劇場公開日 2014年9月13日

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「睡魔を感じる時」海を感じる時 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0睡魔を感じる時

2018年1月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

萌える

原作は作者が18歳の大学生の時に発表、新人賞も受賞した。
主人公である女子高生の愛や性が赤裸々に綴られ、その内容もさることながら、若い才能も認められたのだろう。
しかし、本作に限った事ではないが、幾ら原作が素晴らしくとも映画も傑作にはならない典型的例。

多分、駄作ではないと思う。繊細なタッチで登場人物たちの心情を描いている。
でも、ねぇ…、
あまりにも淡々として、演者もボソボソと喋るので、とにかく退屈!
見る前にしっかり睡眠取って、お目々バッチリさせとかないと開始5分で寝の世界へ誘われる。
後、皆無と言っていいほど説明的な描写も台詞も無いので、イマイチ状況が把握出来ない。
それでも見てたら何となく分かってきたけど、別に面白くなってきた訳ではなく。
要は、先輩と体の関係を持った女子高生が居て、先輩は自分の事好きじゃないかもしれないけどそれでもいいから先輩と一緒に居たくて、ある日その関係が母親にバレ、先輩に本当の想いを告げる…みたいな。
繊細なタッチで愛を求めるドラマには仕上げているけど、こりゃただの女子高生の不純な関係の官能映画じゃん…。

主演は、市川由衣と池松壮亮。
大胆なヌードや濃厚な濡れ場など熱演を披露しているが、どうしても違和感が拭えない。
二人共、全然高校生に見えない! 撮影時二人共、20代半ば~後半。
百歩譲ってそれはいいとしても、劇中では市川が後輩で池松が先輩だが、実際は市川が年上で池松が年下というカオス!
まあ、市川由衣のヌードや濡れ場や魅力や実力を見れただけでも良しとしよう。
採点は全て彼女に。

近大