ビッグゲーム 大統領と少年ハンターのレビュー・感想・評価
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景色がキレイで、それぞれのキャラクターが良かった
景色が良かったぁ~。少年ハンターのキャラクターも良かったし、本当に応援したくなった。大統領のヘナチョコぶりも面白ろかった。アクション映画との事でしたが、所々コメディタッチが面白かった。何も考えずに娯楽として観れる一本です。本当に景色がよかったわ。
おバカな二人の“究極”サバイバル
序盤は父と息子によるベスト・キッド風の展開だったのが、エア・フォース・ワンがフィンランドに不時着してからエクストリーム炸裂の作品\(^_^)/
主人公・オスカリが大統領をバスタブサイズのフリーザーに匿うと、上空から首謀者のヘリに宙吊り&誘拐され、ワイルドウィングやワイルドリバーを楽しみます。
渓流からフリーフォールされるとワイルドジャングルモードになり、間抜けにも飛行機に戻って合衆国へ救援を求めようとします。
しかし、首謀者は大統領を暗殺してだるま落とし式で政府高官になることが目的(要はクーデター狙い)なので、政府のスタッフは平和ボケして誰も気付きません( ・∇・)!!
そして案の定“忍法壁抜けの術”で首謀者が大統領の前に現れ(/´△`\)、ジャングル・ブックよろしくのハンターpowerなオスカリが、ホームアローンっぽい浅知恵で首謀者を仕留めてメデタシメデタシσ( ̄∇ ̄;)
変声期途中のオスカリと製作陣の中2病っぽさが全開で(笑)が堪えきれませんでした( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
なぜこんな大作風B級作品を松竹が買いつけて丸の内ルーブルで封切りしたのか、センスがハテナで仕方ありません。(;゜0゜)
サミュエル…は存じあげないので悪しからず。
獲物はデカい! 狩場は狭い!
謎の武装集団によって撃墜されたアメリカ合衆国大統領専用旅客機“エアフォースワン”。
森に不時着した大統領は、たまたま居合わせた狩人見習いの少年と共に武装集団から決死の逃走を図る!
という、なんとも威勢の良い設定のアクション映画。
乱暴に言ってしまえば『エアフォース・ワン』と『ダイ・ハード2』と
『ハンガーゲーム』(か『ランボー』)を足して10(笑)で割ったような映画でした。
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まあ色々とツッコミ所はある訳だが、一番の不満点はアクション映画としてのボリュームかしら。
まず大統領と少年が出会ってから次の見せ場になるまでがずいぶんと長い。
2人の友情を描くシーンは必要だと思うけど、眠くなる。
で、遂に大統領が敵に追い付かれ、少年ハンターが闘う覚悟を決め、
いよいよ怒濤のアクション開始ッ!と思ったら
冷蔵庫にしがみついて湖に落ちて飛行機に逃げ込んでドッカーンで あっれぇもうおしまい?
なんかあと2, 3つくらいアクション的な見せ場が足りない気がするんすけど。
威勢の良いタイトルに反してのこの食い足りなさは
学校遠足御用達の駄菓子“ビッグカツ”を想起させる(←させない)。
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大統領を演じたのはみんな大好きサミュエル・L・ジャクソン。
どの作品でもマザファカ言ってる気がするこの御代が
アメリカ合衆国大統領て。いやアメリカ合衆国大統領て(爆)。
まあ今回はいつもの1/100くらいしかマザファカ言わないし(結局言うのね)
人気は無いし弱いしで色々と情けない役なんだけど。
大統領よりも敵役のレイ・スティーヴンソンが一番カッコ良く撮れてるのが意図的なのかは分からないが、
“裏切り者のベテランSP”という設定はその動機も外観も含めてけっこう渋くて良い。
まあ屈強な見た目の割にはそこまでタフじゃない訳で、
彼にももっと強敵としての見せ場が欲しかった。
SPの裏切り、加えて政府内部の陰謀など(なんかデジャヴをバリバリ覚えるシナリオではあるが)、
話のスジに飽きずに観られる程度にはサスペンス要素もある。
だがそれよりこの映画は、オンニ・トンミラ演じる少年ハンターの成長譚にドラマの比重がかかっていて、
弓もマトモに射ることが出来ず心の奥では怯えきっている彼がだんだん勇ましくなる過程こそ一番の見所。
ツッコミ所は多かれど、大統領という獲物を手にして、父親に誇らしげに笑い掛ける少年の姿には、
まあ、ちょっとだけ、グッとくる。
あとは……
JB(ジェイソン・ボーン)ばりの近接格闘を見せる
JB(ジム・ブロードベント)が一番のサプライズかねえ(笑)。
てか黒幕残して終了だなんて、『2』も作るつもりなの、コレ?
絶対出ないと思うんだが……ちょっとだけ観たいと思っている自分がいる(笑)。
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以上!
これぞまさしくB級アクション映画ってな内容で、不満は多いのに不思議とキライにはなれない作品。
とはいえ高い劇場料金に見合うほどのボリュームは無いと思うので(苦笑)、DVDでの鑑賞をオススメします。
<2015.08.22鑑賞>
さすがフィンランド。
まさにフィンランド合作映画という感じの珍怪作(誉めてます)。
痛快なのはアクションではなくアメリカ批判というのが面白い。
そもそも大統領がサミュエルって^^;どうゆう国なんだよ?って
思うことしきり。てっきりテロリスト方面だと思っていた自分
は、彼の何ともなヘタレぶりを見るにつけ、こんなんだったら
わざわざ山中で殺さなくても失脚するんだからほうっておけ~
とまで思ってしまった(あんな大掛かりなねぇ)作戦までも珍怪。
ただそんな荒削りな脚本&設定がハリウッド産ありきたり映画
になっていないところが爽快で、観終えた瞬間バカバカしさ高!
だいたい少年ハンター(オンニ君)の面構えが愉快。どうしよう?
と父親まで断念していた彼の腕前が「冷凍庫」登場の場面で炸裂、
やだ、コメディ映画だったのかしらと思ったくらい。(友人曰く、
父親の方も先代がそうしたんじゃないか?だって。笑~)早々に
テロリストの正体も発覚し、後は遭難した大統領と少年が頭を
振り絞って対抗する姿が(感動的に)描かれるはずだ、ハリウッド
ならば^^; しかしダラダラ…長い攻防戦(逃亡戦か)の末、少年
が放った弓矢がついに…!(ここ見せ場なんで、割愛しときます)
あまりの展開の緩さと豪華俳優陣の屈指の演技でバランス絶大。
どんな危機でも乗り越えられそうな勇気だけは今作から学べる。
(オレの獲物は大統領さ!の仁王立ちがサマになる少年オンニ君)
ご都合主義な展開
展開が結構無理あり。
偶然靴が見つかるのは許せるとしても、古い冷凍ボックスに防弾性能があったり、少年を振り落とすために低空飛行したり、かなり都合のいい展開。伏線も直球でわかりやすすぎる。
尺が短めだったのは救い。
強くなれ!!
御都合主義な場面も多かったですが冒険譚としては楽しめました。
残念だったのは、お父さんのサプライズ。
お父さん、それ八百長だから!!
13歳の子が一人でサバイバルは過酷だと思うけども、それでは息子を信じて行かせた事が半減してしまうじゃないか。
伝説の狩人というなら、もっと息子を信じきってあげて欲しかったな。
あとはラストの黒幕処理ですね。
スパッと綺麗に全部解決して欲しかった。
喉に魚の小骨が刺さってる感じです。
世代を超えた友情とか好きな方なので大統領と少年の奇妙な絆は見てて微笑ましかったです。
今の大統領がオバマさんじゃなかったら誰が大統領役やってたのかな?とふと思いました。
子供が何かに挑戦する時に後押ししてくれるような映画だったと思います。
夏休みっぽい
映画の季節は冬だったけど、夏休みに見るのにぴったりな少年映画だった。オレはおじさんなので、お父さん目線で楽しかった。子供が13歳になったら誕生日プレゼントにDVDを上げて一緒に見たい。
見ている最中は、もうちょっと興奮したり盛り上がったりしたかったと思ったのだが、リアリズムから遠ざからない選択だったのだろうと思う。ただ、少年が狩りをする場面は見たかった。獲物もまったく出てこなかったのは寂しい。
一人前の男になろうとしている少年が勇気を試される場面がいくつもあった。もうすっかりおじさんのオレでもケツを巻くって逃げ出したくなりそうで、いざその場面にオレが直面したらと思うと全く無理だと思う。
少年が、相手がたとえ悪人であろうとも殺意を抱き弓を引く場面を、正面から描いているのはすごいことだ。
90分と短いのでスピーディーで良かった! 以意外と映像も良かったし...
90分と短いのでスピーディーで良かった!
以意外と映像も良かったし、なんか最後は含みを持たせる終わり方で好きかも!
描き方が雑だ・・・orz。脚本が良ければもっといい作品になったと思います。
フィンランド上空でテロリストによって撃墜されたアメリカ大統領専用機エアフォースワン。大統領は、脱出ポッドで墜落するエアフォースワンから脱出するが、アメリカ国防総省は、その位置を見失ってしまう。
エアフォースワンの脱出ポッドという発想は、ウォルフガング・ペーターゼンが監督で、ハリソン・フォードが大統領役を演じた『エアフォース・ワン』での設定だよね?って言うか、本当は無いらしいですけどね。
うーん、評価に困るな(苦笑)。正直に言って、期待には外れました。機内や閣僚、危機管理センター、その他種々とが雜です。雑すぎます。これの製作陣は、『エアフォースワン』を見るべき。制作にアメリカのスタッフが入っていないので仕方ないのかもしれませんが、日本人が判るくらいなんですからねぇ・・・。
それと、フィンランドはNATO加盟国じゃ無いとは言え、捜索に全面的に協力するでしょう、普通は。その辺の所が全く描かれていないんですよねぇ。そう言う細かい所が雑なんです。
でもねぇ、描いている内容は意外に深いです。所々に入る大統領の「アメリカは最強の国」的なセリフが、フィンランドのアメリカ観を示しているような気がしますね。強烈なアメリカ批判の作品なのかもしれません。
それにしtめお、シークレットサービス隊員の裏切りは、『エアフォースワン』でも描かれていましたが、副大統領の裏切りとはねぇ。それを言っちゃぁお終いよと言うところを描いていますね。
もう少し丁寧に脚本を書いていれば、もっといい作品になったと思います。
偶然が起こりすぎてる。
サミュエル・L・ジャクソンが主演と知り、すぐに鑑賞。
大統領とハンター少年が大統領を狙うテロリストから逃げます。
アクションも凄いし、奇妙なコンビだし、互いの掛け合いも面白かったし、意外な黒幕の正体も予想外でした。(^^)
しかし、色々と気になる所が多々ありました。一言で言うと、偶然が起こりすぎてます(^^;
その前に、気になる点から書きます。
・物語の最初、大統領ではなく、黒幕の警護官の話が軸になってる。
→辞職する警護官が悪い奴だと最初から分かってましたが、テロを起こした動機の理由が浅い。もうちょっと詳しく話してくれれば良かったのでは? (この警護官は前に大統領を庇って自ら銃弾を受けて、硝子の破片が心臓付近にあり、時々痛みが起こり、鎮痛剤を飲んでます。)
→それに大統領の人物像をもう少し描いて欲しかったですね。どんな性格なのか、妻はどんな人なのか、息子、娘はいるのか?とか、ちょっとそこが残念ですね~(^^;
・テロリストのボス達がヘリから降りてミサイルのテストをする為に操縦士をミサイルで砲撃するシーンなのですが、どうして狩人達は気づかないのでしょうか? あれだけの大爆破にも関わらず、気づかないわけがないと思うのですが?(笑)
あと、偶然が起こりすぎる。
・大統領とオスカリが偶然出逢うのはまだいいんですが、どうしてケースボックスが置いてあったのか?それにオスカリの父親が仕留めた動物も入ってたし、ちょっと偶然過ぎ。それに、大統領がケースの中に閉じ込めるのはおかしいでしょ?いくらイカれたテロリストでも、ケースの中に入れなくても、大統領を何か縛りつけてそのまんま飛行機に乗せれば簡単なのに…(笑) 挙げ句の果てに、ヘリコプターがケースを取り付けて飛び立つ際にオスカリがギリギリ飛び付き、大統領を助ける・・・これを見て私はテロリストバカだな~って思いました(^^;
・大統領とオスカリがケースの中に隠れてそのまんまゴロゴロ転がり、川に落ちて、偶然、大統領が乗ってた飛行機の墜落現場に辿り着くのも偶然すぎ(笑)
・物語の終盤、ヘリに乗った警護官モリスと飛行機の脱出装置から脱出した大統領とオスカリが対面し、オスカリがモリスに矢を撃つシーンなのですが、どうして矢が届いたのか?今まで矢を射ることができなかったのに・・・(笑) あと、モリスに刺さると思いきや、刺さらず、その震動で心臓発作が起きて飛行機に墜落するってなんか、納得できない(笑)
・黒幕の黒幕は驚いたけど、後味が悪すぎる。
→大統領とオスカリがなんとか生還した後、本当の黒幕の正体が分かって、副大統領が気付くのですが、反撃にあって首を折られて、殺され、黒幕は「真実は闇の中だ」と言い、そのまま終ります。後味が悪い!!
他にも書きたいことがありますが、省略させて頂きます。
でも、アクションは良かったですw
長文失礼しました。m(__)m
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