ビッグゲーム 大統領と少年ハンターのレビュー・感想・評価
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少年ハンターとテロリストは同じ獲物「大統領」を狙っている。ただ、テ...
少年ハンターとテロリストは同じ獲物「大統領」を狙っている。ただ、テロリストは狩ることを目的に少年ハンターは守ることを目的としている。
少年ハンターは狩ることでは力を見せつけることができなかったが、守ることで強さを学び発揮していく。
結構壮大な
テーマなのに90分だとアメリカのTVドラマ(24とか)を見慣れているとあっという間感がある。
大統領の暗殺とか誘拐だよ?もっと大きな組織とかが敵じゃないと…とか、アメリカ政府側は何やってたの?とか思った。
あらすじを読んだら、違う期待をしてしまう(笑)
少年が大人顔負けの活躍をすると思って観たら、大火傷する作品です。
その期待をされるなら本作品は“違う”ので観ると腹が立ちますよ。
少年の成長とコメディ映画と思って観られるなら我慢できる位の作品だと思うので、そう言うのがお好きな方はどうぞ。
リアリティには欠けるけど…
まあ、リアリティは全くない映画てはありますが、展開も早くて終始引き込まれて観てしまいましたね。
時間も短かめなんであっと言う間に見終わるし、気軽に映画というエンターテイメントを楽しめる感じかな。
100%ありえないストーリーではありますが、それも映画の醍醐味ということで。まあでもよくこんなストーリーを思い付くもんだね。フィンランドにはこうした風習が未だにあるですかね。
景色がキレイで、それぞれのキャラクターが良かった
景色が良かったぁ~。少年ハンターのキャラクターも良かったし、本当に応援したくなった。大統領のヘナチョコぶりも面白ろかった。アクション映画との事でしたが、所々コメディタッチが面白かった。何も考えずに娯楽として観れる一本です。本当に景色がよかったわ。
おバカな二人の“究極”サバイバル
序盤は父と息子によるベスト・キッド風の展開だったのが、エア・フォース・ワンがフィンランドに不時着してからエクストリーム炸裂の作品\(^_^)/
主人公・オスカリが大統領をバスタブサイズのフリーザーに匿うと、上空から首謀者のヘリに宙吊り&誘拐され、ワイルドウィングやワイルドリバーを楽しみます。
渓流からフリーフォールされるとワイルドジャングルモードになり、間抜けにも飛行機に戻って合衆国へ救援を求めようとします。
しかし、首謀者は大統領を暗殺してだるま落とし式で政府高官になることが目的(要はクーデター狙い)なので、政府のスタッフは平和ボケして誰も気付きません( ・∇・)!!
そして案の定“忍法壁抜けの術”で首謀者が大統領の前に現れ(/´△`\)、ジャングル・ブックよろしくのハンターpowerなオスカリが、ホームアローンっぽい浅知恵で首謀者を仕留めてメデタシメデタシσ( ̄∇ ̄;)
変声期途中のオスカリと製作陣の中2病っぽさが全開で(笑)が堪えきれませんでした( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
なぜこんな大作風B級作品を松竹が買いつけて丸の内ルーブルで封切りしたのか、センスがハテナで仕方ありません。(;゜0゜)
サミュエル…は存じあげないので悪しからず。
獲物はデカい! 狩場は狭い!
謎の武装集団によって撃墜されたアメリカ合衆国大統領専用旅客機“エアフォースワン”。
森に不時着した大統領は、たまたま居合わせた狩人見習いの少年と共に武装集団から決死の逃走を図る!
という、なんとも威勢の良い設定のアクション映画。
乱暴に言ってしまえば『エアフォース・ワン』と『ダイ・ハード2』と
『ハンガーゲーム』(か『ランボー』)を足して10(笑)で割ったような映画でした。
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まあ色々とツッコミ所はある訳だが、一番の不満点はアクション映画としてのボリュームかしら。
まず大統領と少年が出会ってから次の見せ場になるまでがずいぶんと長い。
2人の友情を描くシーンは必要だと思うけど、眠くなる。
で、遂に大統領が敵に追い付かれ、少年ハンターが闘う覚悟を決め、
いよいよ怒濤のアクション開始ッ!と思ったら
冷蔵庫にしがみついて湖に落ちて飛行機に逃げ込んでドッカーンで あっれぇもうおしまい?
なんかあと2, 3つくらいアクション的な見せ場が足りない気がするんすけど。
威勢の良いタイトルに反してのこの食い足りなさは
学校遠足御用達の駄菓子“ビッグカツ”を想起させる(←させない)。
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大統領を演じたのはみんな大好きサミュエル・L・ジャクソン。
どの作品でもマザファカ言ってる気がするこの御代が
アメリカ合衆国大統領て。いやアメリカ合衆国大統領て(爆)。
まあ今回はいつもの1/100くらいしかマザファカ言わないし(結局言うのね)
人気は無いし弱いしで色々と情けない役なんだけど。
大統領よりも敵役のレイ・スティーヴンソンが一番カッコ良く撮れてるのが意図的なのかは分からないが、
“裏切り者のベテランSP”という設定はその動機も外観も含めてけっこう渋くて良い。
まあ屈強な見た目の割にはそこまでタフじゃない訳で、
彼にももっと強敵としての見せ場が欲しかった。
SPの裏切り、加えて政府内部の陰謀など(なんかデジャヴをバリバリ覚えるシナリオではあるが)、
話のスジに飽きずに観られる程度にはサスペンス要素もある。
だがそれよりこの映画は、オンニ・トンミラ演じる少年ハンターの成長譚にドラマの比重がかかっていて、
弓もマトモに射ることが出来ず心の奥では怯えきっている彼がだんだん勇ましくなる過程こそ一番の見所。
ツッコミ所は多かれど、大統領という獲物を手にして、父親に誇らしげに笑い掛ける少年の姿には、
まあ、ちょっとだけ、グッとくる。
あとは……
JB(ジェイソン・ボーン)ばりの近接格闘を見せる
JB(ジム・ブロードベント)が一番のサプライズかねえ(笑)。
てか黒幕残して終了だなんて、『2』も作るつもりなの、コレ?
絶対出ないと思うんだが……ちょっとだけ観たいと思っている自分がいる(笑)。
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以上!
これぞまさしくB級アクション映画ってな内容で、不満は多いのに不思議とキライにはなれない作品。
とはいえ高い劇場料金に見合うほどのボリュームは無いと思うので(苦笑)、DVDでの鑑賞をオススメします。
<2015.08.22鑑賞>
特筆すべきは特に無く。
良くある子供ヒーローとさえないオジサンの活躍劇。
サミュエルLジャクソンが出てるというだけ。
犯行に至る動機もよくわからず、アッサリな犯行。
ラストも。。。ある程度読めちゃうかなと。
あの人何なのというのはあるけど。
音楽は良かったかな。
さすがフィンランド。
まさにフィンランド合作映画という感じの珍怪作(誉めてます)。
痛快なのはアクションではなくアメリカ批判というのが面白い。
そもそも大統領がサミュエルって^^;どうゆう国なんだよ?って
思うことしきり。てっきりテロリスト方面だと思っていた自分
は、彼の何ともなヘタレぶりを見るにつけ、こんなんだったら
わざわざ山中で殺さなくても失脚するんだからほうっておけ~
とまで思ってしまった(あんな大掛かりなねぇ)作戦までも珍怪。
ただそんな荒削りな脚本&設定がハリウッド産ありきたり映画
になっていないところが爽快で、観終えた瞬間バカバカしさ高!
だいたい少年ハンター(オンニ君)の面構えが愉快。どうしよう?
と父親まで断念していた彼の腕前が「冷凍庫」登場の場面で炸裂、
やだ、コメディ映画だったのかしらと思ったくらい。(友人曰く、
父親の方も先代がそうしたんじゃないか?だって。笑~)早々に
テロリストの正体も発覚し、後は遭難した大統領と少年が頭を
振り絞って対抗する姿が(感動的に)描かれるはずだ、ハリウッド
ならば^^; しかしダラダラ…長い攻防戦(逃亡戦か)の末、少年
が放った弓矢がついに…!(ここ見せ場なんで、割愛しときます)
あまりの展開の緩さと豪華俳優陣の屈指の演技でバランス絶大。
どんな危機でも乗り越えられそうな勇気だけは今作から学べる。
(オレの獲物は大統領さ!の仁王立ちがサマになる少年オンニ君)
ご都合主義な展開
展開が結構無理あり。
偶然靴が見つかるのは許せるとしても、古い冷凍ボックスに防弾性能があったり、少年を振り落とすために低空飛行したり、かなり都合のいい展開。伏線も直球でわかりやすすぎる。
尺が短めだったのは救い。
強くなれ!!
御都合主義な場面も多かったですが冒険譚としては楽しめました。
残念だったのは、お父さんのサプライズ。
お父さん、それ八百長だから!!
13歳の子が一人でサバイバルは過酷だと思うけども、それでは息子を信じて行かせた事が半減してしまうじゃないか。
伝説の狩人というなら、もっと息子を信じきってあげて欲しかったな。
あとはラストの黒幕処理ですね。
スパッと綺麗に全部解決して欲しかった。
喉に魚の小骨が刺さってる感じです。
世代を超えた友情とか好きな方なので大統領と少年の奇妙な絆は見てて微笑ましかったです。
今の大統領がオバマさんじゃなかったら誰が大統領役やってたのかな?とふと思いました。
子供が何かに挑戦する時に後押ししてくれるような映画だったと思います。
当代ジュブナイルの佳作!
純粋に「楽しい」という点で、「ジュラシック」よりも「Mi」よりも上、今夏一番の一本。
小骨が気になって、魚自体を「不味い!」というような方にはお勧めしないが…苦笑
「グーニーズ」+「ランボー」のバディ・ムービーと言ったらわかりやすいだろいうか?
観ている間の感覚は「ダイハード」を初めて観た時を思い出させた。
そんな高揚感が一番印象に残り、程よい緊張と脱力のテンポが童心に帰ったように楽しめた。
「ジョーズ」の周年記念盤の特典で、原作者が言っていた…
「酸素ボンベが爆発するわけがないんだよ、本当は。でも、観客がそこを気にすることがなかったのは…」
「物語に圧倒的に引き込まれていたからなんだよ」
決してハンサムではない主役の少年の。いい意味での「イモ臭さ」と。
あなたホンとに仕事に対する嗅覚と、芸達者振りが半端ないよな…なL・ジャクソンの配置配役も見事。
息子と一緒に、素直に楽しみたい隠れた名作。
中途半端なコメディでした。
暇つぶしに観る映画としては楽しめます。コメディタッチなので無理筋な部分には目をつぶりましょう。コメディならもっと破天荒な方がいいし、ストーリーが複雑化してもいいと思いますが、これはこれでも仕方ないかもしれません。安上がりのCGですが違和感はありません。まあ見に行っても大丈夫です。
やるね!ヤルマリ・ヘランダー監督。
サミュエル・L・ジャクソンが
好きなので、鑑賞。
導入から
北欧フィンランド山岳地帯の
壮大な自然が映し出される。
大スクリーンでの光景に息を飲む。
音楽も雄大で素敵。
丁寧なカメラワークだし、
大統領のエアフォースワンも
リアリティあるし、
爆撃シーンも大迫力。
撮影手法もVFXも、
きちんとお金もかけている。
低予算のB級映画だろうと
勝手に思っていたから、
ちょっと以外。
いい意味で裏切られ、
前半からワクワク。
ダメダメという珍しい設定の大統領に、
大人になりたいけど認められない少年。
そんなおざなりなキャラの対比が、
実に 分かりやすい。
コミカルなサミュエルも楽しいし、
フィンランド人の少年役
オンニ・トンミラが、
とても存在感があって良かった。
撃ち落とされた エアフォース1から
脱出した大統領を
ジャングルで13歳の少年が助ける。
テロリストから逃げるサバイバルの中で
だんだん絆が生まれる。
話の展開もいたってシンプルで、
頭を使わないで入り込める。
エンタメはこうでなくっちゃね。
監督が観客をきっちり
楽しませようとしている姿勢には
とても好感がもてる。
ヤルマリ・ヘランダー監督は
若干2本めの新人。
デビュー作である異色の
クリスマス・ホラー・ファンタジー
「レア・エクスポーツ」で
国際的に注目を集めた人らしい。
フィンランド映画界、期待の星だ。
ちなみにこの映画にも
オンニ・トンミラ少年が
出てるみたいだから、
ビデオでチェックしたいな。
とにかくこういう映画は
ツジツマなんてどうでもいい。
91分という手頃な尺で、
ポップコーンを頬張りながら、
笑ってドキドキして
意外なオチに驚いて
ちょっとだけジーン。
親子で観るのも、
カップルで観るのも良し。
万人が楽しめる
良作なエンタメだよ。
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