「他の伊藤計劃作品にも興味が湧きました」虐殺器官 チリさんの映画レビュー(感想・評価)
他の伊藤計劃作品にも興味が湧きました
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今の平和な日本では、戦争や内戦はテレビの中の遠い世界のように感じてしまいがちです。
ジョン・ポールの考えていた事は、先進国にテロを持ち込ませない為、その人達同士で争わせるというすごく残酷なことですが、自分の周りが平和であるなら、人は無関心でいられるかもしれません。
劇中での言葉にもあったように、人は見たくないものは見ないようになっているとは正にその通りだなと感じました。
人工筋肉のくだりは、屠殺場の様子などを撮影した映画「いのちの食べかた」を思い出しました。
本作で初めて伊藤計劃の事を知り、他の作品も本や、映画版も見たいと思います。
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