「グロい傭兵チーム。」サボタージュ ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
グロい傭兵チーム。
オールスター筋肉大感謝祭でシュワちゃんの出番が少ないな、
と思ったら、まぁこっちでこんなことして(爆)と思わせる作品。
もうすぐ公開の「フューリー」の監督作なので、直近で二本?
と、ある意味大宣伝になっちゃう作品。なんだけど、
良いか悪いかでいうのが難しい、後半まで釘付けになるけど。
麻薬捜査局特殊部隊がネコババし損ねた1000万ドルの行方と、
メンバーを標的とした連続猟奇殺人事件の犯人の解明。
大方の予測で麻薬カルテルの報復よね?と思うのが一般的な
ところなんだけど、果たして本当にそうなのか…?
謎が謎を呼ぶ(ハッキリいって全員が怪しい)、猟奇ミステリー。
ちょっと従来のシュワちゃんぽくない描かれ方がとても新鮮。
しかしグロいよこれ…。何回スクリーンから顔を背けたことか!
そこまで、肉片や腸を映す必要あんの?と思うほど甚だしい。
いかに猟奇的な殺され方をするか、カルテルの報復と思えば一理
あるが、となると過去に因縁を抱えるシュワとの関係は何なのか。
チームひとりひとりが何を考えているのか分からないうえに、
前半からどんどん殺されていってしまうので、…うーん?となる。
女刑事が捜査に絡んでシュワと協力体制になってからも結構長い。
どちらかというと大金の行方より、誰が仲間を殺しているか?の
謎がいちばん不可解なんだけど、これが後半で思わぬ結果になる。
さて。終盤。さぁーどうしたもんでしょうかね、この展開は。
ここまで引っ張って…それかよっ!!って思うか、
う~ん、ひと味違ってて面白いわね。って思うか、は
やはり観る人によるところで、私はオイオイ!ってなりました。
そりゃないわなー。と思うのがS・ワーシントン。
あの恰好もないわ(最初気付かなかった)と思うけど、あれもなー。
まぁ、とにかく変わった展開を見せる作品ではあります。
他に変わってるといえば、シュワの後ろ髪(刈り上げ)、かなり変!
(傭兵軍団が陽ならこちらは陰。ラストの駆け足纏めが大雑把ねぇ)