ペインテッド・ヴェール ある貴婦人の過ちのレビュー・感想・評価
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ノートンとワッツだから最後まで観られる普遍的すぎるテーマです。
あいも変わらず。
夫が退屈だから、自分に構ってくれないから、妻は他の男と寝るんだ的な。
浮気って後でいろいろ言い訳するけど、結局タイミングだと思うんです。
でも、なんで女性が浮気する映画って、動機が幼稚に描かれることが多いんですか?女はみんな、かまってちゃんみたいな(笑)
男が浮気する映画は、そんな切り口じゃないのに。
「ある貴婦人の過ち」て。邦題ミスリード過ぎる。
そんなエロティックな要素はあまりありません。
でも原作がサマセット・モーム「五彩のヴェール」でした。
1920年代の原作なら、こんな切り口でもしょうがないかも。
細菌学者の夫(エドワード・ノートン)は仕事一筋。そんな夫に嫌気が差した妻(ナオミ・ワッツ)は、浮気をする。
それを夫が知ってしまい、制裁的にコレラが蔓延する中国に妻同伴で赴任する。でもそこで、仕事に打ち込む夫の素晴らしさを再確認し、愛が深まるけれども……、みたいな。
これ、日本劇場未公開みたいです。
中国の風景が綺麗です。
ノートンとワッツだから最後まで観られる、普遍的すぎるテーマです。
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