「我々が選ぶかもしれない未来を舞台にした映画」虐殺器官 つなやんさんの映画レビュー(感想・評価)
我々が選ぶかもしれない未来を舞台にした映画
あらすじを読んだら面白そうだったので鑑賞することに決定。SFであるが、近未来が舞台なので、起こり得てもおかしくない、我々が選ぶかもしれない現実として受け止められた。テロを起こそうとする者と一般の人々の断絶、監視され追跡される管理社会、弱いものや貧困や紛争を喰い物にする利権構造、人類の進化の過程で習得してきた協調性と排他性、個人として他者や社会との関わり等々、この映画から読み取られ考えさせられるテーマは、まさに現代に生きる我々の課題そのものである。今度原作小説も読んでみよう。
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