。
途中までは、恵美子は自分の体にしか興味のない男の子洋を、それでもいいと言い愛している。最初は一途に思い続ける純愛物語だと思っていた。が、そうではなかった。洋は映画最後に恵美子を愛しく思うようになり、同棲を始めた。が、その途端、恵美子は冷めてしまう。彼女の母親と洋が当初非難していた通り、恵美子はダメな女だった。
最後のシーンは、何かが始まるのでもなく、終わるのでもない。海に呼ばれるかのように家を飛び出し、ひとり海を見つめる恵美子。ただ、なんとなく救いのない感情だけが残る作品。もう一度見たいとは思わない。だが、男と女の性や恋愛感の違いをリアルに繊細に描けてはいるので、いろいろ考えさせられた。星は、このような難しいテーマに挑戦した事に対して。
主人公演じる市川さんの体をはった演技が自然体で終始好印象なのだが、母親役の人の演技が素晴らしく上手いと感じた。
女性に見てほしい。恵美子せつなすぎ・・
とても屈折しているストーリーでした。これが純愛だったらこの主人公・恵美子はせつなすぎる・・・。女性目線だととっても悲しくなってしまいました。
ともあれ・・恵美子の環境が可哀そうであった。母と2人で暮らしているが、この母親がちょっと怖い。自分どおりにならない娘に向かって物を投げつけたり、罵倒したり・・こんな環境で暮らす恵美子が可哀そうだ。そして先輩に恋するも・・この男もひどい。体だけを貪り・・恵美子に対してすごく冷めていた。女としてちょっと寂しい。それでも恵美子はどこにも行くあてもなく・・母親から逃げてはこの男に会いにゆく。実にせつなく・・終盤まで暗い気持ちになった。
でも・・ラスト・・やっぱり自分の家に戻る恵美子。先輩との恋もなんとなくやりこなし・・最後は女の貫禄出まくっていた。そこにグッときて・・しんみりできた。女性にぜひとも見て頂きたい。こんな女の一面。リアルにありそうか?恵美子の「好き」って感情・・体を捧げて表現するせつなさ・・ぜひ見て頂きたい。
よく分からないけど市川由衣かわいい
切なすぎる
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