「偶然が起こりすぎてる。」ビッグゲーム 大統領と少年ハンター ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)
偶然が起こりすぎてる。
サミュエル・L・ジャクソンが主演と知り、すぐに鑑賞。
大統領とハンター少年が大統領を狙うテロリストから逃げます。
アクションも凄いし、奇妙なコンビだし、互いの掛け合いも面白かったし、意外な黒幕の正体も予想外でした。(^^)
しかし、色々と気になる所が多々ありました。一言で言うと、偶然が起こりすぎてます(^^;
その前に、気になる点から書きます。
・物語の最初、大統領ではなく、黒幕の警護官の話が軸になってる。
→辞職する警護官が悪い奴だと最初から分かってましたが、テロを起こした動機の理由が浅い。もうちょっと詳しく話してくれれば良かったのでは? (この警護官は前に大統領を庇って自ら銃弾を受けて、硝子の破片が心臓付近にあり、時々痛みが起こり、鎮痛剤を飲んでます。)
→それに大統領の人物像をもう少し描いて欲しかったですね。どんな性格なのか、妻はどんな人なのか、息子、娘はいるのか?とか、ちょっとそこが残念ですね~(^^;
・テロリストのボス達がヘリから降りてミサイルのテストをする為に操縦士をミサイルで砲撃するシーンなのですが、どうして狩人達は気づかないのでしょうか? あれだけの大爆破にも関わらず、気づかないわけがないと思うのですが?(笑)
あと、偶然が起こりすぎる。
・大統領とオスカリが偶然出逢うのはまだいいんですが、どうしてケースボックスが置いてあったのか?それにオスカリの父親が仕留めた動物も入ってたし、ちょっと偶然過ぎ。それに、大統領がケースの中に閉じ込めるのはおかしいでしょ?いくらイカれたテロリストでも、ケースの中に入れなくても、大統領を何か縛りつけてそのまんま飛行機に乗せれば簡単なのに…(笑) 挙げ句の果てに、ヘリコプターがケースを取り付けて飛び立つ際にオスカリがギリギリ飛び付き、大統領を助ける・・・これを見て私はテロリストバカだな~って思いました(^^;
・大統領とオスカリがケースの中に隠れてそのまんまゴロゴロ転がり、川に落ちて、偶然、大統領が乗ってた飛行機の墜落現場に辿り着くのも偶然すぎ(笑)
・物語の終盤、ヘリに乗った警護官モリスと飛行機の脱出装置から脱出した大統領とオスカリが対面し、オスカリがモリスに矢を撃つシーンなのですが、どうして矢が届いたのか?今まで矢を射ることができなかったのに・・・(笑) あと、モリスに刺さると思いきや、刺さらず、その震動で心臓発作が起きて飛行機に墜落するってなんか、納得できない(笑)
・黒幕の黒幕は驚いたけど、後味が悪すぎる。
→大統領とオスカリがなんとか生還した後、本当の黒幕の正体が分かって、副大統領が気付くのですが、反撃にあって首を折られて、殺され、黒幕は「真実は闇の中だ」と言い、そのまま終ります。後味が悪い!!
他にも書きたいことがありますが、省略させて頂きます。
でも、アクションは良かったですw
長文失礼しました。m(__)m