「どSでもオフィスラブでも無かった。」クローバー みくかっぱさんの映画レビュー(感想・評価)
どSでもオフィスラブでも無かった。
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ドS押しだったわりに、主人公がかなりの強気な現代の若者の性格。Sには、Mがこないと引きたたないと思います。Sだと言う上司に自分のミスを棚に上げ、面と向かってあれだけ物申せる新人って。オフィスラブに見えないのも、仕事以前の接遇レベルの注意で終始しているから。学校の先生と生徒と作中でも言っていた通りにしか見えません。最後のクローバーも今一つわからず。草原で数ある草の中から捜すのではなく、他人に渡すはずの花束の中のクローバーで良いって事なのかしら?
胸キュンも無かったですが、笑顔が売りの大倉さんが、頑張って無表情で上司を演じているのには好感がもてました。武井さんは表情豊かに女心の移り変わりを見せるのは、さすがでした。ただ、いつも大人ぽい役が多いのに、今回は年相応に見えてしまい社会人としての落ち着きを感じられなかったのが残念でした。突っ込みどころは満載ですが、最後のエンドロールの楽しそうな表情がすべてを丸く納めてくれて満足感はありました。
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