「インド映画にハマるきっかけとなった作品」マダム・イン・ニューヨーク ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
インド映画にハマるきっかけとなった作品
今から10年前の2014年、映画館で観た作品です。
以来、PK、きっとうまくいく…など、インド映画にたいする偏見を払拭してくれて、色々なインド作品を観るきっかけとなった最初の作品です。
当時50歳とは思えないシュリ・デビの美しさに感動し、その後4年で亡くなるという、まさに美人薄命を体現した、本当に素敵な女優さんでした。日本の少女マンガに出てくるような、目が大きくて、瞳の中で星がキラキラ輝いてるような、そんな素敵な女優さんが、家族に軽んじられる、フツーの専業主婦役なんて違和感はありましたが、ただ年齢を重ねた女性の悲哀は、世界共通なのかなとも思いました。
カナダは移民国家ですが、一番多いと感じるのはインド人で、やはり古いカースト制度から逃れるために留学生としてやってくる人が多い印象です。しかも、ちゃんと公立カレッジに行き、長いワークビザをゲットして知的な職業を目指しています。
この作品のシュリデビの役柄は、自尊心を保つためにニューヨークへ留学する、というチャレンジングな主婦ですが、実際インドの公用語は英語なので、英語ができないインド人は見たことがありません。まぁ、昔のオバさんっていう設定なんでしょうけど。
原題はEnglish Vinglish …。私もたまに発音を聞き直されるJapanglish を話すし、確かにインドや中東の英語はちょっとわかりにくいかな。こないだはフィリピン人の「カーピー、カーピー」っていう英語が分からず、文脈でcoffee のことかとみんなで確認しましたw。
ついこの前までカナダの子どもたちに日本語を教えてましたが、やっぱり語学なんてコツコツやらない子は身につかないし、なんで日本語を学びたいかっていう動機がなければ、学ぶ意欲は生まれないものです。
日本の学生は大学入試のために英語をやらされていますが、やっぱり英語でコミュニケーションを取れるって楽しいな、世界中で共通言語として話されていて、色んな国の人たちと意思が疎通できるのは、素晴らしいなと思えないと意味がないですね。
最近、日本が外国人に荒らされている、というニュースに胸を痛めています。もっと日本の良さを伝えたり、理解してもらいたいのですが、いかんせん日本語は難しすぎて、教えるのが大変です。もっと多くの方に観ていただきたい作品です。
琥珀糖さん、コメントありがとうございました。
さすがレビュー4桁組、お仕事が早くていらっしゃる…。日本や韓国も女性たちの環境は似ていますから、きっと刺さる作品ですよね。琥珀糖さんのレビューが読めて、嬉しいです!
9年ぶりに配信で見ました。
良い映画でした、主人公のシャシさんの焦燥みたいな
「私は人間なのよ、女である以前に」
そんな声が聞こえてきました。
ちっともさえないレビューですが、読んでいただけたら
うれしいです。
琥珀糖さん、お返事ありがとうございました。
琥珀糖さんのレビューが読みたかったです。きっと同じように女性が低く見られることなどの、鋭い視点を伺いたいです😭…。
周りのインド人って結構冷静だけど優しい人が多くて、どんどん国際的になってると思いますから、最近のインド作品も観たいですね。実際にはどう社会が変わっているのか、確認したいです。
かえってこちらこそ、すみません。
「マダム・イン・ニューヨーク」は、以前いた
レンタルビデオのサイトの時にみました。
語学が出来ないと、低くみられるインド社会の厳しさを
知りました。
そうですね。
この映画のような暖かさやユーモアのある映画はいいですね。
違うかよしれないけれど、
昔観た「グリーンカード」も、悲喜交々で面白かったです。
税関で強制送還されるような映画も最近は多いですね。
観てて落ち込みますから、明るいラストが良いですね。
琥珀糖さん、なんだかかえってお気遣いさせてすみません。
琥珀糖さんのレビューが見当たらずお返事できなくてすみません。ご覧になってないワケないですねw
この作品は国際的に生きる以前に考えさせられることが多かった作品で、終始色んな感情が揺さぶられました。最近こういう作品に飢えてます😭…
こんにちは
お昼の14時過ぎでしょうか?
私は夜中に目が覚めて、起きて書いています。
「帰ってきたあぶない刑事」に共感&コメント、ありがとうございます。
70代の男性が主役を張ってて、しかもそこそこヒットしたって
びっくりだし、嬉しいですね。
この「マダム・イン・ニューヨーク」はマダム役の女優さんが
本当に綺麗で、しかも直ぐに亡くなったと聞き驚きました。
流石にゆ〜きちさんの、国際的な英語のお国事情・・・。
国際色豊かで、楽しいです。
お返事をありがとうございました。
私が南米にいたのは1990年代なので、今のゆ~きち様の状況と違うと思いますが、日本は南米に比べて軍事政権・クーデター・インフレ等がなく、治安もよく、当時はまだバブルの名残もあり、日本人と結婚して日本で安定した生活の中でお金稼ぎをして家族親族を養いたいので、一生懸命、男女ともアピールしていました。
世界の教育に関しての見識はないので、あくまで私の周りでの話です。
ある家族は、初等教育(小学校~高校位まで)は日本で基礎を身に着け、高等教育(高校以上大学・大学院)は、海外の大学・機関や実際に役に立つ知識等が得られる大学・機関へのステップアップを狙っています。中には、親族の出世頭として、親族からお金と期待を背負わされて子どもだけが送り出されて親類に預けられていた子もいて、心配です。”日本語が使える”のも、就職に有利になるのだそうです。
女子の学びに制限がかかる国もあるらしく、日本だと学べるので、わざわざ連れてきたと親に言われたという子もいます。
他は、親の仕事の都合(大使館や会社の駐在員、祖国と日本間の会社を経営他)で日本で勉強している子もいますし、両親のルーツが違うダブルと言われるタイプの子もいます。日本で暮らしたと思えば、祖国で暮らしたり、別の国で暮らしたり、親の都合に振り回されています。
また、在留資格を得るために日本の高校に子を入れる親もいると教員が嘆いていました。日本語を習得する気もない子どもたちは、当然学校に足が向かなくなり、退学。他へ移るを繰り返しています。
ある保護者は、教育方法の違いについて話してくれました。日本では、子どもがやる気がなくて学習習得が上手くいかないことも、教員の責任となりますが、某国では、授業中立ち歩いてもほっとかれて、授業だけが進んでいくのだそうです。まあ、日本の教員が課されているものが他国に比べて多いというのはよく指摘されることですが。
映画『僕の帰る場所』が、彼らのおかれている状況を理解するのに、役に立つかもしれません。”難民”としてくるほどではないけれど、他の国から見たら、日本は努力が叶う国に見えるのかもしれません。
日本ではないけれど、
『おじいちゃんの里帰り』、『約束の旅路』や『少女は自転車に乗って』他の映画もお勧めします。『約束の旅路』はちょっと特殊ケースですが。
こちらこそお付き合い頂きありがとうございます♪
私の周りには、変わった方はいませんが、街中で必ずウインクをされます。笑
ベランダからゴミを捨てるとは中々の荒技笑
一生分かり合えないと思うので距離を取るのが良いですね!
Riri さんの周辺に意味わからない外国人いませんか?
ウチのマンションにもベランダからゴミを捨てる中国人がいましたが、外国人は所詮分かり合えないものです。私も日々、忍耐ですw
とみいじょんさん、お返事ありがとうございました。
正直、カナダ在住邦人は苦手なのですが、確かに日本人はイメージいいですね。たまに日本語でナンパされるんですが、日本人って軽いと思われてるんでしょうかw
日本の教育には否定的ですが、なんだかんだ知的で信頼できる国民性を育てているかもしれません。
お返事ありがとうございました。
日本の小中高で非常勤勤務していました。
私の担当していた地域(23区内)は、クラスに5,6人は日本国以外のルーツを持つ子どもがいます。
バイリンガル・トリリンガルと言えば格好良いのですが、どの言語も完全にマスターしきれてなくて、友達の会話についていけなくて、困っている子も多いです。
また、いろいろな制約で、友達と同じことができなくて、泣いている子も多いです。
もっと心配なのが、親も子も、日本でうまくいかなければ他の国へ、他の国でうまくいかなければ、また日本へと言う渡り鳥。子どもはどうアイデンティティを形成すればいいのか。
かつ、もう一つ。
南米では、南米人相手に荒稼ぎしてUSAやカナダに渡ろうとする人達に間違われて、嫌な思いもしました。日本人だとわかると親切になるのですが。日本は日系人を始めとして、南米に根付こうとしているから信頼関係を壊すような商売は行わない。
どう生きるかなのだと思います。
とみいじょんさん、お返事ありがとうございました。
南米は独特ですからね。カナダにもたくさん南米大陸出身がいますが、本当に人それぞれというか、仲いい人と全く合わない人がいます。
カナダに住むと国のステレオタイプのタガが外れて、結局いい人にはいい人が集まります。日本も移民に慣れないいけない時期かもしれません。
お返事ありがとうございました。
私が、南米で暮らしたときは、皆親切で私のために何ができるかと親身になってくれました。親身になってくれすぎて、子ども扱いされて…。そんな彼らの親切に、感謝するとともに、腹が立ったり、”できるところ”を見せようと背伸びしたり。マウント合戦のようになってしまいました(笑)。南米は、子どもと大人の食事の席が分かれているように、できることとできないことが違いますから。”責任”とれない者は管理下に置かれますし。
かと思うと、書類をちゃんと見ないで、ホテルにチェックインを断られそうになることも。言葉が拙くても、ジェスチャーで先方の判断ミスを撤回させましたけれど(笑)。
そんなエピソードも、今では良い思い出です。
Riri さん、こちらこそコメントありがとうございました。
カナダに住んでいるインド人はマイペースであんまり愛想が良くなくて、ルールとかを気にしない自由人が多いので、作品があんなに感動的なのが、実はちょっと不思議ですwww
とみいじょんさん、こちらこそお返事ありがとうございました。
私も海外で誰にも頼れず暮らしてみると、本当に心細くなるほど何もできませんよ。英語も理解しないまま相槌打っちゃうしw。 何もできないと謙虚に生きた方が、みんなに優しくしてもらえます♪
りかさん、お返事ありがとうございました。
そういえば、日本はあまり大女優ときいてピンとくる人が思いつきませんね。吉永小百合さんも確かに過大評価かもしれません。
こちらこそ共感とコメントありがとうございます。
本当に知的な方は、知識は無限にあることを知っていますからね。
とはいえ、やはり人格でしょうか?
私なぞは、本当に知的とはいいがたいし、人格ができていないので、わずかな知識をひけらかす人にはマウントとりたくなってしまいます(笑)。
こちらには吉永小百合さん?
申し訳ないですが、お若い頃はキュートでしたが、周りも悪いからでしょうが、変な作品ばかり、同い年の男優と父娘ですし、少し前の作品で小学生を持つ母親、あり得ないです。びっくり‼️です。
りかさん、こちらこそコメントありがとうございました。
この作品上映当時はインドの藤原紀香と日本で評判でしたーw
子役から活躍された国民的スターなら、吉永小百合さんレベルの大女優だったんでしょうね。つくづく惜しい方を亡くしました。
おはようございます😃
共感コメントありがとうございます😊
本当に素敵な方で楽しませていただいて他作品にも興味が湧き、と
思っていたら。本作以前から子役から活躍された国を代表する俳優だったそうですね。
活動写真愛好家さん、コメントありがとうございました。
インド映画、長い作品が苦手だと敬遠しがちですが、ロマンスあり、アクションあり、ギャグあり、感動あり…で、全部乗せな欲張りにはピッタリですwww
ミカさん、こちらこそコメントありがとうございました。
留学仲間ですね!私も10年前に観ただけですが、今だに記憶に残る作品でした。
カナダ在住2年近く経ちますが、今だに聞き取れないこともあり、その悔しさ込みで楽しんでます
大粒まろんさん、こちらこそコメントありがとうございました。
あんなに美しくて可愛らしい奥さんを小馬鹿にした夫に、余計にムカつきましたねwww
美人ってやっぱり得ですね!
コメントありがとうございます。約10年前の作品ですが、かなり流行った記憶あります。特に年配女性。私も英語留学に行く予定で、行く前に英語学習してます。スクール迷いますね。英語コーチングしてみようかと思っています。
きりんさん、素敵なエピソードありがとうございます。
もはや日本も国際的な国になりましたね。私の実家周辺も中国人、インド人、クルド人…様々な国籍がいるし、流暢な日本語でコンビニで接客している外国人をこっそり尊敬してますwww
シェアハウスのオーナーもleave の過去形がleaved だったり、受け身の文法間違ってましたが暮らせてます。
ゆ〜きちさん
共感ありがとうございました。
英語が使える地域や門前町には世界中から移民や出稼ぎの人が集まって来ますよね。
僕の実家のあたりには、香港人やインド人がけっこう集まってテーラーや質屋をやっていました。
そんなこんなで彼らを見慣れてはいたので、インドからのホームステイのおばちゃんを我が家に一泊させたことがあったのですよ。
ところが「あれ?この人ドイツ語なの?」と思うほどの なまりのある英語でまったく聞き取れず、腰抜かしました。
ゆ〜きちさんとおんなじですねぇ(笑)
ちなみに製糖工場Sugar Factoryは
「しゅーがるぱくとり」と言います。
受けるわが方も、もう文法なんてお構い無しで。知っているあらん限りの単語でやり合った2日間でした。
それでいいのだ。